出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/17 04:19 UTC 版)
| nimoca | |
|---|---|
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| 通称 | ニモカ |
| 使用エリア |
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| 導入 | 2008年 |
| 規格 | |
| 運用 | 株式会社ニモカ (西日本鉄道100%出資) |
| 通貨 | 日本円 (最高チャージ金額20,000円) |
| プリペイド機能 | あり |
| 有効期限 | 最終利用日から10年 |
| 自動チャージ | nimoca機能搭載クレジットカード、およびデビットカードに限り可。 |
| 取扱事業者 | |
| 販売場所 |
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| ウェブサイト | www |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目5番7号 |
| 設立 | 2007年5月30日 (西鉄カード株式会社) |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 2290001029479 |
| 事業内容 | ICカード乗車券発行事業 電子マネーサービス事業 ポイントサービスに関する業務など |
| 代表者 | 代表取締役社長 田端敦 |
| 資本金 | 1億2640万円 |
| 純利益 |
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| 総資産 |
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| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | 西日本鉄道株式会社 100% |
| 外部リンク | https://www.nimoca.jp/ |
nimoca(ニモカ)は、西日本鉄道(西鉄)の完全子会社である株式会社ニモカなどが発行する、九州を中心とした各地域の鉄道・バス事業者で導入されているサイバネ規格のICカード乗車券である。
2008年5月18日、西鉄においてサービスを開始した非接触型ICカードで、鉄道・バスの乗車カードに加え、電子マネーとしても利用出来る。導入当初は西鉄電車・西鉄バスの乗車カードおよび西鉄グループの商業施設における電子マネーとしての性質が強かったが、近年は西鉄グループの垣根を越え、大分(別会社を設立、詳細別記)・佐賀(西鉄グループ以外の各社局)・熊本・宮崎・長崎でも順次導入され、さらには北海道函館地区など、九州地区以外で導入された事例もある。エリアの拡大にあたっては、導入エリアを単純に拡張するのではなく、新たに交通系ICカードを導入する地域へシステムをパッケージとして提供する形でサービス展開を図っているのが特徴といえる。また、サイバネ規格を採用したICカードとしては初めて、多区間におけるバス定期乗車券の機能を搭載した。
2010年3月13日から、SUGOCA(JR九州)、はやかけん(福岡市地下鉄)、Suica(JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道他)との相互利用が開始[2]、2013年3月23日には交通系ICカード全国相互利用サービスにも加わり、PASMO、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、Kitacaと相互利用を開始している[3]。全国相互利用サービスに加盟している交通系ICカードの中では唯一、大手私鉄が1社で展開している。
カードの裏面の右下に記載の番号は「NR」で始まる17桁の英数字である。この「NR」は西日本鉄道の英語表記「NISHI-NIPPON RAILROAD」の頭文字を採ったものである。
イメージキャラクターはフェレット。nimocaの名称を普及させる目的から特に名前はつけられていない[4]。デザインはスケアクロウマンやモダンペッツで知られるplay set products。フェレットは、2008年6月5日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された、映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のジャパン・プレミアのレッドカーペットに、大阪・道頓堀の「くいだおれ太郎」や中日ドラゴンズの「ドアラ」と並んで、インディ・ジョーンズのトレードマークである“帽子”と“ムチ”を携えて登場した[5]。
