出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 17:51 UTC 版)
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| 開発元 | マイクロソフト |
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| 内包元 |
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| 後継 | OneNote、Microsoft ジャーナル |
Windows Journal(ウィンドウズ・ジャーナル)は、タブレットPCを使って手書きで入力し、ノートを作成するソフトウェア。Windows XP Tablet PC Edition及び、Home Premium以上のWindows Vista、Windows 7、Windows 8/8.1に標準で付属された。Windows 10以降にはMicrosoft StoreにてUWPアプリの「Microsoft ジャーナル」が提供されている[1]。
Windowsに標準で付属するメモ帳などと違い、キーボードはほとんど使わず、ペンでノートを作成する。文字だけではなく、図や絵を書き込むこともできる。手書き文字はきれいに書いてあれば、テキストに変換することもできる[2]。ただし、認識出来るのは手書き文字だけで、画像ファイルにある活字をテキストに変換するといったOCRソフトの代わりにはならない。また、プリンターの一覧に用意されている「Journal ノート ライタ」によって、印刷するのと同じ手順で多様なファイルやウェブページをエクスポートし、Journalで書き加えることができる[3]。つまり、印刷できるものなら何でもエクスポートして手書きで追加入力できる。
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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2015年9月)
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パソコン上でペンを使って作成するという特徴から、紙や一般のワープロソフトと比較すると、以下のような利点や欠点が挙げられる。
紙との比較
ワープロソフトとの比較
なお、Microsoft Wordなど、ペンによる入力に対応したワープロソフトもある。
マイクロソフトは、独自の.JNTファイル形式の情報を公開していないため、他の開発者やソフトウェアベンダーが.JNTファイルを読み書きすることは困難である。したがって、他のプログラムではWindows Journalファイルをインポートできない。Windows Journalで作成されたファイルを直接利用するサードパーティアプリケーションは存在しない。.JNTファイルは、外部アプリケーションで使用できるように、Journal Reader Supplemental Component[4]を使用してXMLなどの他の形式に変換する必要がある。また、OneNoteへの変換ツールも提供されている[5]。Microsoft ジャーナルではINKファイル(.ink)となり、ファイルの互換性はない。
マイクロソフトがリリースしたWindows Journal Viewerを使用すると、Tablet PCソフトウェアがなくてもWindows Journalノート(.JNTファイル)を表示することができた。Windows 2000、Windows XP、およびWindows Server 2003用にリリースされた最新バージョン1.5.2316.0は、2016年3月の時点では削除されている[6]。
2016年7月時点で[7]、Windows Journalは登場以来目立った更新が行われていないものの、Windowsの新バージョンの開発にあたって互換性のテストが行われ、2016年5月にもセキュリティホールへのパッチが行われた[8]。
Windows 10においてWindows JournalはJuly 2015リリースおよびNovember Updateで利用可能であるが、Anniversary Updateでは削除された[9]。Windows 8.1およびWindows 7でも、KB3161102にてアプリケーションが削除された[10]。削除後も個別のソフトウェアとして提供されており、インストールすることで再び利用可能となる[11]。
そのほとんどの機能はOneNoteで利用可能であり、Windows 10に統合されている。OneNoteはJNTファイルをサポートしていないが、マイクロソフトはジャーナルファイルをOneNoteファイルに変換するツールを提供している[12]。2021年からは、Microsoft ジャーナルが提供され更新されている[13]。
固有名詞の分類
| Windowsのコンポーネント |
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