出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/16 06:18 UTC 版)
| NINJA KAMUI | |
|---|---|
| ジャンル | アクション SF |
| アニメ:NINJA KAMUI(第1期) NINJA KAMUI: Red Vendetta(第2期) |
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| 監督 | 朴性厚(第1期) |
| シリーズ構成 | 村越繁(第1期) |
| キャラクターデザイン | 小磯沙矢香(第1期) |
| 音楽 | R・O・N(第1期) |
| アニメーション制作 | E&H production(第1期) |
| 放送局 | |
| 放送期間 | |
| 話数 | 全13話(第1期) |
| ゲーム:NINJA KAMUI:忍・零號 | |
| ゲームジャンル | 横スクロールアクション |
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 開発元 | グレフ |
| 販売元 | Rainmaker Production |
| ディレクター | 丸山博幸 |
| 音楽 | ヨナオケイシ |
| 発売日 | 2024年5月30日 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ・ゲーム |
| ポータル | アニメ・ゲーム |
『NINJA KAMUI』(ニンジャカムイ)は、E&H production制作のテレビアニメ。2024年2月から5月にかけてTOONAMIにてアメリカ合衆国向けに放送され、同年7月から9月にかけてTOKYO MXにて日本語版が放送された[1]。クランチロール・アニメアワード 2025最優秀オリジナルアニメ賞受賞作品[2]。
第2期『NINJA KAMUI: Red Vendetta』、およびタイトル未定の第3期の制作が決定している[3][4]。
元忍者のヒガンは、ジョー・ローガンと名を変え、妻のマリと息子のレンととともに身を隠しながら暮らしていたが、ある日かつて属していた組織の刺客にマリとレンを殺され、自身も重傷を負う。一命を取り留めたヒガンは組織への復讐を決意し、引き続きヒガンを抹殺しようとする組織と抗争を繰り広げていく。
括弧内は英語版の担当声優。
本作の制作は、SOLA Entertainmentが朴性厚に海外配信向けの企画を依頼したことがきっかけとなり始動した[5]。当初SOLA Entertainmentはゲーム原作の企画を依頼していたが、朴の意見を聞き、オリジナル作品へと方向転換した[5]。制作は朴が立ち上げたスタジオ「E&H production」が担当し、本作は同スタジオにとって初のテレビアニメシリーズとなった[5]。
脚本には、朴が「自分が思うニンジャ作品を作るならばこの人達と一緒に」と考えたことから、『ゾンビランドサガ』などを手掛けた村越繁が招かれた[5]。脚本作業はコロナ禍の影響により、リモート会議で進められた[5]。朴は本作を、既存の忍者作品とは一線を画したものにしたいと考えており、覆面の黒装束など、典型的な忍者のアイコンは排除されている[5]。また、物語の軸はシンプルな復讐劇に置きつつも、各話にアクションシーンなどのしっかりとした見どころを作ることも意識したという[5]。
アクションシーンについては、実写、作画、CGそれぞれの良さを生かすことに注力したと朴は語っている[5]。特に最終話のアクションシーンは、まずハリウッドのスタジオが実写で撮影したものを参考に、アニメーションを制作している[5]。
本作は2022年5月にアダルトスイムによって制作が発表された後[6]、2023年7月にサンディエゴ・コミコンにて予告編が公開された[7]。2024年2月にはTOONAMIにて字幕版と吹き替え版の両方が放送され、同年7月にはTOKYO MXでの放送も開始した[1]。朴は「当初海外でしか観ることができないのではと思っていたので、こうして日本で放送していただきありがたい限りです」と語っている[5]。
2025年6月12日、世界最大級のアニメーション映画祭である「アヌシー国際アニメーション映画祭」にてアダルトスイムのスタジオフォーカスが行われ、その中で本作の第2期と第3期の制作が発表された[3][4]。第2期のタイトルは「NINJA KAMUI: Red Vendetta」と発表されている[3][4]。
アニメ配信サイト・Crunchyrollが主催する授賞式「クランチロール・アニメアワード 2025」にて、本作は最優秀オリジナルアニメ賞を受賞した[2]。
Anime News Networkのライター・Jairus Taylorは、第1話のレビューでは『牙狼-GARO- -VANISHING LINE-』や『呪術廻戦』の第1期を手掛けた朴の手腕に大きな期待を寄せており、ストーリーは軽薄であるとしつつも、映像表現は驚くほど派手で、印象的なカメラワークが90年代のOVA作品を思わせる残虐性と組み合わさっていると評していた[8]。一方で最終話のレビューでは悪役であるジョセフの末路も稚拙で、映像表現も後半の話数では00年代のビデオゲームのような低品質なCGとなっていることを批判し、当初の期待に反しすぐに忘れられてしまうような作品になってしまったと評している[9]。
