微博とは、中国の新浪公司が提供しているミニブログ(簡易ブログ)の呼称である。本来「微博」はミニブログ全般を指す呼び名であるが、すでに「微博」と言えば普通は「新浪微博」を指すようになっている。
中国では、TwitterやFacebook、YouTubeといった海外発のソーシャルメディアが政府の規制によって市場参入を許されておらず、その代わりに、よく似たサービスが中国企業によって立ち上げられるということが一般的に行われている。微博も、ミニブログの元祖ともいえる「Twitter」によく似たインターフェースを持ち、しばしば「中国版ツイッター」と呼ばれる。
微博は2009年8月にサービスの提供が開始され、2010年12月までに登録ユーザー数が1億人を突破、2011年8月までに2億人を超えたと言われる。新浪公司のCEOである曹国偉は米国Time誌が発表した2011年版「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれている。2011年6月には、日本から公式アカウントの取得が可能となっている。
2011年7月に中国浙江省で発生した、いわゆる「中国高速鉄道事故」では、中国政府の対応に対する不満などが微博へリアルタイムに投稿され、中国政権がこれまで続けてきた言論統制へ変化の兆しをもたらした事件としても注目された。
(Weibo から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/28 14:09 UTC 版)
| URL | www |
|---|---|
| 言語 | 中国語 |
| タイプ | ミニブログ |
| 運営者 | 新浪公司 |
| スローガン | 随时随地分享身边的新鲜事儿 |
| 営利性 | あり |
| 登録 | 必要 |
| 開始 | 2009年8月14日 |
| 新浪微博 | |||||||||||||||||||
| 中国語 | 新浪微博 | ||||||||||||||||||
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新浪微博(シンラン ウェイボウ、Sina Weibo、NASDAQ: WB)は、中国の新浪公司(SINA Corporation)が運営するミニブログサイト[1]。
Twitter(現・X)とFacebookの要素を併せ持つと言われ、中国全体のミニブログユーザー数の57%・投稿総数の87%を占める。中国で最も人気のあるウェブサイトの一つ[2][3][4]。新浪公司は2009年8月に発足し[1]、2021年時点で全世界8億人以上ユーザーを抱える中華圏最大のソーシャル・メディアである[5]。
運営企業名「新浪」と「マイクロブログ」を意味する「微博」(中国語)[6]を混合して「新浪微博」と命名[7]。微博とは一般的なサービスの名称であり、他にも複数の微博と称するマイクロブログサービスが提供されているが、中華人民共和国内での口語で「微博」は「新浪微博」を指す。
2007年頃から、Twitterに代表されるマイクロブログサービスが国際的に流行していたが、中国は金盾による通信制限のため利用できない状況にあった。そのため独自にマイクロブログサービスを開発し、最初の新浪微博のテストバージョンを2009年8月14日に公開した[1]。
同年9月には、基本的な機能(メッセージ機能、プライベートメッセージ機能、コメント機能、返信機能)が実装されたバージョンが公開された。ユーザー数が増え、2010年12月には、アクセスの急増によるエラーが発生する事態が起きた。2011年3月には、登録ユーザー数が1億人以上となる[8]。2012年12月末、新浪は登録ユーザー数が8億人を超えたと発表した[9]。
2014年4月17日、アメリカ合衆国のNASDAQ市場に上場[10]。最大3億8000万ドルを調達する方針である[11]。2016年9月時点で全世界6億人以上ユーザー数を突破している[12]。現在、中国国内だけで8億人以上ユーザー数を突破している[5]。スティーヴン・ホーキング[13]やビル・ゲイツ[14]などといった、中国で人気の海外の著名人もアカウントを開設した。
| 本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木5丁目17−6 オークヒル501(代表者周宇峰)[15] |
|---|---|
| 設立 | 2016年6月 |
| 事業内容 | インターネットなどでの情報サービス、広告の管理、アカウントの認証 |
日本では2011年7月からFind Japan株式会社[16]が微博の日本オフィシャルパートナーとなり、日本企業の「公式アカウント」の発行・審査および広告サービスなどを提供開始。続いて、2016年6月、新浪日本総合ネットワーク株式会社・新浪日本微博株式会社[17]が設立され、「新浪(SINA)」の日本における広告・PRの販売権と「微博(Weibo)」の日本における広告・PRの販売権を取得し事業を開始[18]。
微博アカウントを開設している日本の芸能人は、赤西仁、山下智久、木村拓哉、山﨑賢人、菅田将暉、竹内涼真、EXILE、AKB48、きゃりーぱみゅぱみゅ、福山雅治、米津玄師などが挙げられる[19]。
新浪微博の機能の多くはXに似ている。投稿する際の文字制限数は140字である(再投稿とコメントを除いて、2016年1月の時点で2,000字に増加)[20]。
「@UserName」のフォーマットを使用して他のユーザーにコメントしたりハッシュタグを追加したり、他のユーザーをフォローしたりできる。投稿を自分のタイムラインに表示し、投稿を自分のタイムラインに表示するXのリポスト(旧:リツイート)機能に類似にした機能もある。
最近行われたアップデートにより画像追加も可能となりInstagramに類似している[21]。
ハッシュタグはダブルハッシュタグ「#HashName#」形式を採用している(中国語では文字の間のスペースがないため、終了タグが必要)。
未登録の場合すべての投稿の閲覧やコメント投稿ができないため、確認済みのアカウントが必要となる。
中国版X(旧:中国版Twitter)と言われているがX、Facebook、Mediumの要素を組み合わせている。
新浪微博には簡体字と繁体字の両方の文字を利用することができる。さらに香港と台湾のユーザー向けのバージョンがある[22]。現在、英語や他の言語で国際版を開発している。2018年1月9日、同社は英語版の1週間にわたる公開テストを実施した。iPhoneおよびiPadアプリは英語で利用可能。
日本語での利用はできないが、投稿の翻訳機能は日本語でも利用可能。
新浪微博は中国のネット検閲と協力して、サービスに関する投稿を厳しく管理している[23][24]。
一部のURL短縮サービス(Googleのgoo.glを含む)を使用するリンクを含む投稿、またはブラックリストのキーワードを含む投稿は認められていない[25][26]。政治的にデリケートなトピックに関する投稿は、手動でチェックした後に削除される。