Sleipnirとは、フェンリル株式会社が公開している国産タブブラウザの名称である。フリーソフトとして配布されている。
インターフェースを含め柔軟で豊富なカスタマイズが可能であることを最大の特徴とする。「ツール」メニューの「カスタマイズ」には、「コマンド」「ツールバー」「キーボード」など 6種類の項目が用意されており、表示項目やキーボードショートカットなどをかなりの程度自由に変更できる。表示する背景画像や、ツールバーのボタンアイコンも変更可能である。また、Sleipnirに標準で装備されていない独自機能を追加する「アドレスメニュー拡張」機能が数多く公開されていることもも、豊富なカスタマイズ性を向上させている。操作性についても、マウスを右クリック状態で操作すすればWebページの移動などが可能になるマウスジェスチャー機能や、組み込み式の検索バーなど、豊富である。
英語や中国語(繁体字・簡体字)、ハングル仕様といった他言語バージョンも用意されている。ちなみに、スレイプニル(およびフェンリル)とは北欧神話に登場する聖獣の名である。
| Webブラウザ: | ロケーションバー Safari SpaceBrowser Sleipnir シークレットモード タブブラウザ デスクトップブラウザ |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/12 03:40 UTC 版)
| 開発元 | フェンリル |
|---|---|
| 最新版 |
6.5.8.4000 - 2024年10月7日[1] 4.8.8.4000 - 2024年10月7日[2]
4.7.9 - 2021年3月2日[3]
3.7.7 - 2024年10月29日[4]
4.14.6 - 2024年11月22日[5]
|
| 対応OS | Windows, macOS, Android, iOS, Windows Phone, Android TV |
| 対応言語 | 8言語 |
| サポート状況 | 開発中 |
| 種別 | ウェブブラウザ |
| ライセンス | プロプライエタリ(本体) Mozilla Public License(Gecko View) |
| 公式サイト | www |
Sleipnir(スレイプニル、あるいはスレイプニール[8])は、柏木泰幸を中心として、日本のフェンリルによって開発されているウェブブラウザ。略称は「プニル」[9]。
Internet Explorer(以下、IE)のコンポーネントを利用するタブブラウザとして開発が始められ、日本国内におけるメジャーなタブブラウザのひとつとして認知されるようになった[要出典](同種のブラウザにはLunascapeなどが挙げられる)。
詳細は、「フェンリル (企業)」を参照
当初は柏木泰幸が個人で開発を行っていたが、2004年11月16日のソースコード盗難被害[10]をきっかけに、2005年6月13日にフェンリルを設立。
当初はWindows版のみの開発であったが、2019年現在、複数のプラットフォーム向けのSleipnirが展開されている。
現在ではSleipnir for Windowsとして開発が進められており,カスタマイズ性を重視したSleipnir 4とデザイン性を重視したSleipnir 6が並行してアップデートされている.
Sleipnir Mobileは、Android、iPhone/iPad、Windows Phone向けに展開されているウェブブラウザ。各モバイルプラットフォームのアプリケーションとして動作する。
Sleipnir Mobileは、プラットフォームによっては有料版または限定版のBlack Editionが提供されている。
Sleipnir TVは、Android TV向けに展開されているウェブブラウザ。
Sleipnir 2は、Sleipnir 1.xxの流れをくまない白紙状態から開発が開始されたため、従来無かった機能が追加あるいは強化されたり、逆に機能が廃止・未実装されたものがあるなど、Sleipnir 1.xxとは全く異なる性質を持ったアプリケーションとなっている。
本節ではSleipnir 1.xxからの差異を中心に特徴を説明する。
開発開始から3年後の2011年11月16日にSleipnir 3 for Windowsがリリースされた[14]。
Sleipnir 2 for Windowsと比較して以下の特徴がある。
2013年3月26日、Sleipnir 4 for Windowsがリリースされた[15]。前バージョンと比較して起動速度が最大50%向上している。
2013年7月10日、バージョン4.3.0.4000がリリースされた。HTMLレンダリングエンジンをWebkitからBlinkに変更した。
