出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 19:08 UTC 版)
Massive は、映画やテレビでの群集シーンをCGIとして生成する3次元コンピュータグラフィックスと人工知能のソフトウェアパッケージである。Multiple Agent Simulation System in Virtual Environment の略。
Stephen Regelous がVFX業界のために開発した。数千から数万の個別に動くエージェントを容易かつ迅速に生成できる。ファジィ論理を使って、各エージェントが周囲の状況にそれぞれ独立した反応を見せるようにできる。どう反応するかは外部からも制御でき、モーションキャプチャで動きを入力することもでき、それによってよりリアルな動きを作り出せる。
人工知能的機能だけでなく、布地のシミュレーション、剛体の力学、GPUによるレンダリングといった各種機能を持つ。また、事前定義されたエージェントも含まれており、スタジアムの群集のエージェント、暴徒エージェント、互いに会話も行う通行人エージェントなどがある。
MayaやViconモーションキャプチャーとのデータ互換性は高く、RenderMan、mental ray 経由でのレンダリングが可能。 スケルトン構造に一切の拘束条件は無く、物理シミュレーション機能も兼ね備え、ブレンドによる顔の表情変化や音声同期、クロスシミュレーションを合わせることもできる。
現状のサポート環境は、
Supported Operating Systems (32-bit):
Supported Operating Systems (64-bit):
当初、ニュージーランドのウェリントンで開発された。ピーター・ジャクソンは数百/数千の兵士が戦うシーンをソフトウェアで生成したいと考えていたが、それまでそのようなシステムが映画に使われたことはなかった。これに対して Stephen Regelous が Massive を開発し、それを使ってWETAデジタルは様々な革新的視覚効果を生み出した。特に『ロード・オブ・ザ・リング』三部作での戦闘シーンが有名である。
その後製品化され、多くのVFX企業にライセンスされている。
Massive は様々な作品に使われてきた。主な例を以下に挙げる。
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「3DCGソフトウェア」の記事における「Massive (Massive Software。国内総代理店はクレッセント)」の解説
ハイエンドの群集シミュレータソフトウェア。Maya及び3ds Maxに対応している。単体版のMassive Prime、制限版のMassive Jetもある。
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