出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 02:28 UTC 版)
| NGC 604 | |
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ハッブル宇宙望遠鏡による画像
Credit: HST/NASA/ESA. |
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| 星座 | さんかく座 |
| 見かけの等級 (mv) | +14.0 [1] |
| 視直径 | 1′.93 x 1′.2′[1] |
| 位置 元期:J2000.0 |
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| 赤経 (RA, α) | 01h 34m 33.2s[1] |
| 赤緯 (Dec, δ) | +30° 47′ 06″[1] |
| 距離 | 270万光年(84万パーセク)[2] |
| 物理的性質 | |
| 半径 | 760光年 |
| 絶対等級 (H) | -13.8 |
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | |
NGC 604は、さんかく座銀河のHII領域である。1784年9月11日にウィリアム・ハーシェルが発見した。局所銀河群で最も大きいHII領域の1つである。距離は約270万光年で、最大直径は約1500光年とオリオン大星雲の可視部分の40倍を超える。オリオン大星雲より6300倍以上も明るく、もし同じ距離にあれば、金星ほどの明るさになったはずである。全ての輝線星雲と同様に、ガスは、大質量の恒星によってイオン化されている。約200個のO型主系列星とウォルフ・ライエ星が集まり、質量は太陽質量の10万倍、年齢は350万歳になる。しかし、大マゼラン雲の中にあるタランチュラ星雲の中心の散開星団R136と異なり、NGC 604の中心はそれほどコンパクトではない。むしろアソシエーションに近く、Scaled OB Association (SOBA)の典型例であると考えられている[3]。