読み方:ゆーえっちでぃーびーでぃー
(UHD_BD から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/25 21:42 UTC 版)
| Ultra HD Blu-ray UHD BD |
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100 GB Ultra HD Blu-ray ディスクの裏面
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| メディアの種類 |
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| 策定 | Blu-ray Disc Association[発表 2] |
| 主な用途 | 4K映像(映画)の再生、PlayStation 5用ディスク |
| ディスクの直径 | 120mm |
| 大きさ | Φ120mm(12cmディスク)/t=1.2mm |
| 下位規格 | HD DVD Blu-ray Disc |
| 関連規格 | HVD |
Ultra HD Blu-ray(ウルトラ エイチディー ブルーレイ)は、 Blu-ray Discの後継となる光ディスク規格。第3世代光ディスクの一種[注 1]であり、UHD BD(ユーエイチディー ビーディー)と略される[発表 1][3]。プロモーションでは4K Ultra HDブルーレイ(よんケー ウルトラ エイチディーブルーレイ)の表記が推奨されている[4]。
UHD BDは4K UHD(2160p - 3840×2160 60fps)をサポートする。
物理メディアはBD-ROM Version2.0であり、すなわちBlu-ray Discと同じ第3世代光ディスクの一種であるが、大容量化が図られている。標準的なBD-ROMが25GB×1 - 2層であるのに対し、UHD BDは25GB×2層、33GB×2 - 3層のいずれかとなる[2]。既存のBlu-ray規格・機器との互換性はない。
UHD BDは4K UHDをサポートし、ビデオ・エンコードはH.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC)を使用する。また、ハイダイナミックレンジ記録(HDR)をサポートする。
なお、4K UHDおよびHDRは必須ではなく、H.265/HEVC下で2K(HDTV)、SDR(標準ダイナミックレンジ)の選択もそれぞれ独立して可能である。この場合にも、従来のBDとの互換性はない。再生時には必ずしも4K対応テレビは必要ではなく、それ以下の解像度しか出ないテレビでも再生デバイスがその解像度に対応している場合はダウンコンバートして出力できる。
UHD BDにおけるDRMはいずれもAACS 2.0に更新される。
DVDや従来のBDと異なり、UHD BDではリージョンコードはほとんど廃止されたが、ディズニー製作品などでリージョンコード(A~C)が付与されることがある[5]。
UHD BDでは一般に、CMP Exportという外部媒体コピー技術をサポートする[6]。これにより、BDの記録された動画ならびに関連情報を他の記録媒体に安全に転送する。
映像以外のメニュー、字幕は従来のBDと共通である[7]。
一般的には、UHD BD機器に接続されるディスプレイの4K UHDのサポート/非サポート、HDRのサポート/非サポートを自動的に判別し、非対応機器に対しては自動的に2K(HDTV)やSDRへのダウンコンバートを行う。
なお、一部を除く従来のBD機器でサポートされたBlu-ray 3Dは、UHD BD機器では一般的には非サポート(optional)となる。ただし、Xbox One Sのように両対応も存在。
パーソナルコンピューターにおいて、UHD BDは導入のハードルが高く[8]、#パーソナルコンピューターに記述する要件を満たす必要があったが、2025年4月に後述するIntelのSGX機能のサポート終了によって再生できなくなった。
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CyberLinkのPowerDVDとCorelのWinDVD(いずれもエディションによって異なる)が再生に対応していたが、対応したディスクドライブのほか、
このため、RyzenなどのAMD製CPUやARMアーキテクチャ対応SoC搭載のPCでは再生できない。また、CPU内蔵グラフィックでのみ再生が可能となるため、グラフィックボードを介しての出力も不可能である。ただし、明らかにAMD製CPU/GPUを搭載したゲーム機であるXbox One SやPS5では再生できる。
対応ドライブが発売された2017年当初は、特にマザーボード側のSGXおよびHDCP 2.2への対応が不明瞭だったことから、ハードルが高かった[10]。この状況は2019年頃に多少改善されたものの[11]、2020年に発売されたIntelの第11世代プロセッサ[注 7]以降はSGXの機能が削除された[12]ため、これらの新世代CPUが搭載された環境でははじめから再生できない状態であった[13]。2021年に公開されたWindows 11にも対応していない。
既存の再生可能な環境では、チップセットドライバやディスクドライブのファームウェアの更新をしないことで再生可能な環境を維持することができた[14]。しかし、2025年4月にIntelはSGX機能の認証サーバーをシャットダウンし、すべての旧世代CPUのSGX機能が無効化された。この措置により、以前は再生可能な環境であっても、公式の方法で再生することができなくなり、PowerDVDやWinDVDのサポートも打ち切られた[15][16]。よって、その後はDVD Fabなどの非公式プレイヤーを使い、Ultra HD Blu-rayの映像を閲覧する方法となる。そのため、パーソナルコンピューターではなく、Ultra HD Blu-rayの再生に対応したAV機器や対応ゲーム機で再生することが推奨されている[17]。