以下の内容はhttps://www.weblio.jp/content/Open_Shortest_Path_Firstより取得しました。


デジタル大辞泉デジタル大辞泉

オー‐エス‐ピー‐エフ【OSPF】

読み方:おーえすぴーえふ

《open shortest path first》TCP/IPネットワークにおける、経路選択に関するプロトコルの一。


IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ

OSPF

フルスペル:Open Shortest Path First

OSPFとは、TCP/IPにおいて、パケット配送経路制御ルーティング)するためのプロトコルのことである。

ネットワークエリア呼ばれる単位分割しバックボーン回線によって結ぶ方式や、あるいは可変長サブネットマスクVLSM)のサポートなどにより、階層化されたルーティングが可能であることを特徴とする。これによって経路情報小さくすることができる

ルーティングの際には転送路の帯域ユーザー指定するコスト値を組み込むことができるので、単純に経由するルーター台数ホップ数)だけに基づいたルーティングプロトコルであるRIPよりもネットワーク有効に利用することが可能となる。OSPFは比較大規模な企業ネットワーク用いられることが多い。

通信方式のほかの用語一覧
通信制御:  マルチレイヤスイッチ  NLSP  NHRP  OSPF  QoS  RIP  レイヤ7スイッチ

ウィキペディアウィキペディア

Open Shortest Path First

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 10:05 UTC 版)

Open Shortest Path First (オープン・ショーテスト・パス・ファースト、略称:OSPF) は、小規模から大規模のネットワーク向けのリンクステート型ルーティングプロトコルである。

概要

自律システム (AS) 内のルーティングを行うInterior Gateway Protocol(IGP)の通信プロトコルである。 (対して、自律システム (AS) 間のルーティングを行う通信プロトコルBGP4などのEGPである)

RIPにおける制約を解消するためにIETFにおいて提唱され、スタティック・ルーティングやRIPでは実現できなかった冗長経路構成を容易に実現できる。

OSPFは、リンクステート型(LSA)のルーティングを行うリンクステート型ルーティングプロトコル(リンク状態型ルーティング)である。 各ルータは隣接するルータとリンクしてアドバタイズ(周囲に通知)することでネットワーク・トポロジーデータベースを構築し、ダイクストラのアルゴリズムで最短経路ツリーを「コスト」という距離(メトリック)の単位で計算してルーティング・テーブルを作成する。

ネットワーク規模の増大に対処するため、OSPFはネットワークを複数のエリアに分割することを可能としており、フラッディングや経路計算をエリアごとに効率よく実現できる。 エリア間の通信はエリア境界ルータ (area border router; ABR) を介して行われ、エリア間のルーティングは特定のバックボーン・エリアが中継することで実現される。 また、マルチアクセス[注 1]セグメントにあっては、ルーティング情報更新の負荷を軽減するため、セグメントごとに代表ルータ (designated router; DR) とバックアップ代表ルータ (backup designated router; BDR) が選出されハブとして働く。

OSPFv2はIPv4、OSPFv3はIPv6にそれぞれ対応している。[1] OSPFv3は、これを定めているRFC 5340の正式なタイトルがOSPF for IPv6となっていることから分かるようにIPv6専用であり、IPv4向けのOSPFv2を置き換えるものではない。

OSPFのパケットはIPプロトコル89にて送受信される。パケットの宛先はセグメントの種類、セグメントにおけるマルチキャストのサポート、パケットの内容により以下のように選ばれる。宛先がマルチキャストアドレスとなった場合、そのパケットはルータにてフォワードしてはならず、TTLは1としなければならない。

宛先ルータのユニキャストアドレス
マルチアクセスセグメントにおける、マルチキャストとする必要がないパケット全て。
マルチアクセスではあるがマルチキャストをサポートしていないセグメントの場合、Helloパケットはルータに予め設定した、DRになり得るルータへユニキャストで送信する。
バーチャルリンクにおけるHelloパケットは、リンク先のルータへ1ホップでは到達しないのでユニキャストにて送信する。
マルチキャストアドレス (AllSPFRouters)
全てのOSPFルータが受信するマルチキャストアドレス。
マルチキャストをサポートしているマルチアクセスセグメントにて、OSPFルータの発見や生存確認のために送信するHelloパケットはこの宛先へ送信する。
ポイント・ツー・ポイントセグメントにあっては、全てのOSPFパケットをこの宛先へ送信する。これにより、unnumberedインタフェース上でOSPFを運用することができる。
マルチキャストアドレス (AllDRouters)
DRおよびBDRに選ばれたOSPFルータが受信するマルチキャストアドレス。
あるセグメントにてDRでもBDRでもないルータがリンクステートの更新を知った場合、それをそのセグメントのAllDRoutersへ送信するとDRがこれを改めてAllSPFRoutersへ送信することにより全てのルータへリンクステートの更新を知らせる。

主なRFC

  • RFC 1131 (1989年) - 最初の標準化提案
  • RFC 1584 (1994年) - OSPF マルチキャスト拡張 (MOSPF)
  • RFC 2328 (1998年) - OSPFv2、STD 54 に
  • RFC 3101 (2003年) - OSPF NSSA オプション
  • RFC 3630 (2003年) - OSPF-TE
  • RFC 5340 (2008年) - OSPFv3、IPv6対応( RFC 2740(1999年)のアップデート)

その他多くの関連RFCがある。

出典

  1. ^ OSPFとは”. www.infraexpert.com. 2019年11月5日閲覧。

脚注

  1. ^ OSPFにおけるマルチアクセスは「ポイント・ツー・ポイントではない」の意。

関連項目

外部リンク


辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

「Open Shortest Path First」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。




以上の内容はhttps://www.weblio.jp/content/Open_Shortest_Path_Firstより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14