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本社が入居する新宿イーストサイドスクエア
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | スクエニ、SQEX |
| 本社所在地 | 〒160-8430 東京都新宿区新宿六丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア 北緯35度41分47.97秒 東経139度42分30.75秒 / 北緯35.6966583度 東経139.7085417度座標: 北緯35度41分47.97秒 東経139度42分30.75秒 / 北緯35.6966583度 東経139.7085417度 |
| 設立 | 2008年(平成20年)10月1日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 5011001058146 |
| 事業内容 | デジタルエンタテインメント事業、携帯電話コンテンツの企画・開発・販売・配信、書籍の出版等 |
| 代表者 | 代表取締役社長 桐生隆司 |
| 資本金 | 15億円(2025年3月31日現在)[1] |
| 発行済株式総数 | 3万株[1] |
| 売上高 |
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| 営業利益 |
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| 経常利益 |
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| 純利益 |
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| 純資産 |
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| 総資産 |
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| 従業員数 |
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| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 100% |
| 関係する人物 |
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| 外部リンク | www |
| 特記事項:旧・株式会社スクウェア・エニックスは持株会社体制移行により2008年10月1日に株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスに改組。同日に新会社として設立された。 | |
株式会社スクウェア・エニックス(英: SQUARE ENIX CO., LTD.)は、日本のゲームソフト販売・開発会社、出版社。株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスの子会社。コンピュータエンターテインメント協会正会員。略称はスクエニ、SQEX。
2008年(平成20年)10月1日の持株会社体制移行前の法人(現:スクウェア・エニックス・ホールディングス)と、移行後の法人は別の法人格であるが、商号・営業上は連続しているため、以下では特記しない限り、「スクウェア・エニックス」を名乗った法人について連続して扱う。
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2003年(平成15年)4月1日、ゲームメーカーのスクウェアとエニックスの合併により誕生した。合併手続き上はエニックスを存続会社とするが、公式には「両社が対等の精神に基づき合併する」と位置付けられる[2]。合併については様々な理由が挙げられているが、主には次の通りである。
ただし、当時エニックス側の社員だった齊藤陽介は、「開発の体制でのメリットが一番大きなものであったのでは」と述べている。ちなみにスクウェアとエニックス双方の社員とも直前まで知らなかったことが明かされている[3]。合併直前、スクウェアに対して行われたソニー・コンピュータエンタテインメントからの支援、デジキューブの倒産については後述を参照のこと。タイトーの買収については、スクウェア・エニックスに欠けているアーケードゲーム事業への進出を見越したものである。タイトーを買収したことによってアーケードゲームも幾つか製作している。
旧スクウェアは、ゴルフのアドレスやグリップ(構え)で使われる「スクウェア」(square)が由来。スクウェアには「正方形」「広場」「頑固な」「きちんとした」などの意味があり、ゴルフでは飛球線に対して90度に正対している状態を指す。問題に対して逃げ腰ではなく、直視していく企業体を目指す意味で名付けられた。
ゲームソフトのクリエーター達が集まる広場「スクウェア」を意味しているのと、旧スクウェアの会社生誕の地である四国(四角形から、実際の創業は徳島県)への謝意、先端機器が整備された製作環境の中で、クリエーター達が豊かな感性と創造力を発揮し、世界に通用するエンタテインメントを提供する国際的企業となる思いが込められている。
