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カワサキカワサキ

W650

W650W650
2008年モデル W650 主要諸元
SPECIFICATION
車名通称名 W650
型式 BC-EJ650A
全長全幅全高 2,180mm×905mm(780mm)×1,140mm(1,075mm)
軸間距離 1,465mm
最低地上高 125mm
シート高 800mm
キャスタートレール 27° / 108mm
エンジン種類/弁方式 空冷4ストローク並列2気筒SOHC 4バルブ
総排気量 675cm3
内径行程圧縮比 72.0mm × 83.0mm / 8.6:1
最高出力 35kW(48PS)/6,500rpm
最大トルク 54N・m(5.5kgf・m)/5,000rpm
始動方式 セルフスターター/キックスターター
点火方式 電子進角トランジスタ
潤滑方式 ウエットサンプ
エンジンオイル容量 3.0 L
燃料供給方式 キャブレター KEIHIN CVK34 ×2
トランスミッション形式 常噛5段リターン
クラッチ形式 湿式多板
ギヤ・レシオ 1速 2.294(39/17) 
2速 1.590(35/22) 
3速 1.240(31/25) 
4速 1.000(28/28) 
5速 0.851(23/27) 
一次減速比 二次減速比 2.095(88/42) / 2.466(37/15)
フレーム形式 ダブルクレードル
懸架方式 テレスコピック(インナーチューブ径 39mm) 
スイングアームオイルショック) 
ホイールトラベル 130mm 
105mm 
タイヤサイズ 100/90-19M/C 57H 
130/80-18M/C 66H 
ホイールサイズ 19×2.15 
18M/C×MT2.75 
ブレーキ形式 シングルディスク 300mm(外径) 
ドラムリーディングトレーリング160mm(内径) 
ステアリングアングル (左/右) 37°/ 37°
車輌重量乾燥 195kg
燃料タンク容量 14 L
乗車定員 2名
定地燃費(2名乗車時 37.0km/L(60km/h・国土交通省届出値)
最小回転半径 2.7m

W650

W650W650
2008年モデル W650 主要諸元
SPECIFICATION
車名通称名 W650
マーケットコード EJ650D8F(アップハンドル)
EJ650E8F(ローハンドル)
型式 BC-EJ650A
全長全幅全高 2,180mm×905mm(780mm)×1,140mm(1,075mm)
軸間距離 1,465mm
最低地上高 125mm
シート高 800mm
キャスタートレール 27° / 108mm
エンジン種類/弁方式 空冷4ストローク並列2気筒SOHC 4バルブ
総排気量 675cm3
内径行程圧縮比 72.0mm × 83.0mm / 8.6:1
最高出力 35kW(48PS)/6,500rpm
最大トルク 54N・m(5.5kgf・m)/5,000rpm
始動方式 セルフスターター/キックスターター
点火方式 電子進角トランジスタ
潤滑方式 ウエットサンプ
エンジンオイル容量 3.0 L
燃料供給方式 キャブレター KEIHIN CVK34 ×2
トランスミッション形式 常噛5段リターン
クラッチ形式 湿式多板
ギヤ・レシオ 1速 2.294(39/17) 
2速 1.590(35/22) 
3速 1.240(31/25) 
4速 1.000(28/28) 
5速 0.851(23/27) 
一次減速比 二次減速比 2.095(88/42) / 2.466(37/15)
フレーム形式 ダブルクレードル
懸架方式 テレスコピック(インナーチューブ径 39mm) 
スイングアームオイルショック) 
ホイールトラベル 130mm 
105mm 
タイヤサイズ 100/90-19M/C 57H 
130/80-18M/C 66H 
ホイールサイズ 19×2.15 
18M/C×MT2.75 
ブレーキ形式 シングルディスク 300mm(外径) 
ドラムリーディングトレーリング160mm(内径) 
ステアリングアングル (左/右) 37°/ 37°
車輌重量乾燥 195kg
燃料タンク容量 14 L
乗車定員 2名
定地燃費(2名乗車時 37.0km/L(60km/h・国土交通省届出値)
最小回転半径 2.7m

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カワサキ・W

(W650 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/23 09:55 UTC 版)

