1974年に設立されたマレーシアの国営石油会社で、年商60億ドルに達する巨大企業。ザウバーを全面的にサポートすると同時に、97年からは供給されるフェラーリエンジンのカムカムバーに“PETRONAS”のプレートを付け、エンジン型式名にもぺトロナスの名が付くようになった。
(PETRONAS から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/21 06:53 UTC 版)
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本社の入るペトロナスツインタワー
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| 種類 | 株式会社 |
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| 略称 | ペトロナス |
| 本社所在地 | クアラルンプール ペトロナスタワー |
| 設立 | 1974年8月17日 |
| 業種 | 鉱業 |
| 事業内容 | 石油・ガス |
| 代表者 | Tan Sri Mohd Sidek Hassan会長、Tan Sri Dato’ Seri Shamsul Azhar Abbas社長 |
| 売上高 | 3291億マレーシアリンギット(RM)[1] |
| 営業利益 | 777億RM |
| 純利益 | 476億RM |
| 純資産 | 3748億RM |
| 総資産 | 5375億RM |
| 従業員数 | 53,149名 |
| 決算期 | 12月 |
| 主要株主 | マレーシア政府 |
| 主要子会社 | プロトン |
| 外部リンク | http://www.petronas.com.my/ |
ペトロナス(マレー語:Petronas)は、1974年8月17日に創設されたマレーシアの石油及びガスの供給を行う大手国営企業である。正式社名はPetroliam Nasional Berhad。
マレーシアは東南アジアで第2位の石油・天然ガス生産国で、液化天然ガスの輸出では世界2位に押し上げた国営企業である[2]。俗に新セブンシスターズの1社と位置づけられる。世界50カ国以上で石油探鉱など事業展開をしており、日本に対しても液化天然ガス市場において主要な輸出シェアを確保している[3]。石油精製、天然ガスが事業の大半を占めており、海外事業は40%以上を占める[4]。
マレーシア国内を中心に1,000か所以上の給油所を運営している[5]。石油化学製品は年間合計1千万トン以上を生産し、うちメタノールは世界第4位の生産者である。2008年には原油価格高騰とともに増員を進めたが、2015年からは原油安の長期化による影響で赤字転落し、従業員の減給や解雇などのコスト削減策の実施を余儀なくされた[6][7]。本社ビルはクアラルンプールにあり、ペトロナスツインタワーとして知られている。
2008年11月から、日本の潤滑油市場に高性能エンジンオイル「SYNTIUM」シリーズを投入。日本での販売は株式会社ペトロプランが行う。 マレー半島最南部ジョホール州では、RAPID (Refinery and Petrochemicals Integrated Development) 計画という大規模な製油所・石油化学コンプレックスの建設を計画しており、ピーク時で70,000人の雇用を巻き込むと公表している[5]。マレーシアの自動車メーカープロトンの株主でもある。 2013年に世界最大の石油・液化天然ガスタンカーの所有企業のMISCを約88億RMで買収[8]。 1997年にマレーシアにペトロナス工科大学(UTP:Universiti Teknologi PETRONAS)を設立、専門技術教育に取り組んでいる[9]。
| 参戦年度 | 1997 - 2005 |
|---|---|
| F1デビュー戦 | 1997年オーストラリアGP |
| 最後のレース | 2005年中国GP |
| 出走回数 | 153(151スタート) |
| 搭載チーム | ザウバー |
| 表彰台(3位以内)回数 | 4 |
| 通算獲得ポイント | 142 |
F1向けの燃料や潤滑油の提供も行っている。2026年現在、メルセデスAMG F1のタイトルスポンサー及び技術パートナーとして契約している[10]。
1996年、F1のザウバーチームのプレミアムスポンサーとなり、翌1997年からは同チームがフェラーリからエンジン供給(基本的にはフェラーリの前年使用エンジン)を受けることになると、バッジネームとして使用されるようになった。一時期、バッジネームにとどまらず、自社製作のエンジンを開発する構想が明らかにされたこともあったが、その後計画は頓挫している。2006年1月17日、BMW(本社ドイツ)がザウバーを買収、BMWザウバーとして同年からのF1参戦を発表したが、ペトロナスは引き続き同チームのスポンサーとして残留し、BMWザウバーのマシンにペトロナスのロゴが入っていた。2009年をもってBMWザウバーがF1から撤退したため今後の去就が注目されたが、2010年からは新たにメルセデスGP(現メルセデスAMG F1)のスポンサーとなることが発表された[10]。
また、1999年から2017年まで開催されていたF1マレーシアGPのタイトルスポンサーも務めていた。
2008年から2015年までSUPER GT及びフォーミュラ・ニッポン(現在はスーパーフォーミュラ)、全日本F3選手権に参戦するトムスのメインスポンサーを務めていた。