出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/04 00:51 UTC 版)
Positive and Negative Affect Schedule(ポジティブアンドネガティブアフェクトスケジュール、英: Positive and Negative Affect Schedule、PANAS)とはポジティブ感情とネガティブ感情を測定するための評価尺度である。1988年にWatsonらにより発表された[1] 。日本語版は2001年に佐藤らによって、2012年には川上らによって作成された[2][3] 。ポジティブ感情とネガティブ感情を測定する尺度としては世界で最も利用されている[4]。なおPANASの日本語版は原版と異なる部分があるので国際比較の際は注意が必要である。
PANASはポジティブ感情項目10項目とネガティブ感情項目10項目からなる。日本語版は訳者によって項目数や日本語訳が異なるので原本(英語)の項目を下記のとおり示す。
| ポジティブ感情 | ネガティブ感情 |
|---|---|
| Attentive | Hostile |
| Active | Irritable |
| Alert | Ashamed |
| Excited | Guilty |
| Enthusiastic | Distressed |
| Determined | Upset |
| Inspired | Scared |
| Proud | Afraid |
| Interested | Jittery |
| Strong | Nervous |
原版では各項目は片側尺度の5件法で採点され、1点(very slightly or not at all)、2点(a little)、3点(moderately)、4点(quite a bit)、5点 (extremely)と配点される。過去一週間の状況についてそれぞれの項目で選択する。なお日本語版PANASは原版と異なり対称的な選択肢による両極尺度でかつ6件法である[2][3]。