出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/20 00:05 UTC 版)
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Source Engine(ソースエンジン)は、Valve Softwareによって開発されたゲームエンジン。id SoftwareのQuake Engineを元にして、Valveが開発したGoldSrcエンジンを更に改造したもの。初めてSourceエンジンで制作されたゲームは2004年のFPSであるハーフライフ2。同年リリースのDOOM3エンジンと共に、3Dゲームのグラフィックのレベルを大きく引き上げたエンジンとして有名である。また、Modの制作が非常に盛んなエンジンでもある。ゲームのModを専門に扱うウェブサイトMod DBのゲームエンジン評価数ランキングでは、2013年時点で第1位で、第2位であるUnityの390票を大きく引き離す1020票を獲得した。
Mod制作用のバージョン用に作られたModは、Steamにて無料で配布されているSource SDK Baseをインストールすることでプレイできる。Source SDK Baseには2006、2007、2013 Multiplayer、2013 Singleplayerの4つのバージョンがある。これらのバージョンで制作されたModは基本的に「SourceMod」と呼ばれるが、『ハーフライフ2』との直接的な関係が無くても「HL2MOD」と呼ばれることがある。これは『ハーフライフ2』が初めてSourceエンジンで制作されたゲームとして有名だからである。
『ハーフライフ2』などのリリース時に使用されていたバージョン。
『ハーフライフ2 エピソード1』がリリース時に使用していたバージョンであるため、以前はEpisode One Engineと呼ばれていた。Mod制作用のソースコードが公開されている。これ以降のバージョンはHDRレンダリングに対応している。
『The Orange Box』に含まれるゲームがリリース時に使用していたバージョン。Orange Box Engineという呼称だと、Source Engine 2009、2013も含まれるため注意が必要である。Mod制作用のソースコードが公開されており、多くのModがこのバージョンで制作されている。
多くのValve制作ゲームが現在使用している主流バージョン。ユーザーがModゲームを新規に制作することはできなくなったが、既存のゲーム用のマップやアドオンを作成することはできる。『Team Fortress 2』や『カウンターストライク ソース』、『Garry's Mod』等のゲームではSource Engine MPと呼ばれるマルチプレイヤーゲーム用のバージョンを使用している。これ以降のバージョンはマルチコアレンダリングに対応している。
Mod制作用のソースコードが公開されているが、Valve制作でこのバージョンを使用しているゲームは無い。『カウンターストライク グローバル・オフェンシブ』より後に公開されたが、『カウンターストライク グローバル・オフェンシブ』のようなカスケードシャドウマップによる動的影の生成機能は無い。マルチプレイヤー用のSource SDK 2013 Multiplayerと、シングルプレイヤー用のSource SDK 2013 Singleplayerに分かれており、それぞれSourece Engine 2009とSource Engine MPのMod制作用バージョンと言える。
現在Valveが開発中の、Source Engineの後継エンジン。2012年にValve創設者のゲイブ・ニューウェルが実際にその存在を認め、「すでに開発を開始してからしばらく経つ」と明言した。また、従来のSource Engineの拡張などではなく、一から作り直しているものとも発言した。現在、このエンジンを採用するゲームは『Dota 2』と『Half-Life: Alyx』と『Counter-Strike 2』。
Left 4 Deadシリーズ以降は、作品を経る毎に独自にエンジンの部分に改良を施している。このブランチは他のゲームにも利用されており、ゲーム毎にSDKも公開されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:54 UTC 版)
「ハーフライフ2」の記事における「Source Engine(ソースエンジン)」の解説
2004年2月3日、VALVe社はフランスのゲーム開発会社のARKANE STUDIOS(Arx Fatalisの開発部門)との提携を発表し、すでに開発されていたソースエンジンのライセンス使用を取得し、『ハーフライフ2』と同梱する『カウンターストライク』のソースエンジンとなった。環境マップ機能や、従来のエンジンにはなかったHDR(『HL2』リリース当時には搭載されず、『EP1』でSourceエンジンがアップデートされた際に搭載、同時に『HL2』本編もバージョンアップされ、一部シチュエーションで使われるようになった)や法線マップによって細密な背景を描写し、またキャラクターの複雑な表情を表現できる新たなフェイシャルシステム。またHavok社製の物理エンジンを搭載した。
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