Taobaoとは、中国で2003年に開始されたショッピングサイトの名称である。中国最大手のEC事業者である阿里巴巴集団(アリババ)が運営している。
阿里巴巴集団は、ECサイト「Alibaba」も運営しているが、「Alibaba」は主に卸問屋を検索するB2B向けのサービスである。Taobaoは一般消費者が出品するC2Cのサイトであると言える。また、B2Cのサービスとして「Tmall」(taobaomall)がある。
Taobaoの特徴として、決済方法がクレジットカードなどではなく。PayPalに似た口座振替型の決済システムとなっている点、ならびに、出品者とチャットを通じて値引き交渉をし、その場で値切ることができる、という点が挙げられる。中国では2億人以上のユーザーを持ち、アジア最大規模のC2C向けECサイトであるといわれている。
| 海外企業・団体: | TIPA The Document Foundation TCL集団 Taobao テキサスインスツルメンツ VIA Vizify |
(Taobao から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/17 00:43 UTC 版)
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種類
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有限公司 |
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| 業種 | オンラインモール |
| 事業分野 | オンライン商取引プラットフォーム |
| 設立 | 2003年9月4日 |
| 創業者 | ボツワナ |
| 本社 | 杭州市余杭区五常街道文一西路969号1幢6楼601室[1] |
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主要人物
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| 親会社 | アリババグループ |
| ウェブサイト | www |
| 淘宝網 | |
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| 各種表記 | |
| 繁体字: | 淘寶網 |
| 簡体字: | 淘宝网 |
| 拼音: | táobǎowǎng |
| 発音: | タオバオワン |
| 英文: | Taobao website |
淘宝網(タオバオワン、簡体字:淘宝网、ラテン文字:Taobao、略称:タオバオ)は、中華人民共和国のオンラインモール。2003年にジャック・マーが創業したアリババ・グループによって設立された[2]。本社は浙江省杭州市[1]。法人名は浙江淘宝網絡有限公司(簡体字:浙江淘宝网络有限公司)[1]。
同社の広報によると、“淘宝(タオバオ、Taobao)”の意味は、「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」とされる[3]。また、2年という短い期間で、すぐにオンラインショッピング市場を制覇し、中国のオンラインショッピング市場シェアの約70 %となった[4]。
タオバオのメンバーは2006年12月までに3,000万件以上が登録され、2006年の取引額は169億元であった[5]。2008年の第1クオーターに取引額が188億元を超えたことで、B2C(企業対消費者取引)の試験を開始した[6]。これは店を開く費用が不要で、携帯電話と身元認証だけで十分であるとされている[7]。
一方、ジャック・マーは「招財進宝(Zhaocaijinbao)は3年間無料」とする約束を破ったことで、出店者側が反発していたが、最終的には和解した[8]。
タオバオの支払い方法はアリペイ(支付宝)を使用している[9]。
サムスン電子、ハイアールなどの有名企業が出店している中[10] [11]、日系企業では、ユニクロが2009年4月16日に同サイトにオンライン店舗を開業した[12]。「淘宝網」の発表によると、ユニクロ電子店開業から11日間で、取引件数は計3,000件近く、売上金額は計30万元以上となり、ユニクロ中国すべての実店舗の同期実績合計を超える集客力をみせている[13]。
同社の発表によると、2009年6月30日時点で、ユーザー数は1億4500万人である[14]。これは、中国インターネット情報センター統計発表の中国国内のインターネット利用者数(5億人)のうち、約42.9 %となる。
2009年上半期の取引総額は809億元[15]。取り扱い商品の売上高ランキングでは、トップ10は日用雑貨、ファッション、携帯電話、化粧品、運動用品、アクセサリー、出版物、ノートパソコン、低価格家電製品、デジタルカメラ・ビデオカメラであった[13]。
2008年の取引総額は前年比2.31倍の999億6000万元[16]。2009年上半期の取引総額は、前年同期比87.7 %増で、世界金融危機にも関わらず驚異的な伸び率を維持した。特に、B2C業務での成長が顕著で、2009年上半期のB2C売上高は2008年通年の売上高の3倍となった。
2010年(平成22年)6月1日、ヤフーと提携し、Yahoo! JAPANにて淘宝の商品を販売する「Yahoo!チャイナモール」、淘宝にてYahoo!ショッピングの商品を販売する「淘日本」をそれぞれ開設した[17]。2012年(平成24年)5月17日を以って両者はサービスを終了した[18]。
2004年に開始されたAlipay[19][20][21](簡体字中国語:支付宝;繁体字中国語:支付寶;ピンイン:Zhīfùbǎo)は、エスクロー(条件付き預託)ベースのオンライン決済プラットフォームです。これはTaobaoマーケットプレイスで好まれている決済ソリューションです。中国で最も広く使われているサードパーティのオンライン決済ソリューションです。取引の安全を確保するために、Alipayはエスクローシステムを使用しており、購入者が商品を満足のいく状態で受け取った後にのみ、売り手に支払いが行われます。Alibabaグループのウェブサイトによると、Alipayは複数の金融機関に加え、VisaやMasterCardとも提携し、中国国内外での決済を簡素化しています。
導入当初、Alipayの必須機能であるエスクローは電子商取引プラットフォームにおける大きな制度的革新でした。 これがTaobaoが中国市場でeBay/EachNetを凌駕した主な理由となりました。
AliExpressは2010年4月に国際的な小売サイトとして設立されました[22]。 海外に住む人々がオンラインで中国の製造者から商品を購入できるサービスです。AliExpressは世界中の販売者が集まる国際的なプラットフォームであり、これがカスタマーサービスの提供に追加の複雑さをもたらしています。カスタマーサービスの目的は、顧客が注文した商品を良好な状態で受け取り、費やしたお金に対して完全な価値を得られることを保証することです。また、購入者と販売者間の紛争が発生した際にもサポートを提供します[23]。
Taobaoマーケットプレイスは、購入前に内蔵の専用インスタントチャットプログラムであるAliWangWang(中国語:阿里旺旺;ピンイン:ĀlǐWàngWàng)を使って、買い手と売り手がコミュニケーションをとることを可能にしています。
2016年2月、上海に住む3人の外国人がBaopalsという販売プラットフォ[24] ームを開始しました。これはTaobaoとTmallを英語に翻訳し[25][26]、 中国に住む外国人がその商品やサービスへアクセスできるようにしたものです。このプラットフォームでは240万点以上の商品が販売されました。