W650 2000年モデル

W(ダブリュー、ダブル)は、カワサキモータース川崎航空機工業時代の1966年(昭和41年)から製造しているオートバイの車種である。

四半世紀にわたる中断もあり断続的ではあるが、「W」シリーズはカワサキで最も由緒のあるシリーズ車種となっている。

この記事では、下に向かって発売時期が新しくなるように並べている。

モデル一覧

650-W1 / W2 / 650RS-W3

カワサキ・W1
650-W1・国内向けモデル
カワサキ・W1SS(輸出仕様)
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー カワサキ
車体型式 W1
エンジン W1E型 624 cm3 4ストローク
内径×行程 / 圧縮比 74 mm × 72.8 mm / 8.7:1
最高出力 45 PS / 6,500 rpm
最大トルク 5.2 kgf・m / 5,500 rpm
車両重量 218 kg
      詳細情報
製造国
製造期間 1967年 - 1968年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム
全長×全幅×全高 2,135 mm × 865 mm × 1,090 mm
ホイールベース 1,420 mm
最低地上高 130 mm
シート高
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 キックスターター式
潤滑方式 ドライサンプ式
駆動方式 チェーン
変速機 常時噛合式4速リターン
サスペンション テレスコピックフォーク
スイングアーム式
キャスター / トレール 61° / 100 mm
ブレーキ 機械式リーディングトレーリング
機械式リーディングトレーリング
タイヤサイズ 3.25-18 4PR
3.50-18 4PR
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 15 L
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車
データベース
テンプレートを表示

原型は目黒製作所(メグロ)がBSA A7シューティングスターに範をとり製作していたK1(通称スタミナ)という車両であった。メグロがカワサキとの業務提携を経て吸収合併された時点でK1のクランク周りの弱さ(BSAそのままの弱点であった)を改善したK2(497 cc)となる。1964年に完成したK2は、最高速度が160kmに達するなど、性能的に英国車に遜色のない大型モーターサイクルに仕上がっており、白バイにも多数採用されていた[1]

当時、カワサキ車は輸出されていたが、部品供給などのアフターケアが行き届かなかったこともあり、アメリカでの評価は満足できるものではなかった。そこで、サービス体制の充実を図るために、アメリカシカゴにアメリカン・カワサキ・モーターサイクル(AKM)を設立し、新たなマーケットであるアメリカ市場への本格参入を窺っていた[1]

1965年のモータショーにおいて、K2をベースに開発したプロトタイプが、「カワサキ650メグロX」として公開された[1][2]。カワサキはショーでの反応を見たうえで、この650メグロXをアメリカ市場に参入する戦略車種として最終決定した。そして、1966年(昭和41年)5月、「650-W1」コマンダーと命名して、アメリカ市場に投入した。当時としては最大排気量のオートバイであり[注 1]、そのエンジンと独特の排気音がもたらす迫力により、人気車種となった[3]。輸出仕様として650-W1にキャブトン型ショートマフラーや前後ショートフェンダーなどを装着したW1SSが製造された[2]。また北米輸出専用として、ツインキャブ仕様のW2SSや、ストリート・スクランブラータイプのW2TTというモデルも生産された[2]

カワサキ W2TT

今では考えられないことであるが、W2TT初期型にはマフラーサイレンサー内にバッフルが付いていない。これはエンジンの特性を殺してしまわないための標準仕様であった。国内向けとしてはツインキャブのW2SSが650W1S(スペシャル)として発売[2]、また、W1Sまではメグロ時代の設計を踏襲して右足シフト(踏み込み式)・左足ブレーキであったが、1971年(昭和46年)に発表されたW1SA以降は現在の左足シフト・右足ブレーキに変更されている。

そして1973年(昭和48年)に400RS、750RS(いわゆるZ2)と併せ、3機種でRS(ロードスター)シリーズとして発表された650RS-W3では前輪にデュアルディスクブレーキを採用するなど[2]、車体と電装品を近代化、若干のマイナーチェンジをして翌1974年(昭和49年)にW3Aとなり、これをもって初期のWシリーズは生産終了となった。

カワサキ W1SA

このシリーズは当時から型式や機種名からきたニックネームで「W1(ダブワン)」「W1S(スペシャル・エス)」「W1SA(エスエー)」「W3(ダブサン/ダブスリー)」と呼び分けられることが多く、シリーズに共通している英国風デザインの車体、直列2気筒のバーチカルエンジン、そしてシリンダー下にあるメグロの血を受け継ぐ独特な形状のクランクケースにより、多気筒・高性能化が進む当時の国産オートバイの中でも独自の存在感を放ち、カワサキの伝説的オートバイとしてZシリーズマッハ(H、S、KH等の2スト3気筒系)シリーズに並び、現在でも愛好家は多い。