発行枚数は2016年10月18日に300万枚を突破した[6]。2021年時点での発行枚数は約450万枚[7]。発行枚数はJR九州が展開するSUGOCAの発行枚数約340万枚を上回る。
以下の各鉄軌道・バス事業者が導入している(一部路線のみの導入の事業者も含む、詳細な利用範囲は後述)。
天神大牟田線、太宰府線、甘木線の全61駅ではサービス開始当初から導入し、貝塚線各駅では、貝塚駅で接続している福岡市地下鉄のICカード「はやかけん」と「nimoca」の相互利用開始にあわせる形で2010年(平成22年)3月13日にサービス開始した[8]。
ICカード対応の新型自動改札機(緑色)でのみ通れるようになっており、従来の自動改札機(青色)はICカード非対応であるため通過出来ない。nimoca対応・非対応の自動改札機が混在している改札口では、このように色での区分の他、新型自動改札機の下部と手前にnimoca対応のステッカーを掲示する事で識別出来るようにしている。
自動改札機が設置されていない駅ならびに無人駅では、出入口にあるICカード専用の簡易改札機にカードをタッチする事になる。櫛原駅など一部の小駅ではnimoca導入当初に新型自動改札機が導入されず、ICカード非対応の自動改札機の手前に簡易改札機を設置していたが、現在は新型自動改札に交換され、簡易改札機も撤去されている。この場合、nimocaでの入出場時は簡易改札機、磁気券での入出場時は自動改札機と使い分ける形となっていた。
nimocaエリア内では残額が初乗り運賃に満たない場合でも入場出来るが、残額が10円未満の場合は入場出来ない。
天神大牟田線・貝塚線の一部の駅(春日原駅・西鉄久留米駅・聖マリア病院前駅・大善寺駅・西鉄柳川駅・貝塚駅)ではnimoca利用者を対象とした駐車料金割引サービスが行われている。駅周辺の指定駐車場利用日に西鉄電車を利用した場合に適用対象となり、割引額はいずれの駅も200円となっている。
熊本市電全線で利用可能。2014年3月28日に「でんでんnimoca」の名称で導入している[9][10]。同局では1998年より市営バス(2014年度限りで廃止)・熊本都市圏の民営バスと共通の磁気式プリペイドカード「TO熊カード」を導入していたが、これの代替としてICカードを導入するにあたり、カード事業者の公募を行ったが、応募したのは(株)ニモカ1社だけだったため再公募をおこなった。しかし、結局同社以外の応募はなく、nimocaが採用される事になった[11]。交通系ICカード全国相互利用サービスにも対応する[10]。
熊本市電は運賃が全線均一で整理券は発行しないが、nimocaを使用する場合は、入口のICカードリーダーにタッチして乗車し、降車時に運賃箱に設置されたICカードリーダーにて精算処理を行う。
TO熊カード同様、辛島町電停での20分以内のA・B系統相互乗り換え時には乗換券の発行を受けずにカードでの乗車・精算処理のみで運賃が通算される他、市電同士を60分以内に乗り継ぐ場合は大人20円の乗り継ぎ割引が受けられる。
2014年10月1日より定期券がでんでんnimocaに移行した[12]。
熊本市電では熊本県内の私鉄・バス各社が導入している熊本地域振興ICカード(通称:くまモンのIC CARD)も利用可能である。熊本都市圏の民営バス各社は導入コストが抑えられる事や独自のポイントサービス付与が可能である事を理由として[13]、市電と異なり県内限定の独自ICカードを導入した。その後、2015年8月7日に熊本市電(熊本nimocaエリア)でくまモンのIC CARDの片利用を開始し[14]、2016年3月23日より交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードのくまモンのIC CARDエリアでの片利用を開始してエリア限定相互利用の形となっていたが、2024年11月15日で片利用を終了した[15]。
尚、熊本市交通局では、前述の「くまモンのIC CARD」への一本化を目指しており[16]、2026年までに当カードを廃止する予定であったが[17]、利用者からの反発が多いことや機器更新費が当初の試算から減額できること、機器更新に対する国の補助が活用できる可能性があることを受け、2026年春以降も当カードはサービスを継続する方針となった[18][19][20][21]。
