出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 05:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動Microsoft Works(マイクロソフト ワークス)は、マイクロソフトのオールインワンタイプのオフィススイートである。
Microsoft Officeが主力製品となるよりも古株であり、MS-DOS時代から存在する。そのためもあり(MS-DOSはシングルタスクであるため)Officeの「良く連携する個別のソフト」という構成とは異なり、ワードプロセッサ、表計算、データベース、スケジュール管理、通信の全ての機能を一本のソフトに詰め込んだオールインワンタイプである。
ワードプロセッサはWord、表計算はExcelによく似ていて、機能的には下位互換のようなもの。Works 2001(バージョン6)より、表計算のフォーマットがExcelと同じものに変わり、作成したファイルをそのままExcelで読みこむことができるようになった。データベースは、カード型データベースである。ファイルの拡張子は、.WPS(ワードプロセッサ)、.XLR(表計算)、.WDB(データベース)。
2009年10月に販売終了が発表され、2010年には代替製品としてMicrosoft Officeの広告付き省機能版であるOffice Starter 2010 が提供された[1][2]。
Microsoft Worksは、当初MouseWorksとして始まった。これは、統合された表計算、ワードプロセッサー、データベースの各プログラムからなるもので、以前Appleの従業員であった、Don WilliamsとRupert LissnerによってMacintoshのために設計された[3]。Williamsは、Apple Ⅱコンピュータに対する同様の製品であるAppleWorksの成功を模倣しようとしていた。
1987年9月14日、マイクロソフトはWorks for DOSを公表した[4]。1.xバージョンのWorksは、最低限256KBのメモリがあるどのようなPCでも動作した。1991年、マイクロソフトは、最初のWindows向けのバージョンのWorksを出した(MS Works for Windows 2.0)。システムはWindows 3.0、286 CPU、1MBのメモリで構成されている必要があった。また、同社はMacintoshのバージョンのWorksも1988年のWorks 2.0以降、公開している。
バージョン4.5aから、Worksはモノリシックプログラムアーキテクチャを用いるようになり、ワープロ、表計算、データベースはWindowsで同様のプログラムインターフェースで実行されるようになった。これは小さなメモリとディスクのフットプリントを結果している。また、これは、Excelが提供されていないDOSのバージョンにおいて、ミニバージョンの同ソフトウェアを提供することでもあった[5]。
最終版であるバージョン9.0は、小売店やOEM向けに提供される広告なしのバージョンと、新しいコンピューターにプリインストールするためにOEM向けにのみ提供される広告付きの無料バージョン(Works SE)の2種類が用意された[6]。
2005年現在の最新バージョンは 8。英語版ではバージョン9も存在するが日本語版は存在しない。
アメリカ国内版では通常のワードプロセッサ、表計算、データベースに付け加えてDigital Image Pro(グラフィックソフトウェア)や Word(文書作成ソフト)、Streets & Trips Essentials(地図検索ソフト)、Money(家計簿及び資産管理ソフト)、エンカルタ(百科事典)がひとまとめになったアプリケーション群Microsoft Works Suite(マイクロソフト・ワークス・スイート)を販売していた。
日本では1997年と1998年にWorksを除いた同様のスイート(パッケージ)ソフトとして「Microsoft Family Package」を日本マイクロソフトで独自に企画・発売していたが、その後継スイートとして1999年12月に本家に沿った「Works Suite 2000」が発売された。しかし、翌2000年に方向転換され、Microsoft Family Packageの構成ソフトの一つとしてWorksを組み込んだ「Microsoft Family Package 2001」が同年11月に発売された。それ以後は、Family PackageもWorks Suiteも日本では展開されなくなっている。
1999年11月12日発売
最新版であるWindows用Works 8について記述する。
固有名詞の分類
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