2013年11月21日、Sleipnir 5 for Windowsがリリースされた。ウェブブラウザを白紙からデザインし直し、ページをそのまま表示するサムネイルや、開きたいページを最短で見つけ出す進化した検索フィールドといった数々の機能を、シンプルなツールバーに収めるなどの改善が図られている。
2014年5月29日、Sleipnir 6 for Windowsがリリースされた。「お気にタブ」機能が搭載されると同時に、タブの使用メモリ量を減らし軽い操作性を保つ改善も追加された[16]。
Portable Sleipnirは、SleipnirをUSBメモリに入れて持ち運ぶニーズを想定したポータブルアプリケーションである。Sleipnir 2 for Windows をベースに、ファイルサイズの低減、履歴の消去など携帯性に重点を置いた調整が施されている。
USBメモリ等からSleipnirとほぼ同等の機能を利用できるが、レジストリやシステムフォルダを利用できない関係上、Geckoエンジンを使えない、一部のプラグインをインストールできないなど、利用可能な機能に制限がある。
2009年前後のいくつかの調査では日本国内におけるシェアが3 - 10パーセント程度、順位は3位から4位程度とされている。母数や調査対象などが異なるため単純比較は不可能だが、この時期における一定の普及がうかがえる[17][18][19]。
Sleipnir2.2以降では、英語版や中国語版など他言語版も公開されている。機能は同バージョンの日本語版Sleipnirと同等。
Windowsの開発元であるマイクロソフトは、Windowsに同梱されるソフトウェアなどに関して、しばしば競合社から競争法(日本の独占禁止法に当たる)で訴えられている(マイクロソフトの欧州連合における競争法違反事件の項目も参照)。
欧州委員会により、2009年にはウェブブラウザに関しての調査が行われた。この問題は、マイクロソフトがIEに代わるブラウザを提示することで問題は決着しており[20]、その後にWindows 7に対して地域ごとのブラウザの市場シェアに応じたブラウザ選択機能「Browser Choice更新プログラム」が配信された[21][22][23]。この時点でSleipnirは英語版をリリースしており、Browser ChoiceにSleipnirが掲載された[24]。
Sleipnirは開発者達が5ちゃんねる(旧:2ちゃんねる)を利用してユーザーとの交流を図りつつ開発を行っており、主な評価版は5ちゃんねるを通じて発表されるようになっている。
Sleipnirのベータ版・RC版には次期バージョンの数字を付加されるが、test版と呼ばれる評価版は公式配布版に上書きしてテストを行うためのバージョンとして最新の公式配布版の数字が付加されるようになっている。例えば2.00のベータ版であれば2.00正式版公開前の評価版であり、2.00test版であれば2.00に上書きしてテストを行う評価版である。Windows 2000 / XPでの新機能などの動作確認をあらかじめ行って開発効率を上げることを目的としている。
2025年10月15日にSleipnir Mobile for iPhone/iPadをバージョン5へ大型アップデートを実施した[26]。しかし、ほぼ別アプリともいえるUI及び機能の大きな変更とページ内検索や履歴、パスワード管理など既存機能が未搭載のまま(一部は今後のアップデートにて追加予定)公開された上、本体の設定によっては自動的にアップデートが適用されたため既存のユーザーから大きな批判を浴び、元のバージョンに戻すもしくは別アプリとして公開するように要望が殺到し公式X[27]及びAppstoreページ[注 1]が炎上する事態となった。 これに対し開発チームは「皆さまからの熱意あるご要望はすべてチームで確認しております。いただいた内容を踏まえ、改善対応を計画しております。[31]」と表明したが、バージョンアップの経緯やロールバック対応に関する説明は行われず、27日のアップデートではバージョン5の機能追加にて対応したため、批判が加速し炎上状態が続いている[32]。
なお、有料版のBlack EditionはiOS27への対応の際に無料版へのデータ移行を行う予定としている一方で、Android版(Black Edition含む)は11月12日時点ではiOS版バージョン5に準じたアップデートは行われておらず、従来の仕様のまま継続して使用できる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 22:58 UTC 版)
アドレスバーにh抜きで打ち込んだ場合、自動的にhttpに補完する。
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