出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/20 10:27 UTC 版)
| グレープフルーツ | |
|---|---|
| grape fruit | |
| ジャンル | 少女漫画雑誌 |
| 読者対象 | 女性 |
| 刊行頻度 | 季刊、隔月刊(偶数月10日発売) |
| 発売国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 定価 | 680円 |
| 出版社 | 新書館 |
| 発行人 | 坂本洋子 |
| 刊行期間 | 1981年(VOL.1) - 1988年(VOL.39) |
| レーベル | ペーパームーンコミックス |
『grape fruit』(グレープフルーツ)は、かつて新書館が発行していた、少女漫画を中心とする雑誌(ムック)。『ペーパームーン』別冊号として、1981年7月に創刊。第2号より第5号まで季刊。第6号から隔月刊・偶数月10日発売。1988年発行の第39号をもって休刊した。
カバーつきの豪華仕様で、最初のページにのり付けされた折り込み式のポスターがついていることもあり、続けて、著名作家により描かれたテーマ別イラストが数ページ掲載されていた。 バックナンバーが常に大書店に取りそろえてあり、第2号以降の号は、比較的容易に入手可能な状態で販売されていた。 第3号、第4号では、急逝した漫画家、 花郁悠紀子の追悼記事が組まれていた。
別冊に、『ヒロイン&ヒーロー』(1984、1988)がある。1984年版は「歴史」をテーマにした増刊号であった。1988年版は「愛の伝説篇」と題した増刊号で、本誌の番外篇なども掲載された、事実上の最終号であった。構成は本誌とほぼ同じであった(1988年版はカバーつきであった)。
花の24年組によるものが多い。
『プチフラワー』(小学館)の執筆陣とも、大幅に重なる[2]。
(grapefruit から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/21 09:06 UTC 版)
| グレープフルーツ | |||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Citrus aurantium L. Grapefruit Group (2017)[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| グレープフルーツ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| grapefruit |
| 100 gあたりの栄養価 | |
|---|---|
| エネルギー | 138 kJ (33 kcal) |
|
8.41 g
|
|
| 糖類 | 7.31 g |
| 食物繊維 | 1.1 g |
|
0.10 g
|
|
|
0.69 g
|
|
| ビタミン | |
| チアミン (B1) |
(3%)
0.037 mg |
| リボフラビン (B2) |
(2%)
0.020 mg |
| ナイアシン (B3) |
(2%)
0.269 mg |
| パントテン酸 (B5) |
(6%)
0.283 mg |
| ビタミンB6 |
(3%)
0.043 mg |
| 葉酸 (B9) |
(3%)
10 µg |
| ビタミンC |
(40%)
33.3 mg |
| ミネラル | |
| カリウム |
(3%)
148 mg |
| カルシウム |
(1%)
12 mg |
| マグネシウム |
(3%)
9 mg |
| リン |
(1%)
8 mg |
| 鉄分 |
(0%)
0.06 mg |
| 亜鉛 |
(1%)
0.07 mg |
| マンガン |
(1%)
0.013 mg |
| 他の成分 | |
| 水分 | 90.48 g |
|
|
| %はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: USDA栄養データベース |
|
グレープフルーツ(学名:Citrus x paradisi、英: grapefruit)はミカン科(APG分類のミカン科)の中高木[4]。あるいはその果実。またトローニャ(toronja)やパンプルムース(pamplemousse)と呼ばれることもある。柑橘類としては大きめの果実で、果肉の色からルビー、ホワイト、ピンクの種類があり、食味は甘味と酸味とほのかな苦味がある。
