国や企業などが発行する債券について、元利支払いの確実性に序列をつけること。格付け機関が発表し、これから債券の購入を考えている投資家向けの情報となる。
債券とは、国や企業などが発行する借用証書のようなもので、債券の購入者から受け取った資金は、一定の期間が過ぎたときに、利息をつけて返さなければならない。ところが、最近ではアルゼンチンの例にもあるように、国が経済的な危機に陥ると、元本さえ戻ってこないということだってあり得る。
そこで、格付け機関は債券の信用度について調査を行い、投資家向けに債券のリスクに関する情報を提供している。
主な格付け機関には、米国のムーディーズ・インベスターズ・サービス、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、日本の格付投資情報センター(R&I)がある。これらの格付け機関は、各国政府が発行する国債の格付けに大きな影響力をもっている。
ムーディーズ社は先月31日、日本政府が発行する円建て国債の格付けを一度に2段階も引き下げると発表した。家計の貯蓄や海外投資などから政府の資金調達が危機的状況に直面する可能性は少ないとしながらも、安易な国債の発行によって一般政府債務がこれまでに例を見ないほど膨張したことが大きな判断基準となったようだ。
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(2002.06.07更新)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/15 00:43 UTC 版)
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レイティング(レーティング、rating)または評定(ひょうてい)は、対象となる物事に対して、ある基準に基づき、等級分けや数値化をおこなったものである。語源の rate には、見積もる・評価するという意味がある。
同じレーティングと呼ばれていても分野が違えば、評価の対象も表し方も異なる。
コンテンツは、そのコンテンツが一定の公共性や不特定多数の民衆の目に触れる/手に取られる機会を持つ場合に、それを鑑賞する層に対して望ましくない表現がなされていないかどうかを鑑賞者が事前に判断できるよう、一定の基準に沿って等級分けのレイティングがなされ、表示される。
いわゆる「18禁」「○○歳以上推奨」指定のように「年齢の下限」に対して区分を行うことが多く、表現内容と対象年齢層とを対比させた表現規制基準が使われる。ただし少数例として、保護者の許可や同伴、学籍の有無などを、年齢制限に併用することもある。
多くのジャンルや業界においてレイティングの取り決めとそれを司る機関が存在するが、ほとんどは業界の利益を守ることを目的として作られた自主規制基準である。しかし、「年齢の上限による制限」はそれらでは設けられていない。
国によっては、映画のように、ドラマやアニメを始めとした番組には年齢指定があり、番組放映開始前に対象年齢案内を表示したり、放映中に画面の隅にマークが表示されている。
日本では、衛星放送やケーブルテレビで放送されるテレビ番組やチャンネルの一部に、18歳・15歳・12歳等の年齢によるレイティングが設定されているものがある。18歳のもの(スカパー!では「成人向け番組」と呼ぶ)を視聴するためには身分証明書による、年齢確認が必要である。「視聴年齢制限」の場合、チューナーの設定で、設定した年齢の番組では暗証番号を入力しないと視聴できないよう制限できる[1][2][3]。
また、漫画にもレイティングが設けられている地域が日本以外にもある。日本で「成人向け漫画」などと設定されておらず、全年齢が買える漫画でも暴力や性描写などの表現に引っかかりMature(日本の成人向け相当)指定された物もある(少女漫画でも『快感♥フレーズ』などがそれに該当する)。そのため、日本の原作者の承認を得た上で、現地出版社で自主的に修正される例もある。
テレビ放送作品においては、日本では子供番組扱いの特撮『仮面ライダー龍騎』をアメリカでリメイクしたKAMEN RIDER DRAGON KNIGHTは、アメリカの放送規定では視聴年齢に制限がでてしまうため、一部を変更する(倒されても死んではいないと明確に描写したり、実弾を発射していた銃がビームを出すアニメーション的な銃に変更)など対策を取る例もある。またアニメ・遊戯王シリーズはアメリカでは全年齢向けに指定されているため、アメリカの倫理規定に合わせるため作中でキャラクターが死んでしまうシーンは「Shadow Realm(闇の世界)」に送られるということになっている。ほか出血シーンや子供にとって性的過ぎる場面は映像を修正・カットしたうえで放送された。似たような例は他国でもあり、年齢制限指定を避けるために、不適切なシーンを自主的にカット、修正する場合がある。例えばアニメ版『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は南米で放送された際、暗示的なベッドシーン・骨が砕ける・人が燃えるなどの過激なシーンがカットされて放送された。(その他の海外の規制についてはアニメ#日本国外の規制等の事例も参照)
コンピュータゲームにおけるコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)の例を見ると、現在のところ加入は義務としていないために一部のPCゲームメーカーは加入しておらず、米加のESRBのような機能を完全に果たしていない。ものづくり国家のコンセプト等から、経済産業省により、日本版ESRBを意識した映像コンテンツ倫理連絡会議設立のための準備を始めている。
アメリカではモーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA、旧・アメリカ映画協会MPAA)やアメリカレコード協会(RIAA)といった業界団体による自主規制としてのレイティングや、非営利団体、ウェブサイトなど外部からのレイティングが行われている。有害性以外の観点として、Lexile指数の得点などを基準とした発達水準に応じた適正年齢表示もレイティングの一種として存在する[4]。
レイティングはあくまでも自発的・私的な警告であり、レイティングを理由としてコンテンツへのアクセスを妨げる事は合衆国憲法修正第1条に抵触する問題が生じる[4]。モーション・ピクチャー・アソシエーション対スペクター事件[5]など、レイティングを根拠とした未成年者のコンテンツの視聴や購入を禁じた自治体条例や州法が、連邦裁判所によって無効とされた例もある。
投機対象としての企業や債権は、格付け機関により格付け(レーティング)される。
ミシュランガイドなどが有名。
放送分野では、ある時刻やある番組をテレビ視聴またはラジオ聴取する者の割合をある基準で表した数値をレーティングと呼ぶ。テレビでは視聴率、ラジオでは聴取率と訳す。この値は、その放送に対する視聴者、聴取者母体の注目度、関心度を表す指標のひとつとして用いられる。
ただし、このレーティングとは無関係に、この分野にもに検閲のレーティングはある。日本では衛星放送・ケーブルテレビを中心にある。
ボードゲームでは「レーティング」の表記のほうが多く用いられるため、以下では「レーティング」と表記する。
国際チェス連盟 (FIDE) は、チェスプレイヤーの強さをイロレーティングで指標化している。ただし、初期値が収束するまでの間、レーティングの信頼性が低くなる問題があるため、グリコレーティングなどの改良案がある。
将棋倶楽部24をはじめとするネット将棋では、イロレーティングを簡略化したレーティングが採用されることが多い。これらのレーティングは、段級位制と並行して使用されており、ほとんどの場合、段級位の基準がレーティングで定められている。
プロ棋戦においては、個人でまとめている非公式のサイトが存在する。
また、将棋のアマチュア大会で使われているレーティングは、そのほとんどが日本アマチュア将棋連盟の公認を受けた全国統一のイロレーティングである。
イロレーティングでは複数人の対戦を直接数値化することができないため、マイクロソフトはオンラインゲーム用として、3人以上にも対応したTrueSkillを開発した。
競馬のレイティングとは「位置付け」を意味し、個々の馬が競走で示したパフォーマンスを数値化したものである[6][7]。
競走馬の競走成績を指数化する方法として、競馬において負担重量にハンデ差をつける競走が存在していたのに擬えてフリーハンデという手法が取られていた。
それを指数化に改めたものとしてレイティング方式が取られるようになった。国際統一基準に基づく場合は、指数を1ポンドと仮定し、標準的なダービー優勝馬が140とされていたが、会議で決定されるためか、なかなか140を超える馬が現れないという事態を引き起こした[要出典]。短距離から順にS・M・I・L・E(通称スマイル)と合わせて評価される[7][8]。
アメリカンフットボールで、選手(特にクォーターバック)の活躍の度合いを示す指数として使われる。パス成功率、被インターセプト率、獲得ヤードなどから算出される。満点は158.3で、90を超えていれば優秀であるとされている。
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