出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/09 20:16 UTC 版)
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒243-0192[2] 神奈川県厚木市岡津古久560番地2 日産テクニカルセンター内 V2棟2F[2] |
| 設立 | 2011年6月1日[3] |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 法人番号 | 2010401093978 |
| 事業内容 | 日本市場向けの軽自動車の商品企画・開発等 |
| 代表者 | 代表取締役社長兼CEO 赤石永一[3] 代表取締役副社長兼COO 三浦順[3] |
| 資本金 | 1,000万円[3] |
| 純利益 | △1,597万5,000円 (2024年3月期)[4] |
| 純資産 | 2億7,225万5,000円 (2024年3月31日現在)[4] |
| 総資産 | 3億4,107万2,000円 (2024年3月31日現在)[4] |
| 従業員数 | 54人(2024年4月1日現在)[3] |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | 日産自動車 50% 三菱自動車工業 50%[3] |
| 外部リンク | https://nmkv.com/ |
株式会社NMKV(エヌエムケーヴィ、英: NMKV Co., Ltd.)は、日産自動車と三菱自動車工業が折半出資で設立した、日本市場における軽自動車事業に関わる合弁会社。
2010年(平成22年)12月14日、日産自動車と三菱自動車工業は事業協力関係の拡大に合意[5][6]。そのプロジェクトの一環として、2011年(平成23年)5月20日に会社設立について正式契約を締結し[7][8]、同年6月1日に当社が設立された[9][10]。社名のNMKVは、Nissan Mitsubishi Kei Vehicleから取られた[11][補足 1]。役割分担は、日産側が部品調達[11]・企画・デザイン[13]などを、三菱側が製造・開発などを担当し[11]、設立時の約35人の社員の内、半数強を三菱出身者が占める[14]。会社設立時点で約15%である軽自動車における日産と三菱のシェアの合計を、将来的に20%程度に高めることを目標としている[15][補足 2]。
設立時、三菱の軽自動車で日産がOEMを受けてオッティとして販売していたeKワゴンの次期モデルを開発、2013年(平成25年)前半に発売する予定とし、軽自動車でトップクラスの燃費を目指し、車台とエンジンを新開発するとした[18][15]。その後、2013年(平成25年)3月6日に初の共同開発車、3代目eKワゴン及び初代デイズを発表[19][20]、同年6月より販売開始[21][22]。同年9月の軽自動車販売台数はデイズが5位、ekが10位につけた[23]。3代目eK・初代デイズでは日本国外から部品を調達するなどして、先代モデルより30 %コストを低減[24]。両ブランドで車体骨格を共通化しつつ、外板やバンパーで造り分けている[25]。車両デザインでは、一つの案に対し三菱・日産両方のフロントデザインを組み合わせて提案するなどした[26]。また、三菱が元々持っていた3B20型エンジンをベースに、日産の持つ技術を活用し、圧縮比をレギュラーガソリン仕様としては高めの12.0に向上[25]。共同開発の目的として、三菱側は完成エンジンや工場や開発施設を提供し、それらの費用を減らし[25]、日産側は三菱が持っていない先進安全技術などを提供するとした[25]。同時に、日産側は従来のOEM方式よりも調達費を抑えられ、三菱側は単独で開発費が捻出できない問題を解消した[25]。開発メンバーは2013年(平成25年)6月の時点で、企画担当が日産・三菱各2人ずつの計4人[27]、開発担当が三菱16人・日産2人の計18人になっている[27]。
また、2013年(平成25年)3月6日の3代目eK・初代デイズの発表時、第二弾としてスーパーハイトワゴンタイプの車両を共同開発することを発表[20][19]。同年3月25日に、日産側の車名がデイズルークスであること、並びにデザインスケッチを発表[28]。同年10月3日、三菱向けのeKスペース[29]、及び両車のエクステリアデザインが発表された[30]。両車は2014年2月13日より販売を開始した[31][32]。
2013年(平成25年)6月、三菱は今後の軽自動車開発をNMKVに一本化する方針を明らかにした[33]。同年11月には、三菱・日産にルノーを含め、軽自動車以外にも協力体制の拡大を検討すると発表[34][35]。その中で、電気自動車仕様を含む新たなエントリーカーの開発を検討し、軽自動車の車台をベースにすると発表した[34][35]。
なお、軽商用車・軽ワンボックスワゴンの開発は行っておらず、日産・三菱ともにスズキからキャリイ(クリッパートラック、ミニキャブトラックとして)とエブリイ(クリッパーバン/クリッパーリオ、ミニキャブバン/タウンボックスとして)のOEMを受けている。また、三菱側はNMKVの共同開発車種発売以前からあるEV軽バンのミニキャブMiEV(2023年にマイナーチェンジを実施して「ミニキャブEV」に名称変更)を継続販売し、日産に「クリッパーEV」としてOEM供給している。
| 発売年月日 | 日産自動車 | 三菱自動車 | 車両タイプ | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 画像 | 車名 | 画像 | 車名 | ||
| 2013年6月6日[21][22] | デイズ | eKワゴン (3代目) |
軽トールワゴン[46] | ||
| 2013年6月6日[21][22] | デイズ ハイウェイスター | eKカスタム | 軽トールワゴン[46] | ||
| 2014年2月13日[31][32] | デイズルークス (ルークス通算2代目) |
eKスペース | スーパーハイトワゴン[30][29] | ||
| 2014年2月13日[31][32] | デイズルークス ハイウェイスター (ルークス通算2代目) |
eKスペース カスタム | スーパーハイトワゴン[30][29] | ||
| 2019年3月28日 | デイズ (2代目) |
eKワゴン (4代目) |
軽トールワゴン | ||
| 2019年3月28日 | デイズ ハイウェイスター (2代目) |
eKクロス | 軽トールワゴン (デイズハイウェイスター)/ 軽クロスオーバーSUV (eKクロス) |
||
| 2020年3月19日 | ルークス (通算3代目) |
eKスペース (2代目) |
スーパーハイトワゴン | ||
| 2020年3月19日 | ルークス ハイウェイスター(通算3代目) | eKクロススペース | スーパーハイトワゴン | ||
| 2022年6月16日 | サクラ | eKクロスEV | 電気自動車 軽トールワゴン |
||
| 2023年5月25日 | ー | ー | デリカミニ | スーパーハイトワゴン | |
| 2025年10月27日 | ルークス(通算4代目) | ー | ー | スーパーハイトワゴン | |
| 2025年10月27日 | ルークス ハイウェイスター(通算4代目) | ー | ー | スーパーハイトワゴン | |
| 2025年10月29日 | ー | ー | eKスペース(3代目) | スーパーハイトワゴン | |
| 2025年10月29日 | ー | ー | デリカミニ(2代目) | スーパーハイトワゴン | |