筑豊電気鉄道全線・全駅で利用可能。2015年3月14日に導入した。熊本市電同様、乗車時および降車時に車内のICカードリーダーにタッチして精算する。
導入と同時に定期券もnimocaでの発行に変更されている他、以下の独自サービスを導入している。
函館市電全線・全駅で2017年(平成29年)3月25日に「ICAS nimoca」(イカすニモカ)の名称で導入[22][23][24][注 1]。熊本市電・筑豊電鉄同様、乗車時および降車時に車内のICカードリーダーにタッチして精算する。
これは、函館バスとの共通利用を前提として函館市が実施したIC乗車券委託事業者を選定する公募型プロポーザルでニモカ、西鉄、西鉄エム・テック、西鉄情報サービスの4社による企業体が選定された[25]事を受けて導入されるもので、2017年3月15日以降、函館市企業局交通部庁舎と函館バスの営業所や案内所、指定の取扱店などで発行される。また、無記名式カードの車内販売は、サービス開始当日からの対応となる。ネーミングは函館市電で導入されていた磁気式乗車カード「イカすカード」の名前を踏まえたもので、ICASは「Intelligent CArd System」の略とされている。
ICAS nimocaを含むすべてのnimocaでの利用時に、以下の乗継割引が行われる(nimoca以外の交通系ICカードでは十字街等での乗換を除き適用外)[26][27]。
なお、箱館ハイカラ號については、全国交通系ICカードのうちPiTaPaでの利用に対応しない他、乗り継ぎ割引が適用されない[29]。
導入からおよそ1か月後の4月23日時点での発行枚数は、函館市交通部が1,934枚、函館バスが4,188枚で、その他の交通系ICカードを含めたカード利用率は函館市交通部が約10%、函館バスが約7%となっていた[30]が、現在は後述するIC定期券の導入や各種施策によって利用率が増加傾向にある。
松浦鉄道全線・全駅で2020年3月1日に、長崎電気軌道全線・全駅で2020年3月22日に[31]「nagasaki nimoca」(ナガサキ ニモカ)の愛称で導入[32]。両社ではこれまで独自IC乗車カード「長崎スマートカード」を導入していたが、システム老朽化のため使用を終了することになり、後継のIC乗車カードとして導入するものである[33]。両社とも熊本市電・筑豊電鉄・函館市電同様、乗車時および降車時に車内のICカードリーダーにタッチして精算する。
西日本鉄道ならびに分離子会社(西鉄バス参照)の全ての一般路線で使用可能で、高速バス(西鉄高速バス)は近距離路線(後述)のみ利用出来る。コミュニティバスは太宰府市のまほろば号、宗像市のふれあいバス、大野城市のまどか号が対応している[34][35][36][37][38]。
対応車両には順次、前面下部と乗り口横にそれを示すステッカーを貼付した[注 2]。しかし全車対応が完了した現在では、前面のステッカーの新規貼付をせず、側面のステッカーも相互利用を告知するものに改めている。
定期券類のnimoca対応は、2009年3月16日の福岡地区を皮切りに始まり、11月9日に完了した。
バスカード・よかネットカードで導入されていた乗継割引制度は、nimocaにもそのまま引き継がれている。
昭和自動車(昭和バス)では一般路線(糸島市コミュニティバス、相知コミュニティバス、広滝スクールバス、乗合タクシー路線を除く)および高速バス「いと・しま号」「からつ号」「いまり号」で使用可能。福岡地区および高速バスでは2010年(平成22年)2月27日から西鉄グループ以外の交通事業者として初めて導入し、佐賀地区では2018年(平成30年)3月12日から導入している[39]。
佐賀県内の唐津大手口バスセンター・唐津営業所・伊万里営業所では2017年9月4日より佐賀県オリジナルデザインの「tsu-tsu-nimoca」を発売していたが[40]、在庫がなくなって以降、西鉄などと同一デザインのnimocaを発売している。
2018年8月21日より西鉄やJR九州バスなどで採用されている乗り継ぎ割引を導入した[41]。nimocaを使い、同一停留所で昭和バス同士を90分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が80円割引される。乗り継いだ後の運賃が180円未満であった場合は100円になる。糸島市内路線(200円均一)は対象外となる。
昭和バスの定期券はnimocaに搭載出来ない。