一方、カワサキが主要マーケットとした北米地域では発売当時より「BSAの兄弟車」などとデザイン面での評判が芳しくなく[4]、また、特に高速走行時に発生する振動が凄まじく、オイル漏れや各種部品の脱落に関する苦情が絶えなかったことなどにより、販売成績的には後のH1(マッハIII 500)Z1に比べると見劣りのするものであった。そのため英車のコピーという範疇を出ない。

W650

カワサキ・W650
2008年モデル
ファイナルカラー ローハンドル仕様
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー カワサキ
車体型式 BC-EJ650A
エンジン 675 cm3 4ストローク
空冷並列2気筒SOHC 4バルブ
内径×行程 / 圧縮比 72 mm × 83 mm / 8.6:1
最高出力 35kW (48PS) / 6,500rpm
最大トルク 54N・m (5.5kgf・m) / 5,000rpm
乾燥重量 211 kg
      詳細情報
製造国
製造期間 1998年 - 2008年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム ダブルクレードル
全長×全幅×全高 2,180 mm × 
905[注 2]/780[注 3] mm × 
1,140[注 2]/1,075[注 3] mm
ホイールベース 1,465 mm
最低地上高 125 mm
シート高 800 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 セルフ・キック 併用式
潤滑方式 ウェットサンプ式
駆動方式 チェーン駆動
変速機 常時噛合式5速リターン
サスペンション テレスコピックフォーク
スイングアーム式
キャスター / トレール 27.0° / 108 mm
ブレーキ 油圧式ディスク
機械式リーディングトレーリング
タイヤサイズ 100/90-19
130/80-18
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 14 L
燃費 37.0 km/L
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代
後継 カワサキ・W800
姉妹車 / OEM
同クラスの車 ヤマハ・SR400
データベース
テンプレートを表示

W650は1998年平成10年)12月発表、翌1999年(平成11年)2月から販売された車種である。

OHVエンジンの旧シリーズとは直接の関連はない新設計車種であるが、外観は、トライアンフBSAといった往年の英国車、もしくは「ネオクラシック」「ネオレトロ」と呼ばれる上述のW1を彷彿とさせる古風なもので、販売戦略上「W」のネーミングが復活した。

こだわりとして専用設計の左右スイッチボックスや、質感を高める一環として外装部品に樹脂製ではなく金属製を採用した。特にハンドルの造形は凝っており、トップブリッジ(上部三叉)に取り付けられる中央部分は外径25.4 mmの「インチバー」と呼ばれる太さであるが、グリップやスイッチボックスが取り付けられる両端の部分のみ「ミリバー」と呼ばれる外径22.2 mm(7/8インチであるので実際にはインチ系列の規格であるが)に絞られるという変則的な太さとした。形状も俗に「コンチネンタルハンドル」と呼ばれるローハンドル仕様と、グリップ3本分ほど高くしたアップハンドル仕様の2種類を用意する。

搭載エンジンは、排気量675 cc空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒の専用に新設計されたものであり、メタル四点軸受けの一体鍛造クランクシャフト、振動低減の為に1軸バランサー及びラバーマウントの採用、カム駆動にハイポイドベベルギアシャフトを用いるなど、特徴的な機構を持つ現代的なエンジンである一方で、見栄えの観点から空冷にこだわり、近年の大排気量車では珍しくキックスターターセルフスターターをともに標準装備する。往年の英国車風にシリンダーを直立させたほか、前述のベベルギアシャフトをOHVプッシュロッド風に見せ、低く水平に伸びた排気管にキャブトン風のマフラーを装備するなど、古風な外観にまとめられた。72 mm x 83 mmのボアストローク比は近年のオートバイ用エンジンとしては稀なロングストローク(ちなみにW1系はややショートストローク)で、排気量に対して重めのフライホイールを採用していることも大きな特徴である。スロットルポジションセンサーや加速ポンプが付いた2連装式キャブレターとの組み合わせにより、低中速域から粘りや力強さを感じさせる出力特性を得ている。

