出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/13 05:09 UTC 版)
| ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム ハックアンドスラッシュゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | Xbox |
| 開発元 | Team NINJA |
| 発売元 | テクモ |
| プロデューサー | 板垣伴信 |
| ディレクター | 板垣伴信 |
| シリーズ | 忍者龍剣伝シリーズ |
| 発売日 | |
| 売上本数 | 全世界累計 約113万本[1] |
| その他 | Xbox LIVE対応 |
『NINJA GAIDEN』(ニンジャガイデン)は、Team NINJAが開発して、テクモが2004年3月11日に発売したアクションアドベンチャーゲーム。アメリカでは2004年3月2日に発売した。通称「ニンジャガ」[2][3]、「ニンジャガ1」、「NG」[2]、「NG1」など。
1995年を最後に終了していた『忍者龍剣伝シリーズ』を、3Dアクションゲームとして蘇らせたXbox用ゲームソフト。タイトルの『NINJA GAIDEN』は元々『忍者龍剣伝』の海外での名称だったが、このタイトルから日本名も海外名に合わせている。日本ではプラットフォームが比較的マイナーなXboxということもあり、6万程度の売り上げだったが海外では高い評価を受けミリオンセラーとなった。
キャッチコピーは「凄すぎて 何が悪い。」。
Xbox 360でもプレイ可能。
本稿ではアップグレード版『NINJA GAIDEN Black』およびPS3版『NINJA GAIDEN Σ』についても解説する。
2008年時点で『忍者龍剣伝シリーズ』を含む全シリーズの世界累計出荷本数は770万本を超える[n 1]。
『忍者龍剣伝シリーズ』の本数の分を含めない、2004年からの『NINJA GAIDEN Series』のみの累計の全世界での出荷本数(ゲームパッケージ版出荷本数 + ダウンロード版販売本数)としては、2025年3月31日の時点で750万本以上を記録している[6][7]。
本作はTeam NINJAが『デッド オア アライブ3』の次に手がけた作品であり、ゲームは60FPSで動作する[8]。格闘ゲーム『デッド オア アライブ シリーズ』の開発ノウハウが活かされており、キャラクター対キャラクターに焦点が当てられたスピード感と爽快感を追求したシステムが特徴[9][10]。一対複数の状況が基本であるにもかかわらず、プレイヤーが取れるアクションのほとんどが一対一の状況を前提としたものであり、攻略にはシビアな操作が要求される。その高すぎる難易度が批判を浴びることもあった。
攻撃はX(『Σ』では□)ボタンの弱攻撃と、Y(『Σ』では△)ボタンの強攻撃の二種類があり、入力する順番やタイミング、スティックと併せた操作によって攻撃の性質が変化する。攻撃はそれぞれ「打撃技」「投げ技」に分かれており、打撃技の中にはガード状態の敵を大きく仰け反らせる「崩し」の性質を持つものがある。これはプレイヤー側も同じであり、「崩し」を受けてガード状態を強制的に崩されると、ダメージを受けることもある。投げ技はガードできないほか、打撃技の中にもガードできないものがある。
「裏風(うらかぜ)」は、ガード状態のまま敵の攻撃を回避する動作であり、ガードできない技への対応に有効である一方、タイミングを誤ると敵の攻撃を回避し損ねる。裏風の終了動作をジャンプアクションでキャンセルして、その後更に「裏風→キャンセルジャンプ」を連続して行うことで、通常の走って移動するより早く移動もできる。
本作品に登場するアクションのうち、「飛鳥返し攻撃」は、ゲーム開始時から使用可能なアクションであり、全武器共通のアクションでもある。これは、相手の上に移動し、そのまま落下する攻撃である。威力が非常に高く、攻撃モーション中は全身無敵である一方、壁がない場所では使えない。なお、この技はアーケード版『忍者龍剣伝』に登場した「飛鳥がえし」を更に攻撃へと応用したものである。