旧エニックスの由来は、世界初のスーパーコンピュータと言われている「ENIAC」(エニアック)と不死鳥「PHOENIX」(フェニックス)をあわせた造語である。
両社の合併においてはエニックスが存続会社となり、合併比率も1:0.85[4]と数字上エニックスに吸収される形でスクウェアは消滅したが、新社名は「スクウェア」を先に「エニックス」を後ろに据えた「スクウェア・エニックス」とした。これは単なる社名と体(存続会社)のたすきがけであり、「SQUARE ENIX」だとEが重なり、会社がひとつにまとまった感じがあることと、「エニックス・スクウェア」だとスが連続して発音しづらいことも理由である[要出典]。
デジタルエンタテインメント事業では、コンピュータゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売、販売許諾、運営等を行っている。
合併以前の旧エニックス・旧スクウェアそれぞれが開発・発売したソフトおよび廉価版「アルティメットヒッツ」と「レジェンダリーヒッツ」についてはそれぞれの項目を参照。
内製のゲームソフト開発の人員は旧スクウェアタイトルに大半が集中され、旧エニックスタイトルは従来通り企画、委託開発の管理が中心であるが、旧エニックス社員も旧スクウェアソフトのチームに開発スタッフとして名を連ねていることもあり、ドラゴンクエストXのように内製の旧エニックスタイトルが生まれているほか、ファイナルファンタジーシリーズをはじめ旧スクウェアのシリーズタイトルにおいても一部開発を外部デベロッパーに委託する作品が見受けられるようになっている。
従来あった事業部制は、プロジェクトごとにチームが結成されるようになって廃されていたが、2013年12月からはビジネス・ディビジョンという区分けになった[17]。2019年4月に再び再編が行われ、4つの開発事業本部に集約された[18][19]。
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| 事業本部 | 本部長 | ディビジョン | 代表作 (PC/コンシューマー/アーケード) | 代表作 (ブラウザ/モバイル) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第一 | 北瀬佳範[19] | ディビジョン1 | ファイナルファンタジーVII リメイク | ||
| ディビジョン2 | サガシリーズ | ||||
| ディビジョン3 | |||||
| ディビジョン4 | KINGDOM HEARTS シリーズ | ||||
| ディビジョン5 | |||||
| ディビジョン6 | |||||
| 第二 | 三宅有[19] | ディビジョン1 | |||
| ディビジョン2 | ドラゴンクエストビルダーズシリーズ ドラゴンクエストXII[20] |
ドラクエベビー&キッズ~スライムとあそぼう~ | 藤本則義[21]所属 | ||
| ディビジョン3 | ドラゴンクエストX[22] | ||||
| ディビジョン4 | 齊藤陽介所属[23] | ||||
| ディビジョン5 | ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト ドラゴンクエストタクト |
千葉直人所属[24] | |||
| ディビジョン6 | ブレイブリーデフォルトII OCTOPATH TRAVELER |
VARIOUS DAYLIFE[25] | 浅野チーム[26] | ||
| 第三 | 吉田直樹[19] | ファイナルファンタジーXIV[27] ファイナルファンタジーXVI[28] |
旧第5BD[27] | ||
| 第四 | 広野啓[29]←西角浩一[19] | ディビジョン1 | とある魔術の禁書目録 幻想収束 FFBE幻影戦争[30] |
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| ディビジョン2 | スクールガールストライカーズ[31] | 内製[31] | |||
| ディビジョン3 | ラストイデア[32] |
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また、関連会社に「スマイルラボ」と「ヒッポスラボ」が存在した。
| 事業部 | 事業部長 | 代表作 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第1開発事業部 | 北瀬佳範 | ファイナルファンタジーシリーズ(VII、VIII、X、X-2、XIII、XV、零式、ディシディア、シアトリズム)、キングダム ハーツ シリーズ | 野村哲也、鳥山求所属 |
| 第2開発事業部 | 河津秋敏 | サガシリーズ、ファイナルファンタジークリスタルクロニクル、聖剣伝説 LEGEND OF MANA | ゲームデザイナーズ・スタジオ |
| 第3開発事業部 | 田中弘道 (発足当時) |
ファイナルファンタジーシリーズ(XI、XIV)、クロノシリーズ、ゼノギアス、デュープリズム | |
| 第4開発事業部 | 松野泰己 (発足当時) |
