レックスとは、ラテン語で王様、君主のこと。1972年7月に初代モデルを発売した。リヤに載せたエンジンは2ストローク2気筒・356ccの水冷。32psをベーシックとして、TSの35ps、GSRの37psまで3タイプをそろえた。すべて4速MTで、GSRはラジアルタイヤを装着していた。73年4月、4ドア型を追加、ボディタイプは2本立てとなった。
73年10月、4ストローク2気筒・SOHCの358ccエンジンに換装、74年9月のマイナーチェンジで2ドアのワゴン車を追加した。セダンのエンジン性能は最高出力31ps/8000rpm、最大トルク3.0kg-m/6500rpmだったが、ワゴンは28ps/7500rpmと3.1kg-m/5700rpmで、積載のことを配慮していた。
76年5月、新規格に合わせたレックス5を発売。ボディタイプは2ドアと4ドアのセダンだけとなったが、前後トレッドを100mm拡大、全長も190mm長くなった。エンジンは4ストローク2気筒・SOHCの490cc・31psに換装。77年5月にはさらに、550に発展した。エンジンは水冷4ストローク2気筒・544cc・31psに変わった。昭和53年排ガス規制に対応するモデルだった。2、4ドアセダンは変更なし。
78年3月、スイングバックを追加発売。リヤウインドウをはね上げるガラスハッチタイプで2ドア車だった。80年3月、オートクラッチ車を追加した。
81年9月、フルモデルチェンジ。FF車になったことが最大の変更点だった。まず商用タイプをレックス・コンビの名前でリリースした。1か月後の10月、乗用タイプ発売。商用のコンビは3ドア、セダンは5ドアタイプで、ともにハッチバックだった。エンジンは水冷4ストローク2気筒・SOHCの544ccで変わらず、出力31psも同じだった。
83年9月、3ドアセダンを追加した。この頃は商用ボンネット・バンに力が入っていたため、コンビには4WDやターボという仕様もできた。
86年11月、新しいコンビ(商用車)発売、12月にはセダンを追加。ホイールベースは2295mmと長くなり、背も高く、居住空間も広くなった。エンジンは改良型と電子制御キャブレーター付き好燃費型のほかに、SRというグレード(乗用)には3バルブ化したエンジンも導入した。この時点でのボディタイプは、セダン型は5ドアハッチバック、商用型は3ドアハッチバック。4/5速MTのほか、2速のトルコンATも選べた。
87年2月、ツインビスコ・フルタイム4WDシステムを追加。2個のビスカスカップリングを、デフギヤの代わりとして利用するユニークな技術だった。センターデフおよびLSDの働きもした。6月、トップグレードのSG(セダン)にECVTを導入した。発売は7月から。
88年3月、マイナーチェンジ。電動キャンバストップの新設や、ベンチレーテッド・ディスクブレーキの採用のほか、前年10月の第27回東京モーターショーに参考出品したスーパーチャージャー付きタイプを市販した。2気筒SOHC・3バルブにルーツタイプのスーパーチャージャーを組み込み、最高出力55psを発生した。しかし、小排気量エンジンとしてはトルク強化のほうが有用だった。ECVT車もあった。3バルブエンジンも採用範囲を拡大した。
89年6月、4気筒エンジンに代わった。SOHC・547ccで38ps、インタークーラー付きスーパーチャージャー型は最高出力61psを発生した。4/5速MTのほか、ECVT付きも選べた。4WDシステムはパートタイム型、ツインビスコのフルタイム型があった。パワーステアリングや電動リモコンミラーなども採用した。
90年3月、新軽規格に対応した658ccエンジン搭載の新型を発売した。547cc型のストロークを延ばして排気量をアップしたニューエンジンは、42/46/48/64psの4タイプがあった。ボディ全長も100mm延びた。前後バンパーで各20mm、ボンネット部分を60mm延長して対処した。ミッションは5速MTとなり、ECVTも注文できた。3ドアハッチバック車をセダンに設定するなど、乗用車主力化もみられた。モデル名をレックスに統一。


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レックス (Rex, Rexx, Lex)
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「トキワ来たれり!!」の記事における「R-EX(アールイーエックス)」の解説
夫妻が乗るサイドカー付きオートバイ。自動運転が可能でサイドカーとの結合部に搭載されている「αブラスター」による射撃や、ジェット噴射による飛行など多彩な機能を持つ。
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