大分市内及び別府市内を中心にバスを運行する上記3社では、(株)ニモカや大分の地場企業らと共同出資し、システムの管理運営を行う「大分ICカード開発株式会社」を設立。「めじろんnimoca」の名称で大分交通・大分バスでは2010年(平成22年)12月26日より、亀の井バスでは2011年(平成23年)3月20日よりそれぞれ導入した。3社の一般路線の他、大分交通の運行する空港連絡バス「エアライナー」「佐臼ライナー」でも利用可能(ノースライナー・湯布院高速リムジンバスでは利用不可)[35]。
当初はクレジットカード機能付きのものを除き大分県の応援団"鳥"である「めじろん」を入れたオリジナルデザインのカードを発行していたが、在庫がなくなって以降、案内上では「めじろんnimoca」の呼称を残しながらも西鉄などと同一デザインのnimocaを発売している。
nimocaを使い、同一停留所で上記3社バス同士を60分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が60円割引される。乗り継いだ後の運賃が160円未満であった場合は100円になる。
日田バスでは同社の運行する高速バス全路線と、日田市内循環バス「ひたはしり号」で利用可能[42]。
2009年7月24日に福岡 - 日田線「ひた号」にnimocaを導入した。導入当初は日田発の朝の3便と福岡発の夕方~夜の3便が利用出来なかったが、2012年3月31日よりこれらの便でも利用が可能になったため、現在は全便で利用が可能となっている[43]。
すでに西鉄バスにおいてnimocaが利用可能なエリアに乗り入れていた久留米 - 浮羽 - 日田 - 高塚間と朝倉街道 - 杷木 - 日田 - 高塚間の急行路線でも利用が開始されたが、2012年と2013年にこれらの急行バスが廃止された。
2013年(平成25年)4月1日に直方線および当時運行していた「駅バスふくま〜る」で導入された。2022年9月20日より嬉野線にも導入されている。JR九州バスの親会社である九州旅客鉄道では独自の交通系ICカード「SUGOCA」を導入している。相互利用によりSUGOCAでも利用可能であるが、SUGOCAのポイントサービスの対象とはならない。
nimocaを使い、同一停留所でJR九州バス同士を60分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が80円割引される。乗り継いだ後の運賃が180円未満であった場合は100円になる。
宮崎交通では一般路線全線で利用可能である。
2015年(平成27年)11月14日に導入された[45]。宮崎交通では2002年から独自のICカード「宮交バスカ」を導入していたが、交通系ICカードの全国相互利用を行うためにnimocaに切り替える事となった。定期券・悠々パス・宮崎市敬老バスカを含めて2015年度中にnimocaに移行した(2016年3月31日までは「nimoca」「宮交バスカ」の併用が可能であった)。
nimocaを使い、同一停留所で宮崎交通バス同士を90分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が30円割引される(運賃100円の区間は除く)。
nimoca導入開始時にオリジナルデザインの「みやこうnimoca」を枚数限定で発売したが、それ以後は西鉄などと同一デザインのnimocaを発売している。
佐賀市営バスでは2017年(平成29年)2月16日より全線において導入された[46]。2018年(平成30年)3月1日より定期券もnimocaでの発売となった[47]。
2017年9月4日より佐賀県オリジナルデザインの「tsu-tsu-nimoca」を交通局局舎で発売している[48]。かつては昭和バスおよび佐賀駅バスセンターでも発売していた[40]。
nimocaを使い、同一停留所で佐賀市営バス同士を60分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が50円割引される。
函館バスでは2017年(平成29年)3月25日に函館市電と同時に「ICAS nimoca」を導入した[22][23][24][49][注 1]。市電との乗り継ぎ割引(前述)の他に函館バス同士の乗り継ぎ割引があり、nimocaを使用して同一停留所で60分以内に乗り継いだ場合、160円の割引(前後のバスのうち210円を下回る運賃の利用がある場合は、安い方の運賃から50円を引いた額を割引)が適用される。往復利用でも対象である。なお、現金利用の場合でも同等の乗継割引があるが、指定停留所での乗継のみかつ直通系統がない停留所間のみ(往復利用非対象)となっている[50]。