排気量は675 ccであるにもかかわらずW650の名がつけられており、カワサキのWシリーズにとって「650」という数字が特別なものとして捉えられていると考えられている。最大出力は当初50 ps(37 kW)だったが、2004年モデル以降は平成13年騒音規制や排出ガス規制などへの対策もあり、48 ps(35 kW)へと引き下げられた。また、2001年モデルでは排出ガス中の有害物質を低減する「Kawasaki Clean Air」と「触媒」の組み合わせによる「Kawasaki Low Exhaust Emission system」技術を採用している[5]

なお、設計上は800 ccになるのが想定されていたのか、後述するW800とはエンジン周りの共通パーツが多く、カスタマイズによる車体側の剛性不足やエンジンの耐久性低下の心配は無い[6]。ポッシュフェイス製ボアアップキットのように、W800よりも最高値を上回るキットもある。

ユーザーから一定の評価を得た車両ではあるが、2008年(平成20年)9月の排出ガス規制強化により生産終了となった。

W400

W400

W400は、W650の排気量を縮小してつくられた普通自動二輪車版であり、2006年(平成18年)から販売された[7]。競合車種はSR400CB400SSである。

基本的な外観はW650を踏襲するが、乗りやすさを向上させるために前後のサスペンションの設定を変えて車高を落としたり、シート形状を薄いものへ変更するなどしてW650よりも35 mm低い765 mmというシート高を実現している。

ハンドルはW650で採用された変則的な太さのものではなく、外径22.2 mmの一般的な「ミリバー」となっている。W650に標準装備されていたセンタースタンドやキックスターターは省略され、左右スイッチボックスが専用のものでなくなるなど、コストダウンが図られている。

エンジンはW650のものをもとに、ボアは72mmのままストロークを49mmへ短くすることで排気量を399 ccとしている。この変更によりW650での特徴の一つだったロングストロークとは逆にショートストロークのエンジンとなっており、兄弟車種ながらかなり異なった出力特性となっている。

W650同様、2008年(平成20年)9月の排出ガス規制強化により生産終了となった。

W800

2010年(平成22年)10月に海外輸出向けモデルとしてヨーロッパで先行して発表され、2011年(平成23年)2月1日より日本国内仕様が発売された[8]。Wシリーズとしては2年ぶりの復活となる。

2016年には販売が一時中断されたが、2019年のSTREET/CAFEモデルの発売を皮切りに復活した。さらに、目黒製作所のオートバイをオマージュした「MEGURO K3」も2020年11月に発売された。これ以降、Wシリーズをベースとした「メグロ」ブランドが登場するようになった。

W250

かつて日本で販売されていたエストレヤを、東南アジアでの販売に合わせて仕様と名前を変更した。2017年に発表[9][10]

W175

W250の弟分にあたる。2017年に発表[11]

W230

カワサキ・W230
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー カワサキ
車体型式 8BK-BJ230A
エンジン 232 cm3 4ストローク
空冷単気筒SOHC 2バルブ
内径×行程 / 圧縮比 67.0 mm × 66.0 mm / 9.0:1
最高出力 13 kW (18 PS) / 7,000 rpm
最大トルク 18 N⋅m (1.8 kgf⋅m) / 5,800 rpm
車両重量 143 kg
      詳細情報
製造国 タイ
製造期間 2024年 -
タイプ
設計統括 高谷聡志
デザイン
フレーム セミダブルクレードル
全長×全幅×全高 2,125 mm × 800 mm × 1,090 mm
ホイールベース 1,415 mm
最低地上高 150 mm
シート高 745 mm
燃料供給装置 燃料噴射装置
始動方式 エレクトリックスターター
潤滑方式 強制潤滑方式 / ウェットサンプ
駆動方式 チェーン駆動
変速機 常時嚙合式6段リターン
サスペンション ø37mmテレスコピックフォーク
スイングアーム (スプリングプリロード調整可能)
キャスター / トレール 27.0° / 99 mm
ブレーキ シングルディスク (外径265mm)
シングルディスク (外径220mm)
タイヤサイズ 90/90-18M/C (51S)
110/90-17M/C (60S)
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 11 L
燃費 WMTCモード値 - 40.5[注 4] km/L
カラーバリエーション
本体価格 643,500円
(メーカー希望小売価格、2024年12月現在)
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車
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2023年10月28日に開催されたジャパンモビリティショー2023にて出展された[12]。日本での発売は2024年11月20日[13][14]