ファイナルファンタジーXII、ファイナルファンタジータクティクスシリーズ、ベイグラントストーリー | 旧クエスト |
| 第5開発事業部 | 平田裕介 (発足当時) |
オールスター・プロレスリングシリーズ、日米間プロ野球、武蔵伝シリーズ | 大阪事業所所属 |
| 第6開発事業部 | 土田俊郎 (発足当時) |
フロントミッションシリーズ | 旧ジークラフト |
| 第7開発事業部 | 時田貴司 (元部長) |
半熟英雄シリーズ、パラサイト・イヴシリーズ、バウンサー、ナナシノゲエム | |
| 第8開発事業部 | 石井浩一 (発足当時) |
聖剣伝説シリーズ | 関連: ブラウニーブラウン |
| 第9開発事業部 | 三宅有 | ドラゴンクエストシリーズ | 旧エニックスドラクエ課、関連: 堀井雄二 |
| 第10開発事業部 | 齊藤陽介 | スターオーシャンシリーズ、ヴァルキリープロファイルシリーズ、鋼の錬金術師 | トライエース、山岸功典、安藤武博 |
| モバイル事業部 | 洞正浩 | 携帯電話向けコンテンツの開発 | 田畑端 |
| 特モバイル二部 | 安藤武博 | スマートフォン向け新規IPコンテンツの開発[41] (CHAOS RINGSシリーズ、ミリオンアーサーシリーズなど) | 2012年4月にモバイル事業部から独立[41] |
| オンライン事業部 | Flashによる3Dコンテンツの開発 (スクエニ メンバーズアバターなど) | ||
| 第二オンライン企画運営部 | オンラインゲームの企画・制作・運営 (戦国IXAなど)[42] | 元ファンタジーアース ゼロ制作チーム[42] | |
| コンテンツ&サービス開発部 | モンスタードラゴン[43] |
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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2016年7月)
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2022年現在社員として所属するもののみ。(一部自己申告者のみ)50音順。
原則として退社後も関わりのある人物。順不同。
| 開発会社 | 開発タイトル |
|---|---|
| アーゼスト | バランワンダーワールド |
| アートディンク | トライアングルストラテジー、HD-2D版ドラゴンクエストIII |
| アカツキ | ロマンシング サガ リ・ユニバース |
| アクセスゲームズ | ロードオブアルカナ、ドラッグオンドラグーン3 |
| アクセルマーク | ディアホライゾン |
| アクワイア | オクトパストラベラーシリーズ |
| アプシィ | アリスオーダー、フレイム×ブレイズ |
| アプリボット | ニーア リィンカーネーション、FFVIIエバークライシス |
| アリカ | チョコボGP |
| アルテピアッツァ | ドラゴンクエストシリーズ(PS版IV・VII、PS2版V、DS版IV・V・VI、3DS版VII)、サガシリーズ(リマスター版ロマンシング サ・ガ2、3) |
| イリンクス | LEFT ALIVE |
| ILCA | サムライライジング、プロジェクト東京ドールズ |
| インディーズゼロ | シアトリズムシリーズ、グランマルシェの迷宮、キングダムハーツMoM |
| インテンス | 神つり |
| ヴァンガード | 戦国やらいでか、プロ野球が好きだ! |
| ウインライト | 結合男子 |
| Aiming | ゲシュタルト・オーディン、ドラゴンクエストタクト |
| エイチーム | FFVIIザ・ファーストソルジャー |
| エイリム | FFBE、Voice of Cardsシリーズ |
| エクサム | ミリオンアーサーアルカナブラッド |
| NHN PlayArt | ドラゴンクエストけしケシ!、ディシディアデュエルムFF |
| epics | ナナシ ノ ゲエムシリーズ |
| EVOLVE | トワツガイ |
| オーツー | LAST IDEA |
| オレンジキューブ | エンバーストーリア |
| キャトルコール | ダンジョンエンカウンターズ |
| キャビア | ドラッグオンドラグーンシリーズ、ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン、ニーアゲシュタルト/レプリカント等 |
| gumi | FFBE幻影戦争 |
| KLab | DQスマッシュグロウ |
| クルーズ | FFグランドマスターズ |
| クレイテックワークス | ブレイブリーデフォルトII |
| ゲームスタジオ | ロードオブヴァーミリオン(III)、星のドラゴンクエスト、刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火、インフィニティストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険 |
| 元気 | グリムシリーズ |
| コーエーテクモゲームス | DQヒーローズ、アーケード版DFF、DFFOO、FFオリジン、DQチャンピオンズ |
| 娯匠 | 聖剣伝説ROM、バトルオブブレイド |
| コロプラ | ドラゴンクエストウォーク |
