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WinMX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/14 13:43 UTC 版)

WinMX
開発元 Frontcode Technologies
最新版
最新評価版
3.54β4
対応OS Microsoft Windows
種別 ファイル共有ソフト
ライセンス フリーウェア
公式サイト www.winmx.com 
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WinMX(ウィン エムエックス)は2001年にFrontcode Technologiesが開発した、Peer-to- Peerを用いたファイル共有ソフトである。

概要

Napster互換のプロトコルを利用した中央サーバ型のファイル交換機能と、独自プロトコルを利用したサーバに頼らないピュアP2P型ネットワーク機能の両方を併せ持つ。世界各地にNapster互換サーバが立てられており、誰でも自由にログインできるサーバーから、テーマが決まっている会員制のサーバまで様々なものがある。複数のネットワークに同時に接続することができる。

Microsoft Windows 98以降のMicrosoft Windowsオペレーティングシステムで動作する。2バイトコードを扱えることから日本では利用者が多く、ACCSの実態調査[1]では2005年までの長期にわたって、日本では最も多く利用されたファイル共有ソフトとなった。

日本においてはブロードバンド創成期と重なり、2ちゃんねるなどの掲示板では「お礼は三行以上」(ファイル交換を希望する際、相手方にお礼を三行以上の文章で書くという意味)という言葉も流行するなど、良くも悪くも一時代を築いたファイル共有ソフトであった。

大半の利用者は、著作権の侵害にあたる(主に公衆送信権)音楽や映画、ソフトウェア等の違法ファイルの交換を行っており、日本において2001年11月著作権侵害をしたとして学生が逮捕[2]されている。

2017年7月にWinMXの開発チームはWinMXのリブート版・Fopnuを公開した[3]

チャット機能

WinMXチャット機能を有しており、前述のWinMX利用者の逮捕以降は、ファイル交換を目的としないチャット専門の利用者も増加しつつある。チャットのプロトコルは2専の主@またーりとそのチームにより解析後、一般に公開され、それを利用したツール類が公開されている。尚、チャット以外のプロトコル(検索・転送等)も全て同氏とそのチームにより既に解析済ではあるが、ファイル共有までをサポートしたツールはリリースされていない。

以下のようなツールが存在する。

WinMX用チャットサーバ

  • 日本製:Ouka Chat Server(公式サイト閉鎖に伴い開発・配布終了)、NACS
  • 外国製:FXServer、WCS、MCS、MXCS、roSe、MACS、MCMA、OPE、WPCS、LCS、SCHS

WinMX用チャットクライアント

  • 日本製:主クライアント、Ouka Client(公式サイト閉鎖に伴い開発・配布終了)
  • 外国製:RoboMX

WPNと互換サーバー

元々WinMXは、Napster互換プロトコルを利用していたが、Napster社の方針変更に伴い接続は不可能となった。既にNapster互換のプロトコルはハッカーの手によって独自改良されており、OpenNapプロトコルと呼ばれる独自のプロトコルが存在し、世界中にOpenNapプロトコルによる草の根サーバーが存在した。その為、WinMXを運営するfrontcode社によるWPNP(WinMX Peer Network Protcol)を利用したWPN(WinMX Peer Network)サーバーを利用する方法とOpenNapプロトコルによるサーバーを利用する方法があった。

日本では、OpenNapによるサーバーを特に子鯖と呼び長く利用されてきた。このOpenNapプロトコルは、後述する互換サーバーとは別物である。

正規サーバー閉鎖と互換サーバーの台頭

2005年9月21日に、同年6月下旬に米国最高裁で出された判決に基づく警告書が、WinMX.comなど複数のP2P企業に送られ、同日ホームページと全WinMXネットワークが閉鎖された。

10月中旬よりインターネット上のハッカーの手によってWinMX互換サーバーが建てられ、現在でも非公認のハッキングによってWinMXネットワークの利用が可能であるが、正式なWinMX.comの運営するネットワークではない。WinMXをハッキングして利用するには、hostsファイルの書き換えを行うか、DLLファイルを導入する方法がある。これらはWinMXネットワークの接続先を公式なものから互換サーバーに変更する働きがある。

サーバ閉鎖の影響からか、翌年の実態調査(ACCSの2006年調査)では、調査開始以来続いていた利用率首位の座をWinnyに明渡した。

脚注

  1. ^ 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)による「ファイル交換ソフト利用実態調査]」(ホーム > ニュース > 調査報告)より
  2. ^ 「MX」でビジネスソフト公開の学生逮捕 著作権侵害で世界初、ITmedia、2001年11月28日
  3. ^ *** FOPNU is here, our brand-new file sharing client ***” (2017年7月29日). 2021年3月14日閲覧。

関連書籍

関連項目

外部リンク


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WinMX

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ファイル共有ソフト」の記事における「WinMX」の解説

WinMXは2001年公開された。マルチバイト文字対応しているため、日本初め普及したファイル共有ソフトとなった。(Unicodeに対応しているかは不明。)高機能チャット機能持ち、独自のコミュニティ生まれている。雑誌による丁寧な解説もあり、初心者による導入増え利用者裾野広がっていった。 2001年11月日本著作権の侵害理由利用者から逮捕者出し、更に翌年には後述するWinny登場利用者減少傾向転じたと言われたが、ACCSが行った実態調査によると、2003年1月には8割以上の「現在利用者」がMXを「利用した事がある」と回答しており、その後緩やかに減少するものの2005年調査まで首位座を占め続けていた。尚、ファイル共有ソフトの利用者が逮捕されたのは、世界的に見てもこれが初めてとなる。 2005年9月アメリカ最高裁出した判決によって公式サーバ閉鎖される。ただ、公式サーバ閉鎖直後有志による後継サーバ立ち上がりMXコミュニティは現在に至るも衰退しつつ継続している。 Napster互換プロトコルによるハイブリッドP2Pモデル採用している。ファイル検索ノードマッチングを行う専用サーバは、公式サーバ後継サーバ)の他に、個人設置したサーバ幾つかある。

※この「WinMX」の解説は、「ファイル共有ソフト」の解説の一部です。
「WinMX」を含む「ファイル共有ソフト」の記事については、「ファイル共有ソフト」の概要を参照ください。

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