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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/13 13:55 UTC 版)
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Wireshark の公式ロゴマーク。
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| 開発元 | The Wireshark team |
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| 初版 | 1998年頃 |
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| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 |
C、C++、Python、Perl、CMake、Lua |
| 対応OS | Linux、Solaris、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、macOSおよびWindows |
| プラットフォーム | Windows, Linux, Mac OS X |
| 対応言語 | 日本語・英語 |
| 種別 | ネットワーク・アナライザとモニタリング |
| ライセンス | GPL 2.0かそれ以降 |
| 公式サイト | www |
Wireshark(ワイヤシャーク)は、ネットワーク・アナライザ・ソフトウェアである。作者は、ジェラルド・コームズ(Gerald Combs)である。機能の一つことパケットキャプチャは、ネットワークエンジニア必須知識となる。
1990年代後半、ミズーリ大学カンザスシティ校を卒業したジェラルド・コームズは小さなインターネット・サービス・プロバイダに勤務していた。当時、商用のLANアナライザは1500万ドルくらいもし[2]、しかもコームズが勤めていた会社の主要なプラットフォーム(Solaris, Linux)には対応していなかった。そこでコームズは、SolarisやLinuxに対応したLANアナライザを自作し、1998年にEthereal(イーサリアル)の最初のバージョンを公開した[3]。Etherealの商標は勤務していたISPが保持した。
2006年5月、コームズは、WinPcapの販売元であるCACEテクノロジーズ(CACET)に転職した。Etherealの大半のソースコードの著作権はコームズが保持しており(GNU GPLに基づいて再配布されていた)、WiresharkのSVNレポジトリはEtherealのレポジトリを基礎として構築されている。しかし、Etherealの商標はコームズが勤めていたISPに残されたままで使えなかったため、同年6月にWiresharkに名称を変更した[4]。Etherealの開発は停止され、Etherealの公式サイトでもWiresharkに切り替えることが推奨されていた[5]。2010年、リバーベッド・テクノロジーがCACETを買収し[6]、Wiresharkの支援を引き継いだ。
コームズはWiresharkのソースコードの更新を継続しており、新しいバージョンのリリースを行っている。Wiresharkの公式サイトには、2000人以上の貢献者が掲載されている。
WiresharkはIP、DHCPなど800以上のプロトコルを解析できる機能があり、Windows、Linux、BSD、macOSなどで利用できる。他のアナライザで記録したファイルを読み込む事ができる。Sniffer Proやtcpdumpをはじめ多くのファイル形式に対応する。
Wirelessの機能として、802.11系のパケットを取得する拡張がついている。 工業用のEthernetであるEtehrCATなど、Ethernet対応の各種通信規約を解析するライブラリ、解析結果の統計処理する追加ソフトウェアなどがある。
パケットキャプチャの機能は、Unix系OSではlibpcapが、Windows版では同梱しているWinPcapが担っている。
Macintosh版は X Window上で機能する版があった。Mac OS X 106以降では、Xが起動しないアプリがある[7]。 現在、Macintosh版は、"brew cask install wireshark"でアプリケーションが導入できる。
ネットワーク機器では、Wiresharkの一部または全部の機能を搭載・対応していることがある。
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