OpenSolarisとは、Solaris系OSのうち、「OpenSolarisプロジェクト」によって開発されていたUNIXライクなOSである。オープンソースソフトウェアとして無償で提供されている。
OpenSolarisプロジェクトは、Sun Microsystemsをスポンサーとし、「Solaris」のオープンソース化プロジェクトとして運営されてきた。Solarisとは異なり、企業による充実した保守、点検、サポートの体制などは用意されていないが、オープンソースソフトウェアとして多くの開発者の参加、多くのソースコードのリリースを目指し活動を進めていた。ファイルシステム「ZFS」をサポートしているなど、他のUNIX系OSにはない機能や特徴を持っていた。
2010年、Sun MicrosystemsがOracleに買収されたことにより、OpenSolarisプロジェクトは事実上、活動停止となった。OpenSolarisの後継プロジェクトとして「Project OpenIndiana」が立ち上げられている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/17 19:30 UTC 版)
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OpenSolaris 2009.06 x86 LiveCD GNOMEのスクリーンショット
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| OSの系統 | Unix系, System V,Solaris |
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| 開発状況 | 開発終了、Illumosが後継 |
| ソースモデル | オープンソース |
| 最新安定版 | 2009.06 / 2009年6月1日 |
| 最新開発版 | snv_134 (build 134) / 2010年3月8日 |
| 使用できる言語 | 英語・日本語を含む多言語 |
| プラットフォーム | SPARC, x86(x64を含む), PowerPC, ARM |
| カーネル種別 | モノリシックカーネル |
| 既定のUI | Java Desktop System |
| ライセンス | CDDL |
| 後続品 | Illumos |
| ウェブサイト | http://www.opensolaris.org/ |
| サポート状況 | |
| 不明 | |
OpenSolaris(オープンソラリス)はSolaris Operating Environmentテクノロジーを基本とした、サン・マイクロシステムズが始めたオープンソースプロジェクト、およびプロジェクトからリリースされるオペレーティングシステム (OS) の呼称である。以後区別のため、前者を「OpenSolarisプロジェクト」、後者を「OpenSolaris」と呼称する。
OpenSolarisプロジェクトは「Solaris」のオープンソース開発を目的とし、主にSolaris(SunOS)のユーザや開発者を対象として、ユーザグループ、ユーザコミュニティが世界各地で活動している。
しかしながら、2010年8月13日に、「OpenSolaris is officially now dead.」との表現がある、オラクル内部で回覧された文書を元にした情報が出まわり、混乱が生じた。後にオラクルはオープンソース化自体は維持するものの、いわゆるナイトリーコードの公開を取りやめることを明らかにしている。
2010年9月14日にOpenSolarisのフォークとしてOpenIndianaプロジェクトの設立が発表された。OpenIndianaの目的はOpenSolarisの後継となり、Solaris互換のフリーなOSを開発することである[1]。またほぼ同時期にSolaris(厳密にはSunOSカーネルと関連ユーティリティティ、すなわちOS/Net)の完全オープンソース化を目指したillumosプロジェクトが始動している。OpenIndianaは将来的にこの成果物を使用する。
OpenIndianaはオラクルの支援は得ていない。これはRed Hat Enterprise LinuxとCentOSの関係と相似する(OpenIndiana自身のFAQでもそう述べている)。同プロジェクトいわく、"Fork"ではなく"Spork"(先割れスプーン)とのことである。
なお、紛らわしいのであるが、「Indiana」はOpenSolarisの開発名でもある。これが2010年後半の混乱に拍車をかける結果にもつながっている。
OSI承認のCDDL(Common Development and Distribution License)を用いている。これはサン・マイクロシステムズが特許訴訟対策を考慮してMPL(Mozilla Public License)を修正したオープンソースライセンスである。
固有名詞の分類
| オープンソース |
Google Chrome OS Fink OpenSolaris Ubuntu Apache XML |