(SHIBUYA109 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/03 09:00 UTC 版)
109(イチマルキュー)は、東急リテールマネジメント株式会社の完全子会社である株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社所在地:東京都渋谷区道玄坂)が展開するファッションビルおよびテナント、ブランドの名称。
由来は「東急(とうきゅう)」の読みを数字の「10-9」 → 「いち・まる・きゅう」にあてた語呂合わせから。また、「営業時間が午前10時から午後9時まで」という意味も盛り込まれている。
| SHIBUYA109 |
|
|---|---|
| |
|
| 店舗概要 | |
| 所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂二丁目29-1 |
| 座標 | 北緯35度39分34秒 東経139度41分56.5秒 / 北緯35.65944度 東経139.699028度座標: 北緯35度39分34秒 東経139度41分56.5秒 / 北緯35.65944度 東経139.699028度 |
| 開業日 | 1979年4月28日 |
| 正式名称 | 道玄坂共同ビル |
| 施設所有者 | 丸国産業株式会社、三丸興産株式会社ほか(土地・建物) 株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(建物賃借) |
| 施設管理者 | 株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(施設運営) |
| 商業施設面積 | 10,220 m² |
| 店舗数 | 121店 |
| 営業時間 | 物販/10:00-21:00 飲食 7F/11:00-22:30、8F/11:00-23:00 |
| 前身 | 戦後の闇市 ・焼け跡マーケット(恋文横丁) →三丸(1948-1979年)[1] →ファッションコミュニティー109 (1979-1989年) |
| 外部リンク | https://www.shibuya109.jp/ |
東京都渋谷区宇田川町周辺で展開するセゾングループ(西武系列)の渋谷公園通りの開発に対抗して、東急グループが東急百貨店本店に続く東急本店通り(現:文化村通り)に顧客を吸引するために、東急モールズデベロップメント (TMD) の前身である旧「東急商業開発」(当時の社名はティー・エム・ディー)が1979年(昭和54年)4月28日に渋谷区道玄坂二丁目の道玄坂下交差点に面した鋭角の角地にオープンさせた「ファッションコミュニティ109」(現:SHIBUYA109)が初の店舗であり、今なお売上の多くを占める旗艦店である。
開業日が4月28日なのは渋谷の語呂合わせから。
開業当初は25歳から39歳までの女性向けテナントを集積させていたが、その後方針を転換。現在では店内のほとんどが15歳から24歳までの女性向けのテナントで占められている。その購買層からは「マルキュー」の略称で呼ばれている。鋭角の立地を活かした円柱形のエレベーター・タワー(シリンダーと呼ぶ)が特徴の設計は、ポストモダン建築で有名な竹山実による。アルミパネルで覆われたその壁面は、渋谷スクランブル交差点などからも容易に見通せるため、化粧品、携帯電話や旬の歌手などの広告が掲げられ、その時々の商業戦略をうかがうことができる。
正面外壁に取り付けられる巨大ポスターは、屋外広告としては世界一良い場所にあるといわれている。その料金はポスターの制作費込みで2週間1800万円。(2003年時点)[2]
また、正面玄関前および道玄坂側の店舗前にある「109スクエア」は、シリンダー広告と連動、あるいは単独でのイベントスペースとなっている。新製品のプロモーション、サンプリング、タレントの出演など、店舗の顧客層をターゲットにすることはもちろん、地の利により多数の通行人の目に付きやすいため、週末を中心に宣伝媒体の一つとして利用されている。なお、シリンダー広告のスポンサーの決定後にイベントスペースのスポンサーが決定するため、広告が競合する場合は利用できないことがある。
渋谷のシンボルとして定着しているため、『ガメラ3 邪神覚醒』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』、『ドラゴンヘッド』、『日本沈没』など多くの作品で破壊される描写が登場する。この他、かつてはBunkamuraなどとともに東急線の車両のつり革に広告を出しており、地方に譲渡されたこれらの車両には当時の広告がいまだに残っているものもある。
開業40周年を迎える2019年(平成31年)4月にはイメージの一新を図るため、これまで親しまれてきた109のロゴマークを一般公募で募集したものに変更した[3][4][5][6][注 1]。
2017年(平成29年)4月に株式会社東急モールズデベロップメント (TMD) が会社分割され、株式会社SHIBUYA109エンタテイメント発足。以降同社が109事業を引き継ぎ、施設・店舗の運営を行っている[7]。
