Anti Submarine ROCket (ASROC)
アスロック対潜ロケット弾。
それまでの無誘導型対潜ロケット弾と異なり、ロケットエンジンと対潜魚雷を組み合わせることによって高い命中率を実現した。
具体的には、発射装置を目標である潜水艦の方角に向けて発射し、目標の上空で弾頭を切り離して落下傘で着水させ、対潜魚雷を目標へ向かわせる仕組みである。
ロケットエンジン部分には誘導装置を必要としなかったが、そのかわり発射装置を敵の方角へ向ける必要がある。
また余談だが、発射すると後方炎で甲板や上部構造物が焼けるため、グラインダーなどですす落としをする必要がある。
現在では後継として、垂直発射システムからも発射可能なRUM-139 VLAが登場し、海上自衛隊ではたかなみ型護衛艦やこんごう型イージス艦、ひゅうが型護衛艦、むらさめ型護衛艦に搭載されている。
全長:4.57m
直径:33.7cm
翼幅:11.2cm
発射重量:435kg
射程:850m-9km
速度:Mach 1.0
推進方式:固体推進ロケットモーター
ペイロード:Mk.44/.46ホーミング魚雷(海上自衛隊は73式/97式短魚雷を装備)またはW44核機雷(1990年代に退役)
弾頭:HEまたはW44核弾頭(出力1kT)
誘導装置:なし