| Cygames | ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト |
| サイバーコネクトツー | FFVIIGバイク |
| G2Studios | ワールドエンドヒーローズ |
| xeen | 聖剣伝説ToM、パラノマサイト、ロマンシング・サガ2 リベンジオブザセブン |
| ジュピター | キングダムハーツCoM、すばらしきこのせかい(DS版)、ピクトロジカFF |
| シリコンスタジオ | ブレイブリーシリーズ(セカンドまで) |
| シンクガレージ | ロードオブヴァーミリオン(~Re:2)、シグマハーモニクス等 |
| シンク・アンド・フィール | FFXIIレヴァナント・ウイング、ブラッドオブバハムート、インペリアル サ・ガ |
| ソレイユ | ヴァルキリーエリュシオン |
| WFS | 聖剣伝説EoM |
| ツェナワークス | DQモンスターパレード |
| DeNA | FFRK、ドラゴンクエスト ダイの大冒険 魂の絆 |
| ディンゴ | オカルトメイデン |
| ディンプス | スクール オブ ラグナロク |
| トーセ | ドラゴンクエストモンスターズシリーズ(3DS版を除く)、スライムもりもりシリーズ、DQライバルズ、FINAL FANTASYシリーズ(GBA版IV・V・VI、PSP版I・II、WOFF、ピクセルリマスター版I - VI、クライシスコアFFVII リユニオン)等 |
| トイロジック | DQXI(3DS版)、FOAMSTARS |
| ドキドキグルーブワークス | ヴァルキリーアナトミア、VARIOUS DAYLIFE、オクトパストラベラー0 |
| トライエース | スターオーシャンシリーズ、ヴァルキリープロファイルシリーズ等 |
| ドリコム | WOFFメリメロ |
| ナウプロダクション | SHOW BY ROCK!! Fes A Live、ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ |
| 網易 | 叛逆性MA、聖剣伝説VoM |
| バイキング | ガンスリンガー ストラトス、星と翼のパラドクス |
| バレット | サガシリーズ(サガ フロンティア リマスター、ロマンシング・サガ ミンストレルソング リマスター) |
| ハ・ン・ド | キングダムハーツシリーズ(コーデッド、358/2days)、チョコボシリーズ、すばらしきこのせかいシリーズ(iOS版以降)、青空アンダーガールズ、春ゆきてレトロチカ等 |
| B.B.スタジオ | DQXオフライン |
| ヒストリア | ライブ・ア・ライブ(HD-2Dリメイク) |
| プラチナゲームズ | ニーア オートマタ、バビロンズフォール |
| フレイムハーツ | キングスナイトWDD、アイドルファンタジー |
| ヘキサドライブ | FF零式HD、ランページ ランド ランカーズ、ドラゴンクエストVII Reimagined等 |
| ヘッドロック | 疾走ヤンキー魂、乖離性MA、交響性MA、とある魔術の禁書目録 幻想収束、Engage Kill |
| ポケラボ | シノアリス |
| マトリックス | FINAL FANTASYシリーズ(XI各追加ディスク、DS版III・IV、FFIVアフターイヤーズ、光の4戦士、FFレジェンズ等) |
| メディア・ビジョン | ヘビーメタルサンダー、ケイオスリングス、エストポリス等 |
| Live Wire | ハーヴェステラ |
| ラクジン | DS版サガシリーズ、FFEXシリーズ |
| ランカース | ディオフィールド クロニクル |
| レベルファイブ | ドラゴンクエストシリーズ(VIII、IX) |
| ロケットスタジオ | ドラゴンクエストモンスターズバトルロード、超速変形ジャイロゼッター、ぐるモン |
出版事業ではコミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行っている。
旧エニックスで展開されていた、1988年より開始したドラゴンクエストシリーズの公式ガイドブックやノベライズ作品・ファンブック・ゲームブックの出版部門が始まりで「ドラゴンクエストIII 新たなる伝説」に掲載された栗本和博の4コマ漫画が好評だったことからドラクエシリーズの「4コママンガ劇場」を1990年に発刊。翌年には漫画雑誌『月刊少年ガンガン』を創刊してオリジナルコミック分野に参入した。「アルティマニア」等、デジキューブ(2003年11月倒産)が行っていた旧スクウェア系の公式ガイドブックなどの出版レーベルも受け継いでいる。
ガンガン系各誌は児童誌、少年誌、少女誌の雰囲気が混在する独特の誌面により、「(スクウェア・)エニックス系漫画」というジャンルを確立している。
旧エニックスの出版事業はテレビアニメを放映した「最遊記」と「ドラゴンクエストVII 公式ガイドブック」の貢献により2001年3期には出版事業売上高98億36百万円と当時過去最高の売上を更新したが[44]、2001年後半に多数の所属作家や編集者を失う「エニックスお家騒動」[注 1] や、2003年3期「東京アンダーグラウンド」のアニメ化効果が期待ほど得らなかったことと「スターオーシャン Till the End of Time」のガイドブックの販売が伸び悩んだ結果、2003年3期には出版事業の売上高が55億48百万円までに落ち込んだ[45]。
