【概要】 体内にウイルスが入ったら、ヘルパーT細胞が認識し、B細胞に抗体を作らせ、細胞傷害性T細胞(CTL)を誘導して、ウイルスを排除させようとする免疫反応が起こる。CTLはウイルスを作っている細胞を殺しに行く阻撃班のT細胞(リンパ球)。CD8という印を細胞の表面に持っている。
【詳しく】 あるウイルスを作っている細胞だけを殺す場合、特異的CTLという。CTLはCAF(CD8 activating factor)などの物質でHIVの複製を抑えるようだ。CTLはヘルパーT細胞の指示を受けるが、このCD4細胞をHIVが枯渇させるので、CTLは感染当初から弱くなる。初感染時のHIV特異的CTLがどれぐらい滅ぼされたかで進行が決まるのかもしれない。HIV感染者の中で進行が非常に遅い人は、CTLの働きが高いことがわかっている。針刺し事故でHIVに曝露したが感染しなかった被災者で、半年間にわたってHIV特異的CTLがあったという報告もある。CTLを誘導することがHIVワクチン開発の狙いになっている。
《参照》 ヘルパーT細胞、 サプレッサーキラーT細胞、 CD8、 CAF、 HIVワクチン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/29 13:57 UTC 版)
CTL
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