| 1978 年に打ち上げられた米国の衛星で、遠地点高度 800km 、近地点高度 776km 、軌道傾斜 108 度、周期 100.6 分の軌道で、打ち上げ 3 カ月後データ送信は不可能になった。主目的は海面現象の観測で、主要搭載機器は、高度計、レーダー散乱計および合成開口レーダー(SAR)などであった。SAR は L バンド(波長:23cm )、HH 偏波、出力 1 KW 、オフナディア角(鉛直方向から計った照射方向の角度)23 度、刈り幅(撮像幅)100km などの性能諸元を持っている。衛星寿命が 3 カ月で終わってしまったため十分なカバレージは得られなかったが、陸域の SAR データも少なからず得られたため、他の衛星画像と合わせて地質情報抽出に利用されている。レーダー画像特有の各種の歪みのため山岳地域での応用には注意を要する。また、高度計は海面高度の精密な測定に使われ、それから海底地形、海域の重力分布の算出が試行され、将来の資源探査面への利用が研究され始めている。 |
(Seasat から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 05:22 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動シーサット(SEASAT)はアメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げた最初に軌道上から海洋観測を目的として設計され、合成開口レーダー(SAR)が搭載された人工衛星である。
任務は全地球規模での海洋学上の事象の観測と衛星による海洋観測の運用におけるノウハウの収集が目的だった。観測項目は海洋表面の風や海面温度、波高、内部波、水蒸気、海氷、海洋断面等多岐に渡る。
シーサットはNASAのジェット推進研究所によって管理され、1978年、6月28日に高度800km軌道傾斜角108度の近円軌道に打ち上げられた。シーサットは電気系統が短絡した為、1978年10月10日までの105日間運用された。
シーサットは海洋面から最大の情報を集める為に5台の主要な観測機器を搭載していた。:
シーサットの稼動期間は短期間だったが成果は後の衛星観測に活用された。合成開口レーダーは後にスペースシャトルに搭載され、高度計はTOPEX/ポセイドンに搭載され、マイクロ波散乱計はQuikSCATやジェイソン1に搭載された。
|
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2020年5月)
|
|
|||||||||||||||||||||||||
Seasatと同じ種類の言葉