2004年3月期期間においてアニメ化(テレビの提供料)に5億円を投資した「鋼の錬金術師」が大ヒットし[46]、2005年3期には出版事業売上高が108億59百万円と初めて売上高100億円台を突破した[47]。
2008年には『ガンガンONLINE』を創刊。出版社自身によるウェブコミック配信サイトの先駆けとなり成功をおさめ、以後他の出版社が自身でウェブコミック配信サイトを次々と立ち上げるきっかけとなった。
2019年5月ペンギン・ランダムハウスのペンギン・ランダムハウス・パブリッシャー・サービスと販売流通契約を締結して2020年2月に北米市場へ参入した[48][49]
2021年1月7日に大人向けのWEB小説から良質な作品を厳選して刊行する新文芸レーベル『SQEXノベル』を創刊した[50][51]。
2021年3月期にはマンガアプリ「マンガUP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売の増加と「地縛少年花子くん」「薬屋のひとりごと」「わたしの幸せな結婚」のヒットにより出版事業の売上高が268億43百万円、営業利益が116億87百万円となり、初めて売上高200億円台と営業利益100億円台を突破した[52]。
2021年9月1日にBL専門レーベル「ガンガンBLiss」を創刊してBL分野に参入した[53]。
2024年3月期には「薬屋のひとりごと」の大ヒット等により、出版事業の売上高が310億89百万円、営業利益が119億84百万円となり、初めて売上高300億円台を突破した[54]。
| 誌名 | 創刊 | 発売日 | 単行本 |
|---|---|---|---|
| 月刊少年ガンガン | 1991年3月 | 毎月12日 | ガンガンコミックス |
| 月刊Gファンタジー | 1993年3月 | 毎月18日 | Gファンタジーコミックス |
| ヤングガンガン | 2004年12月 | 毎月第1、3金曜日 | ヤングガンガンコミックス |
| ガンガンONLINE(ウェブコミック誌・マンガアプリ) | 2008年10月 | 毎月第1、3月曜日、毎週木曜日更新 | ガンガンコミックスONLINE |
| 月刊ガンガンJOKER | 2009年4月 | 毎月22日 | ガンガンコミックスJOKER |
| 月刊ビッグガンガン | 2011年10月 | 毎月25日 | ビッグガンガンコミックス |
| マンガUP!(マンガアプリ) | 2017年1月 | ガンガンコミックスUP! | |
| ガンガンpixiv(ウェブコミック誌) | 2017年2月 | ガンガンコミックスpixiv | |
| なし(コミックシーモア先行配信) | ガンガンコミックスBLiss | ||
| 誌名 | 発行期間 | 発売日 | 単行本 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| フレッシュガンガン | 1992年4月から2010年4月 | ガンガンコミックスONLINE | 少年ガンガン増刊 | |
| 月刊少年ギャグ王 | 1994年3月から1999年3月 | 毎月30日発売 → 毎月3日発売 | ギャグ王コミックス | エニックス時代に刊行 |
| 月刊ガンガンWING | 1999年3月から2009年2月 | 毎月26日発売 | ガンガンWINGコミックス | |
| コミックバウンド | 2000年9月から2000年11月 | 毎月第2、4火曜日発売 | ガンガンコミックス | |
| 月刊ステンシル | 2001年2月から2003年8月 | ステンシルコミックス | ||
| ガンガンパワード | 2001年3月から2009年2月 | ガンガンコミックス | ||
| ガンガンYG | 2004年2月から2004年8月 | ヤングガンガンコミックス | 少年ガンガン増刊 | |
| ガンガンカスタム | 2006年10月 | ガンガンコミックス |
ライツ・プロパティ等事業では、当社グループのコンテンツに関する二次的著作物の企画・制作・販売及びライセンス許諾を行っている。
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この節のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2015年10月)
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ファミリーコンピュータ・スーパーファミコン全盛時代、ドラゴンクエストシリーズというビッグタイトルを持つエニックスは、任天堂のサードパーティーとして重要な位置にあった。ファイナルファンタジーシリーズで追いかける形にあったスクウェアは、任天堂との関係が深かった小学館(ゲーム・オン!編集部)との合同企画として1994年に『ライブ・ア・ライブ』を製作したり、1996年に『スーパーマリオRPG』を共同開発するなど、任天堂との関係を強めようと模索していた。