祐徳バスでは2019年(平成31年)3月1日に全線において導入された[51]。
nimocaを使い、同一停留所で祐徳バス同士を90分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が80円割引される。
長崎⇔福岡間の高速バスを運行している九州急行バスで2020年3月27日から[52]、長崎県交通局・長崎県央バスの各社で2020年6月21日から、西肥自動車・させぼバスの各社で2020年6月28日から[32]「nagasaki nimoca」を導入した[注 3]。九州急行バスを除く4社では、nimocaを使い同一停留所で同一事業者同士のバスを30分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が30円割引されるほか、nimoca定期券も発売する。
九州急行バスを除き「長崎スマートカード」の更新に伴うものであるが、同じく長崎スマートカードを導入していた長崎自動車・さいかい交通はTポイントカードにIC乗車カードの機能を同梱した独自規格の「エヌタスTカード」を導入し、規格が分かれることになった[33]。なお、エヌタスTカードは交通系ICカード全国相互利用サービスに片利用で対応しており、nagasaki nimocaを含むnimocaでエヌタスTカードのエリアを利用できるが、エヌタスTカードでnimocaのエリアを利用することはできない[33]。当初は島原鉄道もnagasaki nimocaを導入する予定であったが、導入表明後に長崎自動車の傘下に入ったため方針が撤回された[要出典]。その結果長崎スマートカードの終了までに新カード導入の目処が立たなかったため、2020年7月1日から島鉄バス専用の紙式回数券を発売することで対応している。なお、同社は「エヌタスTカード」を「いずれ導入したい」としている[33]。
西肥自動車・させぼバスでは、2020年9月末の長崎スマートカードの利用終了後も長崎スマートカードベースの佐世保市敬老パス並びに佐世保市福祉パス(以下、佐世保市敬老福祉パス)の対応のためカードリーダーはnimoca用と長崎スマートカード用の2種類が引き続き設置されていたが、2021年6月30日をもって長崎スマートカードベースの佐世保市敬老福祉パスの最終の使用期限を過ぎたことで長崎スマートカードの利用が終了となり、nimoca用のカードリーダーのみに集約されている。
サンデン交通では2021年(令和3年)3月6日に全線において導入された[53]。
nimocaを使い、同一停留所でサンデン交通バス同士を60分以内に乗り継いだ場合は乗り継いだ後のバスの運賃が20円割引される。
北九州市営バスでは2021年(令和3年)10月30日に全線において導入された[54]。
堀川バスでは2023年(令和5年)3月25日に全線において導入された[55]。
nimoca導入事業者が運行する以下の近中距離高速バス・特急バス路線(予約が不要な路線)で利用可能[35]。※印は西鉄グループ運行分のみnimocaに対応。
西鉄タクシーグループ各社のうち、福岡西鉄タクシー、柳川西鉄タクシー、久留米西鉄タクシーがnimocaに対応している。いずれもnimocaでの料金支払いが可能である他、ポイントサービスがある。
久留米西鉄タクシーでは2009年5月18日より導入した[57]。導入するのは久留米西鉄タクシーが保有する小型車両全172台(鳥栖営業所の16台は除く)となっている。
福岡西鉄タクシーは同じく福岡市内の東福岡西鉄タクシーとともに2012年7月1日に導入した[58]。その後、東福岡西鉄タクシーは福岡西鉄タクシーに吸収合併された。
柳川西鉄タクシーは2015年12月21日に導入[59]。
この他西鉄グループ以外で導入しているタクシー事業者がある[60]。またSUGOCAとの相互利用として利用可能なタクシー事業者もある。
商業施設については、西鉄電車各駅・西鉄天神高速バスターミナル・久留米バスセンターの売店や西鉄ストア・スピナ・スピナマートなど、西鉄グループの商業施設を中心に順次対象店舗を拡大している。また、西鉄グループ以外でも博多大丸(福岡天神店及び福岡空港店)、福岡三越、岩田屋本店、福岡パルコ(一部店舗)などの天神地区の商業施設や天神大牟田線沿線のフタタ・福岡 PayPayドーム[61](ポイント付与の対象外)などでの利用を拡大している。
コンビニエンスストアでは、福岡県・大分県内のローソンに導入している[注 5]。
