出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/15 14:47 UTC 版)
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| 別名 | Elektronika MS-0511 |
|---|---|
| 種別 | 学習・研究用コンピュータ |
| 発売日 | 1987年 |
| OS | RAFOS, FODOS, RT-11 |
| CPU | 2 × KM1801VM2 |
| メモリ | RAM 192 KB, ROM 32 KB |
| ストレージ | 5¼インチ フロッピーディスク |
UKNC (ロシア語: УКНЦ)は、学校の計算機科学コースで使用することを狙ったソヴィエト連邦のPDP-11互換教育用コンピュータである。 Electronika MS-0511としても知られている。 UKNCは「科学センターによる教育用コンピュータ」という意味である。
その設計の1つの特徴は、PPU (peripheral processing unit: 周辺機器処理ユニット)であった。 PPUは、CPUの負荷を軽減し、周辺機器(ディスプレイ、音声など)の管理の責任を負う。しかし、CPUと同様にユーザープログラムを実行することができる。
このコンピューターは、3つのモデル(0511、0511.1、0511.2)が発売された。 0511.1は、家庭内利用を意図しており、他のモデルが42V交流電源を使うのに対して、220V交流電源に対応した電源を搭載している。 0511.2は、機能を拡張した新しいファームウェアとキーボードの灰色のキーの印刷を最初のバージョンから変更したことが特徴であった。 写真は0511.2の一種である。
動的な冷却装置がなかったので、少なくとも0511.2は数時間の操作後にオーバーヒートして停止することが多かった。
筐体の設計、キーボードの配置、拡張スロットの位置と形状は、ヤマハのMSXパーソナルコンピュータに影響されたものである。 ヤマハのMSXは、ソヴィエト連邦の学校で使用するために1980年代の初め頃にソヴィエト連邦によって購入されたものであった。 同じ筐体は、印刷を変更して、Elektronika MS-1502と呼ばれるIBM PCのクローンを製造するために再利用されたが、かつて有名だったPoisk(これもIBM PC互換機)よりも知名度は低い。 同じ筐体とキーボードは、さらにRusichと呼ばれるIntel 8085を搭載した教育用コンピュータを製造するためにも使われた。