しかし『ライブ・ア・ライブ』はさほどヒットせず、『スーパーマリオRPG』はヒットしたものの、スクウェア側のスタッフが独立してしまうなど必ずしもスクウェアの思うようにはならなかった。この時期と前後して、『ファイナルファンタジーVII』の製作スタッフである坂口博信が「PlayStation」(PS)の描画能力に魅力を感じていたことから、FFシリーズのPSへの移籍への道を探っていた。
スクウェア自体もまたこの流れに同調し、『トレジャーハンターG』を最後に任天堂ハードへのソフト開発(NINTENDO 64(N64)用に企画していた約10タイトル含む)を中止することになった。
鈴木尚スクウェア社長(当時)によれば、PSに独占供給を決めた際に任天堂の山内溥社長(当時)は「機種の選択という意味では仕方がない」と語っていたが、その際にスクウェアの社員がエニックスをPS陣営に誘うために、エニックスに加え他のソフトメーカー達に「NINTENDO 64は駄目だ」と吹聴していたことが山内に伝わってしまったことから、任天堂との深い確執が生まれてしまうことになった[57][58]。
これに加えて、スクウェアの子会社デジキューブのIPOアピールの過程で、「任天堂のビジネスがいかに遅れたものか」を喧伝してしまった。このため、ゲーム機だけではなく任天堂のビジネスそのものに難癖を付けた形になり、山内の宮本雅史への感情の縺れもあって、さらに任天堂の態度を硬化させることとなった[59]。
時を同じくして、エニックスもソニーからドラクエシリーズの移籍の勧誘を別個で受けていたが、その際の返事は「PSの本体売り上げが一定数を越えたら考える」というものであった。その後、1997年になりエニックスは当初N64かPSかで迷っていた『ドラゴンクエストVII』をPSで開発、発売することを発表する。ただ、エニックスはスクウェアとは違い、PS参入後もドラゴンクエストモンスターズなど任天堂携帯ハード用のソフトを販売し、任天堂との関係を続けた。
2001年、スクウェアは映画事業の失敗により多額の特別損失を計上する。この時期、スクウェアは任天堂の次世代携帯型ゲーム機であるゲームボーイアドバンスへの参入を模索していたが、上述の一件が原因で当時のスクウェアは任天堂への出入りを禁止されており[59]、山内や今西紘史広報室長(当時)が参入の可能性を強く否定するなど取引は順調には進まなかった[58]。
そうした中で行われたデジキューブの株主総会では、「任天堂商品が扱えないこと」が問題となり、株主からの「土下座してでも任天堂と和解しろ」との声にデジキューブ染野取締役(当時)が「土下座してなんとかなるものなら、いくらでもしますよ」と答えており、別の場で鈴木社長も記者に対し、「交渉をやれるならやっている」[60]と発言するなど、任天堂との関係修復は急務であった。
その後、2001年3月期決算が創業以来初めての赤字、また店頭公開以来初めての無配転落の責任を取る形でスクウェアの副社長を務めていた坂口博信が2001年2月に辞任[61]、社長であった鈴木尚も同年12月に社長を辞任した。
2002年、後任として和田洋一が社長に就任。エニックスと合併したことをキッカケに、激怒していた山内溥が社長から退任したこと、任天堂がプレイステーションに押されて苦境であったこと……などの理由から、任天堂との取り引きが再開されるに至った[62]。
2003年8月には、山内が設立した基金「ファンドQ」を用いて制作された『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』を発売[63]、2005年10月には開発をスクウェア・エニックス、発売を任天堂が担当した『マリオバスケ 3on3』が発表され、スクウェア・エニックスから「これからも任天堂とがっちりコラボレートしていこうと思っている」との旨が語られた。その後もニンテンドーDS用ソフト『ファイナルファンタジーIII』(リメイク作品)などのヒット作が生まれ、一時は断絶関係にあった任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス)の関係は修復している。
一方で、ドラゴンクエストシリーズがPSで発売された『ドラゴンクエストVII』、PS2で発売された『ドラゴンクエストVIII』のリメイクや、『ドラゴンクエストIX』以降のナンバリング最新作を任天堂ハードでも発売する中、ファイナルファンタジーシリーズはリメイク作品である『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』、2019年にはNintendo Switch向けの移植として『ファイナルファンタジーVII』『ファイナルファンタジーIX』『ファイナルファンタジーX』『ファイナルファンタジーXII』などを発売してはいるが、『ファイナルファンタジーVII』以降のナンバリング最新作の任天堂ハード発売は大きく時期を隔てた。尚、『ファイナルファンタジーVIII』のリマスター版は他機種と同時発売している。
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この節に雑多な内容が羅列されています。
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当社が原作コミックの発売・販売を担当している作品については記載を省略する。 近年は、SBクリエイティブが製作関与しているアニメ作品でもCMを放送することがある。
など
など