出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/05 06:20 UTC 版)
| 公式サイト | IBM Power Systems |
|---|
| 生産時期 | 2014年4月から |
|---|---|
| 設計者 | IBM |
| CPU周波数 | 2.5GHz から 5.0GHz |
| アーキテクチャ | 64ビット |
| 命令セット | Power Architecture(Power ISA V2.07) |
| コア数 | 6, 8, 10, 12 / ソケット |
| 前世代プロセッサ | POWER7 |
| 次世代プロセッサ | POWER9 |
| L1キャッシュ | 64+32 KB/コア |
| L2キャッシュ | 512KB/コア |
| L3キャッシュ | 96MB/チップ |
| Power アーキテクチャ |
|---|
POWER8(パワーエイト)は、IBMが2014年4月に発表したPower Architectureベースの64ビットマイクロプロセッサである。POWER7の後継であり、OpenPOWER Foundationのライセンス下で使用可能な最初のハイエンドプロセッサでもある。後継はPOWER9。
POWER8はスーパースカラーなシンメトリックマルチプロセッサで、2013年8月のHot Chipsカンファレンス(Hot Chips 25)にて紹介され、2014年4月にPower Systems Sクラスの搭載プロセッサとして正式発表された[1]。
従来のPOWER7からの主な拡張としては、1ソケット当りのコア数が8から12へ増加、各コアごとの同時マルチスレッディングが最大4スレッドから最大8スレッドへ増加(すなわち1ソケット当りでは最大32スレッドから最大96スレッドへ増加)、L1・L2・L3の各キャッシュの増加とL4キャッシュの新設、メモリバンド幅およびI/Oバンド幅の拡大などが挙げられる。IBMはこれらの強化を、ビッグデータ、データ分析、モバイル、クラウドコンピューティングなどの大量データ処理のためとしている。
製造プロセスは 22 nm SOIを採用し、デュアルチップモジュール(DCM)により1ソケットに2チップを搭載する。また外部通信バスを従来の独自の GX++ から、PCI Expressレイヤーの最上位であるCAPI(Coherence Attach Processor Interface)ポートに置き変え、帯域を増加させた。
POWER8を使用したシステムには以下がある。またOpenPOWER Foundationを経由し、ライセンス供給される。