ダウンロードとは、サーバー上に保存されているファイルを、クライアント側にコピーして保存することである。
ダウンロードに対して、クライアントに保存されているファイルをサーバー側にコピーすることは、アップロードと呼ばれる。
ダウンロード操作は、ファイルの転送が可能なアプリケーションソフトを用いて行われる。以前はプロトコルにFTPが用いられ、FTPクライアントと呼ばれるファイル転送のための専用アプリケーションソフトが利用されていた。最近では、Webブラウザで、プロトコルにHTTPを用いてダウンロードを行う機能を備えているため、Webの閲覧を行いながら簡単にファイルのダウンロードを行うことが可能となっている。なお、電子メールは、POP3やIMAP4といったプロトコルを用いて、電子メールソフトによってメッセージをダウンロードしている。
インターネットへの接続方式としてブロードバンド接続が一般化したことによって、比較的データ容量の大きな画像や動画なども、短時間でファイルをやり取りできるようになった。これによってダウンロードの用途が広がった。顕著な例としては、ソフトウェアのベンダーなどがソフトウェアをオンラインで販売し、プログラムをダウンロードによって提供する、ダウンロード販売の手法が一般化した。店頭で販売されているパッケージソフトウェアにおいても、ソフトウェアのアップデートやセキュリティ修正プログラム(パッチ)をWebサイト上で公開し、ダウンロードを通じて提供する手法が普及している。また、ユーザーがオンラインで提供されている記憶装置に画像などのアップロードし、それぞれダウンロードして交換する、オンラインストレージなどのサービスも多数登場している。
ダウンロード販売の事業のうち、特に音楽データは、iTunesとiPodの登場、ならびに、音楽再生機能付きの携帯電話の登場などによって、一気に市場が拡大した。音楽のダウンロード販売は、店頭でCDアルバムを販売する流通形態に比べて、いつでも、自宅から購入できる、必ずしもアルバム単位でなく1曲単位で購入できる、製品の品切れや在庫過剰の懸念がなく販売できるといったメリットがある。2008年8月現在、音楽の流通は、ダウンロード販売のほうが主流となりつつある。他方では著作権管理に関する議論も活発化している。
なお、ダウンロードがサーバー側のファイルをコピーしてクライアント側に保存するのに対し、ファイルの内容を転送しつつ再生し視聴可能とするが、クライアント側にファイルを保存しない方式は、ストリーミングと呼ばれる。
(download から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 09:07 UTC 版)
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ダウンロード(英: Download)は、接続されたコンピュータ間に存在するデータ(ファイルなど)を上流ノードから下流ノードへ転送することを指す。日本語では「落とす」という言い換え方もある。また、受信とも言われるが、上流ノードの指示で下流ノードへ転送する場合は送信となる[注釈 1]。対義語としてはアップロードが挙げられる。
この概念は、パソコン通信が一般に利用され始めた1970年代後半 - 1980年代(日本では1980年代半ば以降)になって広く用いられるようになってきた。当時のコンピュータネットワークは「ホストコンピュータ→端末」という形態で在ったため、「主となるコンピュータから末端のコンピュータに情報を取り込む(端末の記憶媒体にコピーする)」という概念で在った。
この場合は「上流→下流」の関係がはっきりしていたため、一般に云う所の上り→下りの概念で扱われた。しかしインターネットともなると通信経路に中継が複数入ってくるため、単に「自分のパソコンや端末に情報を読み込むこと」をダウンロードとし、その通信相手がホストコンピュータでなくてもダウンロードと表現する場合もある。これは特にファイル共有ソフトをはじめとするPeer to Peer形態でファイルを遣り取りする通信に顕著で、本来は双方向通信であるために「上り→下り」の関係は成立しないが、同通信形態で一方的に大きいデータサイズを要求する場合には、ダウンロードと呼ぶ。
今日では、通信の結果として相手コンピュータに送信した情報量よりも、自分側のコンピュータに取り込んだ情報量のほうが大きい場合に、ダウンロードと表現し、その逆ではアップロードと表現される。また、情報送信請求は特にユーザーに意識されない傾向もあり、ファイルを送ってもらったらダウンロード、ファイルを送ったらアップロードという使い分けがなされている傾向も強い。
本来であれば、通信制御の関係上でサーバーなどから情報を受信することをダウンロードと言い、手順としては所定のプロトコルに従い、サーバ側にデータ送信請求を行い、送信されてきたデータを受信側でファイルに再構成する。その意味では電子メールの受信や、テキストや画像などウェブサイト上のコンテンツを利用者側の端末であるパソコン側で再生するためにデータとして取り込むこともダウンロードの範疇である。しかし通信制御が自動的に行われ、利用者に意識されないようになるに従って、ファイルの受信だけがダウンロードとして認識され、現在では「ファイルのやり取り」という概念の方が強くなったため、一般に何らかのコンテナフォーマットファイルを受信すること以外はダウンロードだと意識されない傾向も見られる。
前述の通り、ダウンロードが「インターネット経由でファイルを入手すること」という認識から、一般のパソコンユーザーとしては書庫ファイルやソフトウェアのインストーラー、あるいは動画や音声・音楽データファイルなどのコンテナフォーマットファイルを端末側に取り入れることと解され、こういった行為は比較的広く行われていることから俗語や隠語などインターネットスラングも数多く、略語としてはDLまたはダウンなどのほか、関連してダウンロードオンリーメンバーのような語も見られる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/09 09:02 UTC 版)
「スキニー・パピー」の記事における「Download(1994年-)」の解説
cEvin Key、Dwayne Goettel、Mark Spybey、Phil Westernによるプロジェクト。アルバムFurnaceとThe Eyes of Stanley Painでは、ジェネシス・P・オリッジがゲストボーカルとして参加している。この2枚のアルバムを含む初期の作品は、バンダイより日本盤も発売されていた。Dwayne Goettelが亡くなった後も、現在までコンスタントに活動を続けている。
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