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実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典

implant

別表記:インプラント

「implant」とは

「implant」は、英語の語彙で、主に医療分野で使用される体内物質挿入する行為、またはその挿入される物質そのものを指す。例えば、歯科治療における歯科インプラントや、形成外科における乳房インプラントなどがこれに該当する

「implant」の発音・読み方

「implant」の発音は、IPA表記では /ɪmˈplænt/ となる。カタカナ表記では「イムプラント」と読む。ただし、日本人発音する際は「インプラント」となることが多い。また、「implant」は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「implant」の定義を英語で解説

「implant」は、英語で「to insert or fix (an object or a device) surgically into a part of the body」と定義される。これは、「(物や装置を)体の一部外科的に挿入または固定する」という意味である。

「implant」の類語

「implant」の類語としては、「insert」や「embed」などがある。「insert」は「挿入する」という意味で、「embed」は「埋め込む」という意味である。これらは「implant」が持つ「体内物質挿入する」という意味合い同様の概念を表す。

「implant」に関連する用語・表現

「implant」に関連する用語としては、「prosthesis」や「transplant」などがある。「prosthesis」は人工的に作られた体の部位指し、「transplant」は他の生物から取り出した器官組織を他の生物移植することを指す。

「implant」の例文

1. She had a cochlear implant to improve her hearing.(彼女は聴力向上させるためにコクレアインプラントを受けた。)
2. The dentist suggested an implant to replace the missing tooth.(歯医者欠損した歯を補うためにインプラント提案した。)
3. The surgeon implanted a pacemaker in his chest.(外科医彼の胸にペースメーカー埋め込んだ。)
4. The implant procedure was successful.(インプラント手術成功した。)
5. The implant is made of biocompatible material.(そのインプラント生体適合性材料作られている。)
6. Implants can greatly improve the quality of life.(インプラント生活の質大幅に向上させることができる。)
7. The patient rejected the implant.(患者インプラント拒否した。)
8. The implant was removed due to complications.(合併症のためにインプラント取り出された。)
9. The implant is designed to release medication slowly.(そのインプラント薬物ゆっくりと放出するように設計されている。)
10. The implant is expected to last for ten years.(そのインプラント10年持つと予想されている。)

デジタル大辞泉デジタル大辞泉

インプラント【implant】

読み方:いんぷらんと

移植の意》臓器疾病外傷によって機能喪失した欠損したりした場合、その機能回復させるため生体内埋め込む器具材料のこと。特に、顎骨(がっこつ)に人工歯根埋め込こんで、歯を回復させる治療法また、その人歯根をいう。インプラントの上装着する人工歯まで含めていう場合もある。→デンタルインプラント


がん情報サイトがん情報サイト

インプラント、移植

【仮名】いんぷらんと
原文】implant

人工臓器として、あるいは治療診断のために体内入れ物質物体

ウィキペディアウィキペディア

インプラント

(implant から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/22 21:41 UTC 版)

インプラント: implant)とは、体内に埋め込まれる器具の総称である。

医療目的で広く行われ、失われた歯根に代えて顎骨に埋め込む人工歯根(デンタルインプラント)、骨折リウマチ等の治療でを固定するためのボルトなどがある。

心臓ペースメーカー人工内耳の埋め込み部分のように電力が必要なインプラントもある。通常の機械のように有線での電力供給はできず電池交換も難しいため、電磁誘導や長寿命の原子力電池などが使われる。

美容目的、特に豊胸目的で乳房に埋め込むインプラントや胸、脹脛、腹部など筋肉のインプラント、ファッション目的や性具として下や粘膜下に埋め込むインプラントもある。

諜報目的で埋め込まれるものも確認されている。

デンタルインプラント

う蝕(虫歯)や歯周病などで歯を喪失したあとに、チタン製あるいはチタン合金製の支柱を顎の骨に埋め込み、それを土台として歯を修復する治療をデンタルインプラント治療といい、使用されるチタン製あるいはチタン合金製の支柱をデンタルインプラントという。骨の中に埋め込んで用いるという点では、関節の再建や骨折の固定に用いられる各種整形外科インプラントと同じカテゴリーに属し、学術的にこれらは骨内インプラントと分類されている。最近では、デンタルインプラントを単にインプラントと呼ぶ名称も一般化している。デンタルインプラントの同義語には、口腔インプラント、歯科インプラント、人工歯根などがある。インプラント治療(ここではデンタルインプラント治療をそう呼ぶ)は、従来の取り外し式の義歯やブリッジと比較して、機能的、審美的に優れていること、周囲の歯を削ったりする必要がないことなどの利点が挙げられる。最新(2009年、2011年)の統計では、日本でも30歳以上の成人において、50人に1-2人が治療をうけている一般的な歯科治療法[1][2]となっている。