亜熱帯を原産とする柑橘類である。ザボン(ブンタン、英名:pummelo、学名:Citrus grandis)とオレンジ(学名:Citrus sinensis)が自然に交配したものであり前者の特徴を多く受け継いでいる。
1750年代に、西インド諸島のバルバドスで発見されたものが最初とされる。19世紀のはじめに種子の状態でアメリカのフロリダ地域に持ち込まれ、それからカリフォルニアやテキサスなどに広まり、世界各地に広まっていったという[4]。19世紀の後半までは主に観賞用として栽培されていたと言う説が有力である。
グレープフルーツの木は、常緑樹であり5 - 6メートル (m) の丈のものが多く見られるが、成長を続ければ13 - 15 mにもなる。その葉は15センチメートル (cm) ほどの長さで細長く、花は5 cmほどの大きさで白く4枚の花弁がある。果実は10 - 15 cm、重さ400 - 500グラム (g) ほど[5]の大きさをもつ黄色い球形で、ザボンの遺伝子形質をもつとされる[5]。中の果肉がルビー、ホワイト、ピンクのものがあり、果皮の色も果肉によって異なる[5]。
果肉は柔らかく、汁が多く、淡い苦味がある[4]。(ほろ苦さの主成分はナリンギンなど)。主にノートカトンとチオテルピネオールに由来する、特有の香りがある。
グレープフルーツは様々な種類があるが、例えば「ルビー」などのように果肉の色で呼び分けるのが一般的である。 品種は多くあるが、主に果肉は「マーシュ」というホワイト系のものと「ルビー」というピンク系のものがある。ルビーは酸味が少なく甘い。その他、多くの品種がある[3]。
英語の「グレープフルーツ(grapefruit)」という呼称は、1800年代につけられた。これは、この木の果実が小枝に3から10ほどの房状に、まるでグレープ(grape、ブドウ)のように木になるので、そう呼ばれるようになったとされる[4]。
1830年代にザボン(英名はシャドック (shaddock))とは別の種と考えられていて、1950年代になるまで、自然交配の結果によって生まれた種であるとは認識されていなかった。学名をCitrus paradisiとされたが、その後、学名は雑種を示すCitrus × paradisiに変更された。(なお多くの辞書や百科事典で現在でも「学名:Citrus paradisi」と「×」無しの名称が掲載されている。)
セミノールやミネオラ (minneola) は、グレープフルーツにタンジェリンを掛け合わせることで作出された。オロブランコ(スウィーティー)とメロゴールドは共にグレープフルーツの4倍体に無酸ブンタンをかけあわせる実験によりカリフォルニア大学リバーサイド校柑橘類栽培試験場の名誉教授ジェームス・W・キャメロンと同校の教授で遺伝学者のロバート・スーストらがメロゴールドと共に作出した。
生で食べる場合、半分にカットして専用のスプーン(グレープフルーツ・スプーン)で食べる方法がある。なお、グレープフルーツを切断するときにも、グレープフルーツの切断に特化した専用のナイフ(グレープフルーツナイフ)を用いることがある。
甘さや酸味の他に「ほろ苦さ」があるのが特徴で[5]、このほろ苦さが好きだという人と、この苦みが好きでないという人がおり、苦手な人の中には生食の際に砂糖をまぶして食べる人もいる。
また、絞り汁はグレープフルーツジュースとして飲まれる。グレープフルーツ専用の搾り器もある。カクテルやサワーの材料にも用いられ、グレープフルーツ果汁入りの市販のアルコール飲料も多種類売られている。大塚食品の炭酸飲料のMATCHにもグレープフルーツ果汁が入っている。
グレープフルーツの種からは抗菌成分が抽出できる。 なお市販の食用のグレープフルーツの種の発芽率は高く、土に埋めておけば比較的簡単に発芽する。
グレープフルーツには、フラボノイドが多様に含まれている。グレープフルーツやグレープフルーツジュースが、体重減少に効果があったと研究論文が発表されている[6]。2011年には、グレープフルーツの芳香に含まれるヌートカノンに肥満抑制作用、運動持久力向上効果が見られるというラットの研究が、花王生物科学研究所より発表されている[7]。
グレープフルーツの果肉に含まれるフラノクマリン類は、様々な医薬品と相互作用(干渉し、意図しない効果を生み出すこと)が、1990年に報告された[8]。
