OCAとは、米Yahoo!などが中心となって設立された「デジタル化されたテキストとマルチメディアの恒久的アーカイブ」を構築する団体の名称である。
OCAにはYahoo!のほか、Microsoft、Adobe Systems、HP Labs、カリフォルニア大学、トロント大学、O'Reilly Media、ネットアーカイブ団体が参加している。OCAのアーカイブは非営利団体Internet Archiveが運営し、各参加団体の代表により管理されている。
OCAでは参加企業や団体から提供されたコンテンツを土台に、コンテンツ保持者から寄贈されたコレクションを追加していく。コンテンツのデジタル化およびアーカイブの管理はInternet Archiveが行い、登録されたコンテンツはOpen Archives Initiative Protocol for Metadata Harvesting (OAI-PMH)やRSSなどを通じて公開される。OCAはオープンであることを原則としており、OCAに登録されたコンテンツはYahoo! Searchのほか、他の検索エンジンにもインデックス化を認めている。
また、OCAで検索対象となるコンテンツとしてはフィクションから絵本、専門的な技術文書まで幅広いコンテンツが含まれるとされており、著作権のあるコンテンツについては、著作権保持者の承諾を得た場合のみOCAに登録されることになっている。また柔軟な著作権行使が可能になる「Creative Commons」の利用も著作権保持者のオプションになると言われている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 14:04 UTC 版)
Open Content Alliance (OCA)とは誰でもアクセスできるデジタルスキャン文書のアーカイブの永久的な構築を目指す団体である。2005年10月にYahoo!、インターネットアーカイブ、カリフォルニア大学、トロント大学等によって設立された[1]。OCAによるスキャン作業はインターネット・アーカイブによって行われ、ウェブサイトを通してアクセスできるように記録媒体に永久保存している。 マイクロソフトはOCAと2008年5月まで特別な関係を持っており、2005年10月にLive Book Searchプロジェクトの一環としてOCAに加わっていた[2]。しかし、その2008年5月にLive Book Searchプロジェクトとインターネット・アーカイブによる書籍スキャン作業への資金提供を終了すると発表した[3]。マイクロソフトはスキャンされたコンテンツに関する契約の解消とデジタル化作業継続のために協力者と図書館へのスキャン設備の譲渡を行った[3]。2006年から2008年の間にマイクロソフトの支援でスキャンされた書籍は75万冊にのぼり、そのうち30万冊はインターネット・アーカイブのオンラインコレクションの一部になっている。
OCA創設者のブリュースター・ケールはGoogle Book Settlement(全米作家協会による著作権侵害申立請求事件の和解。2011年12月に破棄された。)の計画に積極的に反対している[4]。Open Content AllianceはOpen Book Allianceの一員になっている[5]。
OCAを支援している団体:
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生物多様性遺産図書館(Biodiversity Heritage Library)参加団体:
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