コミック・ブック・リソーシズのライター・Marc Yorkは緊迫感のあるアクションシーンの数々を称賛し、あくまでこの作品は高品質な映像表現を提供するために作られたもので、ストーリーが単純であることは大きな欠点ではないとしている[10]。
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 (日本) |
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| 第1期 | ||||||||||||||||||||||||
| 第1話 | #01 | 村越繁 | 朴性厚 | 朴性厚 |
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小磯沙矢香 | 2024年 7月2日 |
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| 第2話 | #02 | 板井寛樹 | 7月9日 | |||||||||||||||||||||
| 第3話 | #03 | 金田一明 | 大木比呂 |
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7月16日 | |||||||||||||||||||
| 第4話 | #04 | 村越繁 | 板井寛樹 | 三浦唯 |
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7月23日 | ||||||||||||||||||
| 第5話 | #05 | 米山昂 | 朴性厚 | 朴性厚 |
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- | 7月30日 | |||||||||||||||||
| 第6話 | #06 | 金田一明 | 赤井方尚 | 8月6日 | ||||||||||||||||||||
| 第7話 | #07 | 三浦唯 | 清水久敏 |
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8月13日 | |||||||||||||||||||
| 第8話 | #08 | 米山昂 | 朴性厚 | 三浦唯 |
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8月20日 | ||||||||||||||||||
| 第9話 | #09 | 村越繁 | 佐野誉幸 |
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8月27日 | |||||||||||||||||||
| 第10話 | #10 | 金田一明 | 朴性厚 | 清水久敏 |
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9月3日 | ||||||||||||||||||
| 第11話 | #11 | 村越繁 | 三浦唯 |
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9月10日 | |||||||||||||||||||
| 第12話 | #12 | 米山昂 | 板井寛樹 | 西田美弥子 | 9月17日 | |||||||||||||||||||
| 第13話 | #13 | 村越繁 | 朴性厚 | 9月24日 | ||||||||||||||||||||
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [12] | 備考 |
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| 2024年7月2日 - 9月24日 | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 |
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2024年7月2日 | 火曜 0:00(月曜深夜) 更新 |
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最速放送 |
| 2024年7月6日 | 土曜 12:00 以降順次更新 |
2024年11月6日、アニプレックスより全話収録のBlu-rayボックスが発売された。品番はANZX-15471〜15472[13]。
本作を原作とするNintendo Switch用ゲーム『NINJA KAMUI:忍・零號』が2024年5月30日に発売された。開発はグレフ、発売はRainmaker Productionによる。テレビアニメと並行して制作され、同作の1年前を舞台とした横スクロールアクションゲーム[14]。
ライターのあぶ~山崎はファミ通.comのレビュー記事にて「慈悲はなく、目の前の敵をひたすらラッシュで殲滅するツクモ。一方で、ボス戦では容赦のない猛攻で歯応えのある戦いが楽しめる。そこの塩梅が筆者は好きだ。アクションも豊富なので、どの敵にどんな攻撃が有効なのか探っていくのも醍醐味となっている。」と評している[15]。