エンジンはカワサキ・KLX230単気筒エンジンをベースとしているが、全体的な見た目はもちろんフレームも新規に設計されている。カワサキモータースジャパンのマーケティング担当、赤地祐介によれば社内で参考試乗したカワサキ・250メグロSGと比較して、社員からは意外と元気なフィーリングが特徴的なエンジン特性が似ていて「ブルブルと走る」との感想が多く、好意的な意見が多かったとのことである[15]。エストレヤのエンジンを採用するという選択肢もあったが、初心者にも扱いやすくするために、車両そのものを軽くすることを考えた結果見送られた[16]

マフラーはW230専用に、カワサキモータースのマフラー専用部署が設計した。音にこだわった設計で、キャブトンマフラーの内部構造も250メグロSGのそれを再現している[17]。古いバイクでは右出しのマフラーがよく見られることから、W230もそれに合わせるように配置されている[16]。全体は一見するとストレート管のように見えるが、実は一旦消音室へ導かれてとぐろを巻いて同じ方向に出ている[17]。そこに、ヒートガードやカバーを取り付けて一本の管に見えるようにしている。

メーターは「W」の刻印が入ったアナログメーターが採用されており、左にスピードメーター、右にタコメーターと各種インジケーターを配置している。ヘッドライトは上下2分割されたLEDとした。

小回りがきくサイズで、不安定な状態でも足を着地してすぐに立て直せるくらい軽い。アップダウンの多い道でも、路面からの振動によって疲れにくいような造りになっている[18]。ナチュラルなハンドリングだが、ABS以外の電子制御システムは装備しておらず、TCSもない。

W230をベースとした上級モデル、MEGURO S1

このエンジン特性もあってか、メッキ仕上げによる「メグロ」ブランドを冠した「MEGURO S1」も登場した。S1の由来には、創業から100周年を迎えた目黒製作所時代のSジュニアシリーズの原点回帰という意味が込められている[15]。MEGURO S1はMEGURO K3と同様に、全体を黒基調としてタンクにメッキを塗装し、ハンドルの形状を変更している。さらに、W230よりやや硬い座り心地になっている。

脚注

注釈

  1. ^ 陸王はすでに倒産。
  2. ^ a b アップハンドル仕様
  3. ^ a b ローハンドル仕様
  4. ^ クラス2-1、1名乗車時

出典

  1. ^ a b c 『20世紀のアイアンホース達』大洋図書〈ミリオンムック〉、2000年1月5日、324頁。ISBN 4-8130-0150-5 
  2. ^ a b c d e 池田勇生 (2019年7月21日). “メグロからカワサキへ!!伝説のダブワンことW1誕生秘話!”. Motorz. 株式会社モーターガレージ. 2025年1月5日閲覧。
  3. ^ 中村浩史 (2020年5月28日). “カワサキ「W1SA」歴史解説&試乗インプレ|カワサキを世界のブランドに! その夢の礎となったW1”. Webオートバイ. 2024年7月11日閲覧。
  4. ^ Jens Schultze (2015年7月12日). “Kawasaki W1 650 – Kopieren geht über Studieren” (ドイツ語). NIPPON CLASSIC. 2024年7月11日閲覧。
  5. ^ 環境への配慮や快適性の向上を中心に熟成を重ねた、スポーツモデル「W650」2001年モデルを発売”. 川崎重工業 (2001年2月22日). 2024年10月19日閲覧。
  6. ^ 第1回 カワサキW650ボアアップ【腰上分解編】”. バイクブロス (2015年5月11日). 2024年10月26日閲覧。 “車体側の剛性不足やエンジンの耐久性低下の心配は無い”
  7. ^ 新設計の空冷並列2気筒エンジンを搭載したスポーツモデル「W400」を新発売”. 川崎重工業 (2006年2月14日). 2024年10月19日閲覧。
  8. ^ ヴィンテージモーターサイクルが持つライディングフィールと美しさを追求したスポーツモデル「W800」を新発売”. 川崎重工業 (2010年12月24日). 2024年10月19日閲覧。
  9. ^ Sudah Enggak Ada Lagi Kawasaki Estrella 250, Ini Nama Penggantinya”. OTOMOTIFNET.COM (2017年11月18日). 2024年10月19日閲覧。
  10. ^ オートバイ (2022年3月13日). “【スクープ】エストレヤがメグロの250cc版で復活!?”. Webike+. 株式会社リバークレイン. 2024年11月1日閲覧。
  11. ^ Alsadad Rudi (2017年11月20日). “W175 Melanjutkan Tradisi Kawasaki di Indonesia”. Kompas.com. 2024年10月19日閲覧。
  12. ^ 世界初公開 「MEGURO S1」「W230」「KLX230」「Ninja 40周年記念モデル」など16台を Japan Mobility Show 2023に出展(カワサキモータース)”. 川崎重工業 (2023年10月25日). 2024年10月19日閲覧。
  13. ^ 遂に登場!! シート高745mmのカワサキ「W230」11月20日に発売 価格は64万3500円”. バイクのニュース (2024年11月1日). 2024年11月4日閲覧。
  14. ^ 普通二輪免許で乗れる「メグロ」 カワサキ「MEGURO S1」11月20日に発売”. バイクのニュース (2024年11月1日). 2024年11月4日閲覧。
  15. ^ a b 阪本一史、太田力也 (2023年11月2日). “カワサキの新クラシック「メグロS1/W230」詳細解説! エンジンはKLX230系の232cc空冷単気筒、価格は60万円台……?”. モーサイ. 2024年10月30日閲覧。
  16. ^ a b 沼尾宏明 (2024年12月2日). “【速報インプレ W230】軽さが際立つ新ネオクラ、気楽&味があり、マッタリ流すのが楽しい”. ウェビック プラス. 2024年12月26日閲覧。
  17. ^ a b 青木タカオ (2024年12月1日). “ダブワン乗りがW230を最速試乗! 新型なのに懐かしさがあり納得がいくワケとは!?”. バイクのニュース. 2024年12月26日閲覧。
  18. ^ 高梨はづき (2024年12月18日). “バイクに乗ろう! カワサキのネオレトロモデル『W230』に試乗するよ〜高梨はづきのきおくきろく。〜”. バイクのニュース. p. 2. 2024年12月26日閲覧。

