ゲインとは、電気回路の増幅器によって電気信号を増幅すること、またはその増幅の値のことである。
ゲインは増幅器に入力された信号と出力された信号の値の対比によって求められる。電流、電圧、電力についてそれぞれ求めることが可能で、単位はデシベル(dB)で表される。
例えばデジタルカメラなどでは、増幅回路を使用して信号のゲインをコントロールすることによって、暗い場所で撮影したデジタル画像の明るさを調整することなどが可能になっている。
入力に対する出力の割合をいう。操縦安定性では、クルマの運動に関する周波数特性についてハンドル角を入力とし、ヨーレート、横加速度、ロール角、操舵力などを出力とする伝達関数を求め、ボード線図でゲインが表すことが多い。ゲインは応答の高さを示すが、操縦安定性の場合、高いことは必ずしもいいことでなく、いずれの出力に対しても最適値が存在する。そのほかゲインは、パワーステアリングの出力倍力比など、いろいろな場合に使われる。
参照 周波数特性(操縦安定性)