強力な必殺技である「絶技」は、フィールド上に浮遊しているエッセンスを吸収して発動させることができる。イエローエッセンスであれば1段階、ブルーまたはレッドエッセンスであれば2段階まで溜まる。ハリケーンパックが登場して以降は、フィールドにエッセンスが浮遊していなくても、一定時間溜め動作を続けることでエッセンス無しで絶技が発動できるようになった。エッセンスを吸収して放つ絶技のことは「絶技引導」と呼ばれるようになった[11]。
このほかにも、「飛燕」や「首切り投げ」など秘伝書を入手することで解放される技もある。
AとX(『Σ』では×と□)ボタンを同時に押すと通常のジャンプではない敵方向へ追尾する「風駆(かざかけ)」となり、その後すぐ敵への攻撃技に繋げることもできる。
更には、敵を踏み台にして踏んだ敵を怯ませ一瞬無防備にさせつつ再度ジャンプ、よりスピーディに立ち回れる技である「風路(かぜみち)」や、空中から地上へ着地した瞬間にエッセンス吸収の操作して、着地硬直をキャンセルした上で絶技構え動作も無しで絶技を発動できる「着地絶技」といったテクニックなども存在する。硬直の切れ待ちを、発生・硬直切れ共にが早い「手裏剣」投げでキャンセルするテクニックなども存在する。
本作には多数の武器が登場するが、ここではストーリーに深く関わるものについて述べる。武器は、ムラマサ像(ムラマサショップ)で鍛錬することで、威力・技の種類が増し、外見も変化する。
あらかじめメニュー画面で使用したい忍法を装備しておき、YとB(『Σ』では△と○)ボタンを同時に押すことで、気力を一つ消費しその忍法を発動できる。忍法には「レベル」が設定されており、特定のアイテムを使用することでそのレベルを上昇できる。レベルが上昇すると忍法の威力、範囲などが強化される。
システム面ではノーマルモードの難易度が全体的に見直され、謎解きの簡略化や新たなアクションを追加されている。システム面では弓の空中撃ち、回復アイテムのクィック使用などが拡張され、また後半の一部ステージがカットされた結果、『NINJA GAIDEN』に比して難易度は下がっている。『Σ』独自の要素としては、SIXAXIS(6軸検出システム)を利用し、「忍法」発動時にコントローラを上下に振ることで忍法が強力になるという操作方法がある。
『NINJA GAIDEN』においてXbox LIVEにより実現されていた「カルマランキング」は、PLAYSTATION Networkを代替手段として移植された。
DLCではPLAYSTATION Storeにて追加コンテンツ「サバイバルモード」が配信されている。
体験版で得た「イエローエッセンス」は製品版への引き継ぎが可能。
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旧作と同様にリュウ・ハヤブサが主人公。発売当初はファミリーコンピュータ版『忍者龍剣伝』の前日譚とされていたが続編の『2』制作時において『忍者龍剣伝シリーズ』のリブート作品となった[要出典]。
隼一門に属する忍者リュウ・ハヤブサは、龍神の血を受け継ぐ“龍の一族”の末裔である。父親である隼一門頭領ジョウ・ハヤブサが、修行のため隼の里を一時離れることになった時、リュウは「龍剣」と父親の留守を任された。
それから一年経ったある日、リュウは叔父である影一門頭領ムライと手合わせをする。しかし、剣を交える2人のもとへ、火急の知らせが入る。隼の里が“謎の集団”によって襲撃されたのだ。
襲撃者達の狙いは、隼の里に封印されている伝説の魔刀「黒龍丸」であった。黒龍丸を護らんと、襲撃者達に立ち向かうリュウであったが、襲撃者達の頭目“暗黒の鎧武者”に敗北してしまう。結果、黒龍丸は奪われ、多くの同胞達が殺されてしまうも、リュウは一命を取り留める。
その後、ムライの調査により“暗黒の鎧武者”の正体が“神聖ヴィゴル帝国”の重鬼卿ドークであること、襲撃を指示したのが帝国の元首である神聖皇帝であることが明らかとなる。ドークへの怒りに燃えるリュウは、黒龍丸を取り戻し、殺された同胞達の無念を晴らさんと、単身帝国行きの飛行船へと乗り込む。
主要スタッフの早矢仕洋介は、私たちは『デビルメイクライ』にインスパイアされて、アクションゲームの『NINJA GAIDEN』を創ったと語っている[13]。また『NINJA GAIDEN』を開発するにあたり、『真・三國無双』を参考にしたと、『真・三國無双 MULTI RAID Special』のプロデューサーである小笠原賢一との対談の中で明かしている[14][15]。早矢仕はコンボに疎くても、適当に押すだけで多彩な技を繰り出せるのに衝撃を受けたと述べ、『NINJA GAIDEN』にも取り入れたと述べている[14][15]。
