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グリシン【glycine】


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グリシン

分子式C2H5NO2
その他の名称グリココール、グリコリキシル、Glycine、Glycocoll、Glycolixir、Aminoacetic acid、2-Aminoacetic acid、L-Glycine
体系名:L-グリシン、2-アミノ酢酸、α-アミノ酢酸、Gly-OH、グリシン、アミノ酢酸、Gly-L-Hys-OH


JabionJabion

グリシン

英訳・(英)同義/類義語:Gly, glycine, G , Gly, glycine

タンパク質構成するもっとも単純なアミノ酸で、光学活性持たない化学式は、CH2NH2-COOH。抑制性の神経伝達物質としても働く。略号Gly, G

ウィキペディアウィキペディア

グリシン

(glycine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/11 06:06 UTC 版)

グリシン[1]
中性グリシンの骨格式
双性イオングリシンの骨格式
気相構造の球棒モデル
双性イオン固相の球棒モデル
気相構造の空間充填モデル
双性イオン固相の空間充填モデル
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
略称 Gly, G
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.000.248
EC番号
  • 200-272-2
  • 227-841-8
E番号 E640 (調味料)
IUPHAR/BPS
KEGG
PubChem CID
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C2H5NO2
モル質量 75.067 g·mol−1
外観 白色の固体
密度 1.1607 g/cm3[3]
融点 233 °C (451 °F; 506 K) 分解
249.9 g/L (25 °C)[4]
溶解度 ピリジンに溶ける
エタノールにわずかに溶ける
ジエチルエーテルに溶けない
酸解離定数 pKa 2.34 (カルボキシ基), 9.6 (アミノ基)[5]
磁化率 −40.3·10−6 cm3/mol
薬理学
B05CX03 (WHO)
危険性
致死量または濃度 (LD, LC)
2600 mg/kg (マウス, 経口)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
 verify (what is  N ?)
グリシン開裂、1はテトラヒドロ葉酸、2は5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸
テトラヒドロ葉酸(THF)による代謝とビタミンB12によるTHFの再生産、de:Folsäure=葉酸、DHF=ジヒドロ葉酸、THF=テトラヒドロ葉酸、Vit.B12=ビタミンB12、Methyl-Vit.B12=メチルコバラミン、Methionin=メチオニン、Methionin Syntase=5-メチルテトラヒドロ葉酸-ホモシステインメチルトランスフェラーゼ、Homocystein=ホモシステイン、N5-Methyl-THF=5-メチルテトラヒドロ葉酸、N5,N10-Methylene-THF=5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸、N10-Formyl-THF=10-ホルミルテトラヒドロ葉酸、dUMP=デオキシウリジン一リン酸NADPHDNA

グリシン: glycine)とは、2-アミノ酢酸の事であり、地球生物のDNAに規定されている20種類のアミノ酸の中の1つでもある。アミノ酸の構造の側鎖が –H で不斉炭素を持たないため、生体を構成する α-アミノ酸の中では唯一、 D-, L- の立体異性体が無い。非極性側鎖アミノ酸に分類される。

多くの種類のタンパク質ではグリシンはわずかしか含まれていないが、ゼラチンエラスチンといった、動物性タンパク質のうちコラーゲンと呼ばれるものに多く(全体の3分の1くらい)含まれる。

1820年にフランス人化学者アンリ・ブラコノーによりゼラチンから単離された。 甘かったことからギリシャ語で甘いを意味する glykys に因んで glycocoll と名付けられ、後に glycine に改名された。

生合成・代謝

グリシンは糖原性アミノ酸の1つである。

グリシン開裂系テトラヒドロ葉酸により以下の反応でグリシンを開裂する[6]

テトラヒドロ葉酸 + グリシン + NAD+ = 5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸+ NH3 + CO2 + NADH + H+

グリシン開裂系とは別に、グリシンヒドロキシメチルトランスフェラーゼセリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ)(EC 2.1.2.1)の働きにより、可逆的にグリシンをL-セリンに相互に変換し、5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸テトラヒドロ葉酸に変換する反応が触媒される[7][8]

5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸+ グリシン + H2O = テトラヒドロ葉酸 + L-セリン [9]

グリシン開裂系とセリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼによる2つの反応を複合すると以下の反応式が示される。また、その全容は図の通りである。

2 グリシン
特性
分類




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