また、ショッピングサービスでもSUGOCA・はやかけん・Suicaなど「全国相互利用サービス」対応カード(PiTaPaを除く)との共同利用を行っており、各ICカードの利用可能な商業施設でも利用可能となっている。
2014年7月22日からWii Uの支払い決済に、PiTaPaを除く他の全国相互利用サービス対応の交通系電子マネーと共に利用出来るようになった[65]。このサービスは2022年1月18日9時をもって終了した。
以下の種類がある。
クレジットカード機能のないnimoca。西鉄電車・バスの定期券(エコルカード・ひるパス・ひるパスロング・グランドパス65・得パスを含む)を搭載する事ができ、券面に区間および期限が印字される。昭和バス・相互利用他社の定期券は搭載出来ない(ただし西鉄電車・地下鉄連絡定期券など一部を除く)。
小学生以下を対象とした小児用カードと、障がい者(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者)を対象とした「障がい者用カード」の設定がある[注 6]。定期券発売所などでのみ購入でき、所定の申込用紙に住所・氏名・電話番号・生年月日などを記入し、登録する事が必要。小児用カードはnimoca導入全事業者および相互利用対応の各事業者において小児運賃で運賃が引き去られる。障がい者用カードは鉄道・バス利用時に障害者手帳を提示しなくても自動的に割引運賃で運賃が引き去られるが、相互利用・片利用の他社では利用出来ない。
nimocaは記念カードを定期券や記名カードにする事が出来る。ただし、デザインnimocaとして発売されたカードを除く(後述)。
クレジットカード機能のあるnimoca。各銀行のクレジット一体型キャッシュカードにnimoca機能を追加したカードを含む。西鉄電車・バスの定期券など、nimoca・スターnimocaと同様に定期券を搭載可能で、カード裏面に区間および期限が印字される。
クレジットの有効期限到来に伴う差替については、取扱窓口で新旧カード両方を提示し、旧カードから新カードにチャージ残高を含むデータの移行を行う事で、新カードのアクティベーションが行われる形となり、その時点で新カードが利用可能となる。
デビットカード機能のあるnimoca。各銀行のデビットカードにnimoca機能を追加したカード。スターnimocaやクレジットnimocaと同様に定期券を搭載可能で、カード裏面に区間および期限が印字される。
表面に任意のデザインを施す事の出来るnimoca。企業・団体などが記念カードやイベント用カードとして制作する事を目的としており、法人からのみの受付で、500枚以上での申し込みが必要。チャージ額は申込者が任意に設定可能。デポジットはない。記名式カードにしたり、定期券を搭載したりする事は出来ない。
Jリーグ・アビスパ福岡では、ファンクラブ「AVIGO!」の会員証の一部をnimoca付き会員証「AVISPA-nimocaカード」として発行していた[84]。Jリーグ全試合対象観戦記録システム「ワンタッチパス」に対応している。「AVISPA-nimocaカード」の新規発行は、2016年シーズン限りで終了しているが、それ以前に「AVISPA-nimocaカード」を使用しているファンクラブ会員は継続使用出来る。
nimoca付き学生証は以下の各学校で導入している[85]。
nimocaのチャージはICカードチャージに対応した券売機や精算機、バスや電車の運賃箱、駅や商業施設等に設置されているチャージ機、交通系ICカードチャージに対応したレジのある商業施設やコンビニエンスストア等で行う事が出来る。チャージ可能な金額は1,000円以上20,000円まで(1,000円単位)。ただし、バス・電車内では残高が10,001円以上の時はチャージ不可となっている。なお、一部駅で運用している新型券売機及びチャージ機では10円単位でのチャージも可能。
クレジットカード機能搭載nimocaで使用出来る機能であるオートチャージについては、一日の限度額が10,000円、1か月50,000円までチャージが可能である。
2015年4月1日からはクレジットカード機能搭載nimocaに限り、新型ポイント交換機で素早くチャージ出来るクイックチャージサービスがスタートした[69]。
2018年10月15日より、セブン-イレブンやイトーヨーカ堂などに設置のセブン銀行ATMにてnimocaを含めた交通系電子マネーのチャージも可能になった。
また、全国相互利用交通系ICカードの中で、クレジットカードからによるオートチャージとクイックチャージの両方に対応をしているのは、nimocaの他にPASMOだけである。