『NINJA GAIDEN』の発売後、Xbox LIVEを介して、ゲームの内容を拡張するダウンロードコンテンツ『ハリケーンパック: Volume 1』が2004年8月に無料で配信された。ハリケーンパックにより、新たな敵キャラクターやコスチュームや武器が追加された。また同年9月には『ハリケーンパック: Volume 2』が同じく無料で配信された。
大規模な機能拡張をもたらすダウンロードコンテンツであったが、これを有料とせず無料配信した理由として、『NINJA GAIDEN』でプロデューサー兼ディレクターを務めた板垣伴信は、「ファンサービスのためだけではない。自分達は最初の『NINJA GAIDEN』を完成形と考えておらず、熟成の必要がある。その自分達の考えに付き合ってもらっているお礼として、ハリケーンパックは無料としている。」という旨の発言をしている[16]。
現在、初代Xbox LIVEのサービスは終了しており、ハリケーンパックをDLすることは不可能となった。
| ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム ハックアンドスラッシュゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | Xbox |
| 開発元 | Team NINJA |
| 発売元 | テクモ |
| プロデューサー | 板垣伴信 |
| ディレクター | 板垣伴信 |
| シリーズ | 忍者龍剣伝シリーズ |
| 発売日 | |
| その他 | ① Xbox LIVE対応 ② マイクロソフトによるXbox One以降の後方互換対応ゲームタイトル |
『NINJA GAIDEN Black』(ニンジャガイデン ブラック)は、オリジナル版の『NINJA GAIDEN』に、『ハリケーンパック1・2』で熟成させたシステムを加味し、その他にもミッションモードや難易度調整などを加えて、アップグレード版として2005年9月29日に発売した。通称「ニンジャガブラック」、「ニンジャガ1ブラック」など。
板垣は「Xbox LIVEに加入していない『NINJA GAIDEN』ファンにもハリケーンパックにより熟成されたバージョンを遊んでもらうために作り始めた。しかし作っているうちに、それだけではつまらなくなったので、ハリケーンパック以上の新しい技術や遊びを色々と盛り込むことにした」と述べている[17]。
仕様変更、追加、調整は多岐に渡ったが、ハリケーンパックでは使用可能であった「交差の法」が、『NINJA GAIDEN Black』では廃止された。廃止理由は「『NINJA GAIDEN』を構成する他の要素を殺している」というものであった。
初心者向け難易度「NINJA DOG」も追加されているが、これは特定条件を満たすことで強制移行する隠しモードとなっている。
なおクリア後のおまけとして、アーケード版『忍者龍剣伝』(初移植)が遊べるようになる。
無印版と同様Xbox 360でもプレイ可能で2008年2月11日からはXbox クラシックスとしてダウンロード販売をしている。
2017年10月24日よりマイクロソフトによる後方互換対応機能によってXbox Oneでもプレイ可能になった[18]。
| ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム ハックアンドスラッシュゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 3 |
| 開発元 | Team NINJA |
| 発売元 | テクモ |
| プロデューサー | 江川弥寿生 |
| ディレクター | 早矢仕洋介 |
| シリーズ | 忍者龍剣伝シリーズ |
| 発売日 | |
| 売上本数 | |
| その他 | PLAYSTATION Network対応 |
『NINJA GAIDEN Σ』(ニンジャガイデン シグマ)は、『NINJA GAIDEN Black』をベースにPlayStation 3用ゲームソフトとして開発を行い、2007年6月14日に発売した。通称「ニンジャガΣ」、「ニンジャガΣ1」など。
