物体に入力する力と、それによって発生する速度の比をとったもの。振動分野で扱われる伝達関数のひとつで、このほかには、力と変位の比をとったコンプライアンス、力と加速度の比をとったイナータンスなどがある。
参照 イナータンス、コンプライアンス線形の、機械系のある点に作用する、力に対する同じ点または異なる点の力と同方向の、速度の比。力および速度は複素量である。モビリティは機械系の入力に対する振動応答の特性を示す量で、量が大きいと応答しやすいことを意味する。機械インピーダンスの逆数である。周波数によって変化し、極大値となる周波数から系の共振周波数を把握できる。力が作用する点と同じ点のモビリティを駆動点モビリティ、異なる点のモビリティを伝達モビリティと呼ぶ。エンジン、排気系、懸架系など振動源が車体に取り付けられる部位で、振動源の振動低減、車体側のモビリティの低減、双方の共振周波数の分散をはかることで、振動伝播低減がなされる。
反対語 機械インピーダンス| 易動度とは孔隙{こうげき}中を移動するある流体の流れやすさを示す指標で、油層岩のその流体に対する有効浸透率と液体の粘度の比で表す。 水攻法あるいは EOR(増進回収法)においては、圧入流体とこれに掃攻される油の相対的な易動度(易動度比 mobility ratio)が掃攻率に大きく影響する。易動度比は、圧入流体(水攻法では圧入水)が浸入した部分における圧入流体の易動度と、圧入流体の浸入しない部分における油の易動度の比として定義される。易動度比が 1 より大きい場合には、押し出す水と押し出される油が不規則に混じり合ういわゆるフィンガリング現象を生じ、掃攻率が低下する。この対策として、高粘度のポリマー溶液などを用いた圧入流体の粘度を上げるモビリティ・コントロール(mobility control)がある。 |
全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
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