各nimocaにはポイント機能がついており、利用金額によってポイントがたまる。たまったポイントは、1ポイント1円換算でSF(ストアードフェア)として使う事が出来る。電車・バス・買い物(スターnimoca・クレジットカード機能搭載nimocaのみ)・クレジット利用(クレジットカード機能搭載nimocaのみ)でポイントがつく。買い物の場合は支払いがnimocaではなく現金やクレジットでもかまわない(一部店舗は電子マネー利用のみ)。電車・バス利用でついたポイントは「カードポイント」、買い物・クレジット利用でついたポイントは「センターポイント」とそれぞれポイントの種類が異なる。また、それぞれ加算率が異なる。 一部の地域によっては、身体障害者手帳や療育手帳で市に手続きすると、運賃を支払ったものは、翌日ポイントとして全額還元される。参考 また、身体障害者手帳など誕生日月の3ヶ月前に1年間更新しないと、例え残高あっても、支払うことできない。身体障害者手帳など還元されるポイントによって契約内容については、上限があり、内容は、異なる。
カードポイントは多機能券売機・バス車内等の各所で交換出来るが、センターポイントに関しては駅窓口・定期券発売所・バス営業所・ポイント交換機のみでの交換となる。また、バス車内でチャージした場合は、チャージした時点でカードポイント分を自動的に交換する機能を備えている。
各ポイントの有効期限は、付与日翌年の12月31日まで。
なお、ポイント付与の際1ポイント以下(小数点以下)の端数は切り捨てとなる。加算タイミングは即時。
加算タイミングは翌日以降。
「nimoca」導入に伴い、磁気式の定期券・回数券類の一部では発売が終了したり取扱縮小が進んでいる。
2024年11月16日現在、以下のICカードとの相互利用・片利用を実施している。
上記の相互利用の各カードを導入していても、PASMOエリアの関東鉄道(鉄道のみ)・千葉都市モノレールは全国相互利用サービスに非対応のため、nimocaが使用できない[105][注 9]。またグリーン車Suicaシステムなどのようにnimocaで利用不可能なサービスもある。
相互利用の対象は、ストアードフェア機能と電子マネー機能に限られ、ポイントシステムは各社局とも対象に含まれていない。なお、相互利用のテストを兼ね、ベスト電器福岡本店では2009年3月からnimocaに加えSUGOCAにも本対応している。
全国相互利用サービスに参加している各カードとも、nimocaエリア内のすべての事業者・路線で使用可能である。ただし上記のようにポイントシステムは相互利用の対象外である他、西鉄・大分バス・大分交通・亀の井バス・熊本市電が実施しているnimocaでの乗り継ぎ割引は相互利用のカードでは利用出来ない。
nimoca・はやかけん・manacaに設定されている特割用(障害者割引用)ICカードは相互利用の対象外となっており、各カードのエリア外では利用出来ない。
東海道・山陽新幹線のエクスプレス予約による、新幹線―JR在来線の直接乗換口での「IC乗継サービス」は、SUGOCAエリアの小倉〜熊本間と川内〜鹿児島中央、およびSuicaエリアの首都圏(東京~熱海間)、TOICAエリアの東海地区(熱海~米原間)、ICOCAエリアの関西・山陽地区(米原~新下関間)と東北・上越・北陸・北海道・山形・秋田新幹線の内、Suica首都圏エリアの東京~那須塩原・高崎・長野間、同仙台エリアの郡山~一ノ関・山形間、同新潟エリアの長岡~新潟間、同盛岡エリアの北上〜盛岡間、同秋田エリアの秋田駅、同青森エリアの新青森駅、函館Kitacaエリアの新函館北斗駅、ICOCA北陸エリアの富山~敦賀の各在来線連絡駅で利用可能である。ただし各種IC乗車カードは、いずれも原則として会社間、および同一カードの個別のエリア間を跨ぐ利用は出来ないため、状況によっては、利用出来ない事もあるため、事前に確認する必要あり。
表記は「支社名・営業所名」とする(例:「北九州・門司」であれば、西鉄バス北九州の門司営業所の事)。また、「本体」はその営業所が西日本鉄道の直営営業所である事を指す。
無印は西鉄ストア、★はスピナ、☆はスピナマート。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 02:22 UTC 版)
先述の通り、2021年10月30日より導入された。 詳細は「nimoca」を参照
※この「nimoca」の解説は、「北九州市交通局」の解説の一部です。
「nimoca」を含む「北九州市交通局」の記事については、「北九州市交通局」の概要を参照ください。