本作は、後にTeam NINJAのリーダーを3代目として務めることになるディレクターの早矢仕洋介[注 3]が開発を直訴し、「『NINJA GAIDEN 2』のスケジュールに支障が出ないのならば構わない[注 4]」という条件の下、PS3でのリリースが決まった[21]。PS3に合わせて映像もフルハイビジョン(1080p)に強化されている。
イメージキャラクターはリア・ディゾンが務めた。
初週(6月14日 - 6月17日)の推定販売数は40,886本[22]。
今作よりボンデージコスチュームに身を包んだ「レイチェル」のプレイステージが追加され、「リュウ・ハヤブサ」と「レイチェル」をプレイヤーキャラクターとして操作できる。ストーリーモード中、条件をクリアするとレイチェルの「新ヘアースタイル」を入手でき、ヘアースタイルの変更が可能になる。ストーリーモードをクリアするとレイチェルも操作できる「MISSIONS」モードが選べるようになり、MISSIONSモードの最後には「MISSION Eternal Legend(レイチェルを救え!)」のステージがプレイ可能になる。
また、日本国内版の残虐表現に関して若干抑えられている(人間型の敵の首が飛ばないなど)。
フルハイビジョン(1080p)化に加え、早矢仕は、「原作の『NINJA GAIDEN』ではプリレンダリングムービーであったシーンを、プリレンダーではなくPlayStation 3で実機生成する」という旨の発言を行なった。しかし、実際に発売された製品では、実機生成ムービーは「ドーク重鬼卿」が登場するムービー1か所に過ぎず、公言は実現しなかった。しかも実機生成ムービーに置き換えられなかったパートは、原作の通常画質(480p)用のプリレンダームービーをそのまま使い回し、単純にフルハイビジョン(1080p)の解像度に拡大して表示したために、画像が原作以上にぼやけてしまうという結果となった。
| ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム ハックアンドスラッシュゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation Vita |
| 開発元 | Team NINJA |
| 発売元 | コーエーテクモゲームス |
| シリーズ | 忍者龍剣伝シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | |
| 売上本数 | 18,426本[23] |
| その他 | PlayStation Vita TV対応 |
『NINJA GAIDEN Σ PLUS』(ニンジャガイデン シグマ プラス)は、『NINJA GAIDEN Σ』をベースにPlayStation Vita用ゲームソフトとして開発を行い、2012年2月23日に発売した。後述の装備品やコスチューム能力補正などの新要素を追加したアレンジ移植となっている。
2021年6月10日に発売したHDリマスター版コレクション『NINJA GAIDEN: Master Collection』では、収録作のうちの一つに『NINJA GAIDEN Σ』として収録している。
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「忍者龍剣伝」の記事における「NINJA GAIDEN (マスターシステム)」の解説
海外のみ。開発はシムス・発売はセガ。ステージボスに力士や侍が登場するなどビジュアルは全体的に怪しげなステレオタイプの日本に終始している。
※この「NINJA GAIDEN (マスターシステム)」の解説は、「忍者龍剣伝」の解説の一部です。
「NINJA GAIDEN (マスターシステム)」を含む「忍者龍剣伝」の記事については、「忍者龍剣伝」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
| アクションゲーム |
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| 忍者作品 |
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