インプラント治療

一般的な治療の流れは、インプラントを骨の中に埋め込み、インプラントと骨が十分に接着するのを待ってから、その上部に歯を作成する。インプラントと骨が接着する過程を骨結合とよび、通常は、2-6か月を要する。インプラントを埋め込む前に骨を増やす手術などが必要な場合には、1年以上待つこともある。

外科手術が必要であり、事故や合併症のリスクがあることが報道でも取り上げられ、インプラント治療の安全性の確保に対する意識が高まっている。インプラント治療の成功の鍵を握る一つの重要な条件は、インプラントと骨が十分に接着し、インプラントがあごの骨の中で動揺することなく安定することであるが、その安定が得られず失敗に終わることも相当数ある。失敗の確率は、症例の難易度や患者の骨の状態などによって異なり、比較的簡単な症例でも8-9%程度、難しい症例では10-15%以上に及ぶこともある。[3][4][5][6]

インプラントの光機能化

近年、インプラント治療を大きく進歩させる潜在性をもつ技術「インプラントの光機能化」が開発され、臨床応用も急速に広まっている。インプラントの光機能化とは、チタンあるいはチタン合金製のデンタルインプラントや整形外科用の各種インプラントを、使用前に、適正な条件の光で処理することにより、インプラントが骨と接着する能力や周囲に骨を造る能力、いわゆる骨結合(オッセオインテグレーション)能力を飛躍的に高める技術である。この現象、効果、ならびにメカニズムは、UCLA歯学部の小川隆広教授により発見された。近年[いつ?]の研究では、光機能化により、インプラントの成功率の向上、接着に要する期間(歯を作成するまでの期間)の短縮、より侵襲の少ないインプラント(例えば短いインプラントを使うことができれば外科的合併症のリスクは減る)の使用の拡大を示唆する結果が得られている。インプラント治療の安心と安全を向上させる技術として大きく期待されている(詳細はインプラントの光機能化の項を参照)。

脚注

  1. ^ 安藤 雄一; 高柳 篤史; 神 光一郎 (2009). “わが国におけるインプラントの普及状況 ~歯科疾患実態調査と医療施設静態調査による実態把握~” (PDF). 年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業研究事業). https://www.niph.go.jp/soshiki/koku/oralhealth/juq/jyukyu/docu21/docu21_12.pdf. 
  2. ^ 平成23年国民生活センター歯科調査
  3. ^ Melo, Maico D; Shafie, Hamid; Obeid, George (2006). “Implant survival rates for oral and maxillofacial surgery residents: a retrospective clinical review with analysis of resident level of training on implant survival”. Journal of oral and maxillofacial surgery : official journal of the American Association of Oral and Maxillofacial Surgeons 64 (8). PMID 16860207. 
  4. ^ Bryant, S Ross; MacDonald-Jankowski, David; Kim, Kwonsik (2007). “Does the type of implant prosthesis affect outcomes for the completely edentulous arch?”. The International journal of oral & maxillofacial implants 22 Suppl: 117-39. PMID 18437794. 
  5. ^ Klokkevold, Perry R (2007). “How do smoking, diabetes, and periodontitis affect outcomes of implant treatment?”. Int J Oral Maxillofac Implants: 173-202. PMID 18437796. 
  6. ^ Aghaloo, Tara L; Moy, Peter K. (2007). “Which hard tissue augmentation techniques are the most successful in furnishing bony support for implant placement?”. The International journal of oral & maxillofacial implants 22 Suppl: 49-70. PMID 18437791. 

参考文献

  • 朝倉勉『歯科治療なんでもブック ここまで進化した最先端の歯科医療』現代書林、2017年3月。 ISBN 978-4-7745-1617-2 




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