これは、薬物代謝酵素(解毒酵素)のシトクロムP450サブタイプ3A4 (CYP3A4) を阻害する作用によるものである。この作用を起こす成分は、グレープフルーツにも含まれるが、特にグレープフルーツジュースには高濃度で含まれる[6]。
特にカルシウム拮抗剤という系統の高血圧治療薬などで、グレープフルーツの影響を強く受ける薬があることがよく知られている。このほかにシクロスポリン、ベンゾジアゼピン系、風邪薬でも主作用、副作用ともに効果が効き過ぎてしまう[9]。阻害様式は、不可逆的に阻害するために阻害作用は3-4日続き、グレープフルーツジュースの摂取自体を禁止(併用禁忌)する必要がある[10]。85の薬と相互作用し、約半分では重篤な副作用を起こす可能性がある[6]。
フラノクマリン類は、グレープフルーツ類をはじめ、他のザボン系の種にも含まれるが、含有量はそれぞれに異なる。
2011年における地域別の生産量の比率は以下の通りである[11]。
| 順位 | 地域 | 比率(%) |
|---|---|---|
| 1 | アジア | 31.4 |
| 2 | 北アメリカ | 22.9 |
| 3 | アフリカ | 10.4 |
| 4 | 南アメリカ | 4.3 |
| 5 | ヨーロッパ | 0.9 |
| 6 | オセアニア | 0.1 |
2011年における国別の生産量は以下の通りである[11]。
| 順位 | 国名 | 生産量(千トン) | 全世界に占める割合(%) |
|---|---|---|---|
| 1 | 3,611 | 45.7 | |
| 2 | 1,147 | 14.5 | |
| 3 | 416 | 5.3 | |
| 4 | 397 | 5.0 | |
| 5 | 379 | 4.8 | |
| 6 | 219 | 2.8 | |
| 7 | 196 | 2.5 | |
| 8 | 189 | 2.4 | |
| 9 | 184 | 2.3 | |
| 10 | 184 | 2.3 | |
| ‐ | 世界計 | 7,893 | 100.0 |
亜熱帯地域原産の植物であるため、生育には高温が必要で、日本では限られた地域でしか収穫できない。日本に初めて輸入されたのは昭和初期であったが、当時は高級品であり砂糖やブランデーをかけて食べるのが流行った。1971年の輸入自由化に伴い、一般家庭でも手軽に食す事が出来るフルーツとなった。
日本で流通するグレープフルーツは、99%以上が世界各地から輸入されたもので、その7割近くをアメリカ産が占めている。
2004年の輸入量(ポメロを含む)は約28万9000トン、2018年の輸入量は約7万2000トンだった。その15年ほどでおよそ1/4に減少した。日本人全体のグレープフルーツ消費量が減少傾向にあるが、特に若者では顕著で、グレープフルーツを一度も食べたことがないという若者もいる[12]。
なお果実の輸入品には品質維持と腐敗防止のために収穫後に農薬(殺菌剤)が塗布されている。これをポストハーベストと呼ぶ(日本の法律では食品添加物扱い)。
国内生産されている「限られた地域」とは静岡県(浜松市)と熊本県で、2019年(令和元年)における静岡県のグレープフルーツの栽培面積はわずか1.1ヘクタール、収穫量が23.3トン、出荷量は18.6トン(※「万トン」ではなく「トン」)となっていて、熊本県もほぼ同様の栽培面積で出荷量としては7.8トンである。静岡県と熊本県で国内生産のほぼ100%を占める[13]。
バナナやオレンジ、グレープフルーツなどの輸入果実を卸売市場で取引するときの単位は「カートン」と言い、グレープフルーツは1カートン40個である[14]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 13:23 UTC 版)
「新書館」の記事における「grape fruit(グレープフルーツ)」の解説
詳細は「grape fruit」を参照 1981年創刊、「ペーパームーン」より少女漫画をメインに扱う形で創刊。表紙も花の24年組によるものが多い。「ペーパームーン」の執筆陣に加え有吉京子、天野喜孝、秋里和国、森川久美、樹なつみ、岡野玲子、大島弓子、樹村みのり、高口里純、鳥図明児、名香智子、水樹和佳、松苗あけみ、波津彬子、森脇真末味、山田章博、吉野朔実、坂東玉三郎など。1988年休刊。
※この「grape fruit(グレープフルーツ)」の解説は、「新書館」の解説の一部です。
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