Motion-JPEGとは、画像の圧縮方式であるJPEGを応用して動画データを生成する圧縮・記録方式のことである。圧縮されたJPEG画像を各コマに配置して、アニメーションのように再生する。
Motion-JPEGでは、それぞれのコマに対して逐次圧縮しているため、再生効率が高い特徴がある。高画質で記録可能な上、任意の個所へのアクセスも素早く、ワンカットを切り取ることもできる。最近では、静止画や動画の撮影に対応している携帯電話のカメラ機能などがMotion-JPEGを採用している。
同じく動画の圧縮方式としてはMPEGがある。MPEGは、あるコマとその前後のコマの情報を比較して差分を計算することで動画を再生している。MPEGは差分を計算する手間がかかる都合上、再生位置のジャンプなどに手間取るが、重複する情報を省けるために圧縮効率に優れている特徴がある。
Motion-JPEGには標準的な規格がない。ただ、JPEGの拡張規格であるJPEG2000に対応し、JPEG2000の方式で圧縮するMotion-JPEG2000方式があり、こちらはJPEG2000の規格の中で定義されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/22 08:28 UTC 版)
| 拡張子 | .avi .mov |
|---|---|
| MIMEタイプ | video/x-mjpeg |
| タイプコード | MJPG |
| 開発者 | Joint Photographic Experts Group |
| 種別 | 動画 |
| 包含先 | AVI, QuickTime |
| 国際標準 | ISO/IEC 29199-3:2010 Information technology -- JPEG XR image coding system -- Part 3: Motion JPEG XR |
Motion JPEG(モーション ジェイペグ)とは、動画圧縮形式の一つである。
それぞれのフレームをJPEG形式で圧縮/伸長し、連続でこれを表示することで動画としている。
同じくJPEGの技術を応用した動画圧縮形式として知られるMPEGは時間軸すなわちフレーム間も圧縮するのに対し、Motion JPEGではフレーム間の圧縮を行わず、JPEGの2次元圧縮のみ行う方式である。音声ストリーム等を別とすれば、ファイルの実態は1コマ毎に静止画JPEGと同様の構造となる。そのため同じフレームレートであればMPEGよりは圧縮率が低くなるものの、激しい動きでもMPEGほど乱れない動画を作れた。一方でフレームレートが比較的ダイレクトにファイルサイズに反映されるため、フレームレートを犠牲にしてファイルサイズを減少させることもできた。また圧縮・展開が容易で、ソフトウェアやハードウェアのパワーをMPEGほど必要とはしない。さらに任意のフレームを切り出せるので、編集を容易に行える。
そのような扱いやすさを備える汎用の規格であることに加え、当時のマシンパワーでも圧縮率と画質をそれなりに両立できたことから、少なくとも1997年ごろまでは「もっとも実用的な動画圧縮方式」と言われていた[1]。
コンテナ形式にはAVIとMOVがあり統一されていない。QuickTime Playerなどで再生可能なほか、Windowsではコーデックをインストールすることでメディアプレーヤーでも再生できる。
近年では、Motion JPEG 2000やMotion JPEG XRといった高性能な動画形式も開発されている。
固有名詞の分類
| コーデック |
Pixlet Microsoft MPEG-4 Motion JPEG Matroska MP4 |
| 動画ファイルフォーマット |
Ogg WebM Motion JPEG Matroska MP4 |