関連項目

外部リンク


ウィキペディアウィキペディア

W650

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 06:39 UTC 版)

カワサキ・W」の記事における「W650」の解説

W650は1998年平成10年12月発表、翌1999年平成11年2月から販売され車種である。 OHVエンジン旧シリーズとは直接関連はない新設車種であるが、外観は、トライアンフBSAといった往年の英国車、もしくはネオクラシック」「ネオレトロ」と呼ばれる上述のW1を彷彿とさせる古風なもので、販売戦略上「W」のネーミング復活したこだわりとして専用設計左右スイッチボックスや、質感高め一環として外装部品樹脂ではなく金属製採用した。特にハンドル造形凝っており、トップブリッジ(上部三叉)に取り付けられる中央部分外径25.4 mmの「インチバー」と呼ばれる太さであるが、グリップスイッチボックス取り付けられる両端部分のみ「ミリバー」と呼ばれる外径22.2 mm7/8インチであるので実際にインチ系列規格であるが)に絞られるという変則的な太さとした。形状俗に「コンチネンタルハンドル」と呼ばれるローハンドル仕様と、グリップ3本分ほど高くしたアップハンドル仕様2種類用意する搭載エンジンは、排気量675 cc空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒専用新設計されたものであり、メタル四点軸受けの一体鍛造クランクシャフト振動低減為に1軸バランサー及びラバーマウントの採用カム駆動にハイポイドベベルギアシャフトを用いるなど、特徴的な機構を持つ現代的なエンジンである一方で見栄え観点から空冷こだわり近年大排気量車で珍しくキックスターターセルフスターターをともに標準装備する。往年の英国風にシリンダー直立させたほか、前述のベベルギアシャフトをOHVプッシュロッド風に見せ低く水平に伸びた排気管キャブトン風のマフラー装備するなど、古風な外観にまとめられた。72 mm x 83 mmボアストローク比近年オートバイ用エンジンとしては稀なロングストロークちなみにW1系はややショートストローク)で、排気量に対して重めフライホイール採用していることも大きな特徴である。スロットルポジションセンサー加速ポンプ付いた2連装キャブレターとの組み合わせにより、低中速域から粘り力強さ感じさせる出力特性得ている。 排気量は675 ccであるにもかかわらずW650の名がつけられており、カワサキWシリーズにとって「650」という数字特別なものとして捉えられていると考えられている。最大出力当初50 ps37 kW)だったが、2004年モデル以降平成13年騒音規制排出ガス規制などへの対策もあり、48 ps35 kW)へと引き下げられた。 ユーザーから一定の評価得た車両ではあるが、2008年平成20年9月排出ガス規制強化により生産終了となった

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