2000年代にはこれまで109が不得手としていた男性向けテナントの専門店として、109MEN'Sを展開した。
また、SHIBUYA109 DREAMS同様の進出方法を用いた109以外のビルへの出店および地方進出として、福岡市へ第1号店を出店した。
この他、かつては以下の一部のフロアでも109MEN'Sとして営業していたことがあった。
ファッション雑誌やテレビ番組による全国的な知名度を生かし、2004年(平成16年)10月より「SHIBUYA109 NET SHOP」のブランドでインターネットショッピングにも進出し、2006年(平成18年)11月には、109MEN'Sの新鋭人気ブランドを集積した「109MEN'S NET SHOP」を開設した。2012年(平成24年)11月には、次世代の109ブランドの発掘および育成を目的に「109NET PLUS」を開設した。
|
この節の加筆が望まれています。
|
以下の提携クレジットカードが2001年(平成13年)10月より発行されていたが、2012年(平成24年)12月28日に新規の募集を終了し、2014年(平成26年)1月31日を以て利用特典サービスを終了。さらに同年2月末を以て取扱終了となった[25]。
特典として109各館およびクイーンズスクエア横浜[アット!]・八王子東急スクエア・SHIBUYA109 NET SHOPでのクレジットカード決済により、請求時5%割引(年数回各10日間程度は10%割引、対象外施設あり)サービスがあった。
2010年、SHIBUYA 109に店員向けの休憩用スペースが十分確保されておらず、店員たちが業務用階段の踊り場にダンボールを敷いて横たわって休憩を取っていることが明らかとなった[26]。階段の踊り場は、「掃除がまったくされておらず、照明は薄暗くじめじめしてほこりっぽい。隅に積まれた箱の隙間からゴキブリがはい出てくるような場所[26]」であったと指摘される。さらに6時間近い超過勤務にもかかわらず残業代が出されていないことも問題視された[27]。なお、上記内容が雑誌で報道された後にビル内の休憩所の数は増えたとされる[28]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 22:43 UTC 版)
「109 (商業施設)」の記事における「SHIBUYA109(渋谷)」の解説
東京都渋谷区宇田川町周辺で展開するセゾングループの渋谷公園通りの開発に対抗して、東急グループが東急百貨店本店に続く東急本店通り(現:文化村通り)に顧客を吸引するために、東急モールズデベロップメント (TMD) の前身である旧「東急商業開発」(当時の社名はティー・エム・ディー)が1979年(昭和54年)4月に渋谷区道玄坂二丁目の道玄坂下交差点に面した鋭角の角地にオープンさせた「ファッションコミュニティ109」(現:SHIBUYA109)が初の店舗であり、今なお売上の多くを占める旗艦店である。 開業当初は20代後半から30代の女性向けテナントを集積させていたが、その後方針を転換。現在では店内のほとんどが10代後半から20代前半の女性向けのテナントで占められている。その購買層からは「マルキュー」の略称で呼ばれている。鋭角の立地を活かした円柱形のエレベーター・タワー(シリンダーと呼ぶ)が特徴の設計は、ポストモダン建築で有名な竹山実による。アルミパネルで覆われたその壁面は、渋谷スクランブル交差点などからも容易に見通せるため、化粧品、携帯電話や旬の歌手などの広告が掲げられ、その時々の商業戦略をうかがうことができる。 また、正面玄関前および道玄坂側の店舗前にある「109スクエア」は、シリンダー広告と連動、あるいは単独でのイベントスペースとなっている。新製品のプロモーション、サンプリング、タレントの出演など、店舗の顧客層をターゲットにすることはもちろん、地の利により多数の通行人の目に付きやすいため、週末を中心に宣伝媒体の一つとして利用されている。なお、シリンダー広告のスポンサーの決定後にイベントスペースのスポンサーが決定するため、広告が競合する場合は利用できないことがある。 渋谷のシンボルとして定着しているため、『ガメラ3 邪神覚醒』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』、『ドラゴンヘッド』、『日本沈没』など多くの作品で破壊される描写が登場する。この他、かつてはBunkamuraなどとともに東急線の車両のつり革に広告を出しており、地方に譲渡されたこれらの車両には当時の広告がいまだに残っているものもある。 開業40周年を迎える2019年(平成31年)4月にはイメージの一新を図るため、これまで親しまれてきた109のロゴマークを一般公募で募集したものに変更した。
※この「SHIBUYA109(渋谷)」の解説は、「109 (商業施設)」の解説の一部です。
「SHIBUYA109(渋谷)」を含む「109 (商業施設)」の記事については、「109 (商業施設)」の概要を参照ください。