出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/01 23:56 UTC 版)
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Xenomai の公式ロゴマーク。
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| 初版 | 2001年8月 |
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| 最新版 | |
| 最新評価版 |
3.2-rc2 / 2021年10月20日
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| リポジトリ | |
| プラットフォーム | x86, ARM, POWER, IA-64, Blackfin, Nios II |
| 対応言語 | 英語のみ? |
| サポート状況 | 実施中 |
| 種別 | リアルタイム開発フレームワーク |
| 公式サイト | www |
Xenomai は、Linux環境にシームレスに統合された、Linuxカーネルと協調して動作するリアルタイム開発フレームワーク である。 インターフェースに依存しないハードリアルタイムサポートを提供することを特徴とする。
Xenomaiプロジェクトは2001年8月に開始された。2003年にはこのプロジェクトは RTAI プロジェクトとマージされ、RTAI/fusionと呼ばれる製品品質のリアルタイムフリーソフトウェアプラットフォームをXenomaiの抽象RTOSコアの上に構築するようになった。このRTAI/fusionの取り組みは最終的にはRTAIから独立し2005年に再びXenomaiプロジェクトとなった。
Xenomai は抽象的なRTOSコアに基づいており、様々なリアルタイムインターフェースを構築するのに利用できるため、様々な汎用RTOSサービスの核となっている。多くのスキンと呼ばれるRTOSパーソナリティがこの核の上に構築され、それぞれの仕様に特化したアプリケーションを提供している。これのサービスがひとつの汎用的なコアの上に実装されている[2]。
XenomaiとRTAIは、幾つかの構想(アイデア)やRTDM(The Real-Time Driver Model (RTDM))レイヤーのサポートの点で共通点はあるが、多くの点で差異がある。最も大きな違いは、それぞれのプロジェクトの目的間の相違と、それぞれの目指す実装である。RTAIが最下層における低レイテンシに注力する一方、Xenomaiは拡張性(RTOSスキン)、移植性、保守性を重要なゴールとしている。XenomaiにおけるIngo MolnaのPREEMPT_RTサポートはRTAIとの重要な違いの一つである[3]。