出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/09 13:08 UTC 版)
|
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2018年10月)
|
|
VIA C7-D (NanoBGA2版)
|
|
| 生産時期 | May 2005から |
|---|---|
| 生産者 | VIA |
| CPU周波数 | 1.0 GHz から 2.0 GHz |
| FSB周波数 | 400 MHz から 800 MHz |
| 命令セット | x86 |
| コア数 | 1 |
| ソケット | Socket 479 |
| コードネーム | Esther (C5J) |
| 前世代プロセッサ | VIA C3 |
| 次世代プロセッサ | VIA Nano |
| L1キャッシュ | 64 KiB instruction + 64 KiB data |
| L2キャッシュ | 128 KiB 32-way exclusive |
VIA C7(ヴィア シー・セブン)は台湾VIA Technologiesが販売するx86互換プロセッサである。同社VIA C3の後継製品である。
VIA C7は2005年5月にVIA Technologiesが発表したx86互換プロセッサである。開発コードはEsther (C5J)。設計はCyrixIIIおよびC3同様、わずか100人足らずの技術者からなる旧Centaurチームが担当した。
従来の同社CPU同様、低価格・低消費電力・使用頻度の高いアプリケーションにフォーカスした性能設計となっており、トータル性能では競合他社製品に劣る面も多い。しかし省電力性については中国標準化認証センターから省エネ認定を受けるなど評価がされており、カーボンフリープロセッサとして省エネ面でのアピールも行われている。
C7はCPU単体では販売されず、主に21mm四方のNanoBGA2パッケージでマザーボードにオンボード搭載された状態で販売されているが、VIA EPIA PNシリーズにおいて例外的にMicro PGA479パッケージのC7が搭載された。しかしこれは同マザーボードのオンボード扱いであり、他のSocket 479対応マザーボードでの動作は想定されていない。
C7は公式には2005年5月に出荷開始となっていたが、市場調査によると、量産品はその時には出荷していなかった。2006年5月にVIAとインテルとのクロスライセンスの期限が切れたが更新されなかった。これは、2006年5月31日にはC3の出荷を終了しなければならなかったからである。またこれにより、VIAはSocket 370に対する製品化の権利を失った。
競合他社は一般的にはトランジスタ増大による性能向上策を採用するが消費電力の増加も招く。一方、VIA/Centaurは同社の伝統であるバランスの取れたパフォーマンスを目指す手法をとった。
販売されているC7には3つの主なバージョンがある。ただしこれらを総称し単にC7と呼称されることが多い。
| 種別 | 用途 | クロック | FSB(MHz) | パッケージ | 省電力技術 |
|---|---|---|---|---|---|
| C7 C7 Eden |
デスクトップPC・組込 | 533MHz-2.0GHz | 400/533/800 | MicroPGA479 NanoBGA2 |
? |
| C7-D | 1.5-2.0GHz | 400/533 | |||
| C7-M | ノートPC・組込 | 400 | NanoBGA2 | Enhanced PowerSaver | |
| C7-M ULV | 1.0-1.5GHz | ||||
| PV530 | デスクトップPC・組込 | 1.8GHz+ | 800 |
VIA C3同様、主にVIA社製Mini-ITXマザーボードにオンボード搭載されて組込市場で利用されている他、英国Evesham Technology、 Tranquil PCのカーボンフリーPC、米国Everex Systemsのノートパソコン、OQO model 02や一部のUMPCにも採用がされた。 さらに2008年にはヒューレット・パッカードがC7-Mを採用したHP2133 Mini-NotePCを発表。VIA社プロセッサが大手PCメーカーの機種に採用された初の例となり、国内でも注目を集めた。
従来の同社CPUと比較し、着実にPC市場での存在感を高めている。
固有名詞の分類