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Macintosh SE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 06:28 UTC 版)

Macintosh SE
別名 Macintosh SE FDHD
Macintosh SE SuperDrive
発売日 1987年3月2日 (37年前) (1987-03-02)
標準価格

US$2900 (2機のFDD内蔵モデル)

US$3900 (20 MBハードディスク内蔵モデル)
販売終了日 1990年10月15日 (1990-10-15)
OS 漢字talk 2.0 - 7.5.5
CPU Motorola 68000 7.8MHz
メモリ RAM (150 ns 30-pin SIMM)
前世代ハード Macintosh 512Ke
Macintosh Plus
次世代ハード Macintosh SE/30
Macintosh Classic
Macintosh Portable

Macintosh SEは、Appleによって1987年(昭和62年)3月から1990年(平成2年)10月まで製造されたパーソナルコンピュータである[1][2] 。このコンピュータはMacintosh Plusから大幅な改善を行い、Macintosh IIと同時に発表された。オリジナルのMacintoshコンピュータと異なる筐体デザインは、フロッグデザインによるものある[3]

特徴

Macintosh SE内部
1988年Macintosh SEのロジックボード

前身であるMacintosh Plusと比較してSEに追加された機能は下記の通り:

  • ハードディスク(最初は20MBまたは40MB)または2機目のフロッピードライブ用の内蔵ドライブベイを備えた最初のコンパクトMacintosh
  • 拡張スロットを搭載した最初のコンパクトMacintosh(SEは「システム拡張(System Expansion)」の略)
  • Apple IIGSで導入されたキーボードおよびマウスインターフェイス用のApple Desktop Bus(ADB)を使用
  • データスループットの向上によるSCSIサポートの向上
  • 冷却ファンを追加したことにより信頼性が向上し、寿命が延びた

SEは、1機または2機のフロッピードライブ、またはフロッピードライブとハードドライブのいずれかに対応するように設計されている。 市販後のブラケットは、SEが2つのフロッピードライブとハードドライブを収容できるように設計されているが、Appleがサポートする構成ではない。さらに、外部のフロッピーディスクドライブを接続することもできる。そのため、SEは、Macintosh PortableとMacintosh IIと同じく3台のフロッピードライブをサポートできる。増加したRAM容量とオプションの内蔵ハードドライブは、サードパティ製品の市場を縮小させた。Appleが1989年1月にMacintosh SE/30を発表した後、SEのアップグレード向けにロジックボード(ケースフロントと内部シャーシを含む)を販売した。

シングルフロッピーモデルでは、2番目のフロッピードライブに当たる場所にドライブアクセスランプが付いている。

さらに、SEには、プロセッサーダイレクトスロットがあり、アクセラレータなどの拡張カードを取り付けることができる。SEは、MicroMacアクセラレータを使用して、50 MHzおよび5 MB以上にアップグレードすることができる。 過去には、Sonnet Allegroのような他のアクセラレータも利用可能であった。だがカードを取り付けるには、トルクスネジで密閉されているケースを開けなければならず、更に内部のCRTからの高電圧にさらされるなど様々な危険が伴う為、Appleは認定されたディーラーだけがカードをインストールするよう勧めた。

Macintosh SEのROMサイズは、最初のMacintoshの64KBから256KBに増加された為、開発チームはROMに隠されたイースターエッグを含めている[4][5]

SEとMacintosh IIは、Apple I以来のキーボードが付属しないApple製コンピュータだった。 代わりに新しい選択肢として、ADBのApple KeyboardやApple Extended Keyboardが販売された。

Appleはプロモーションショットや従業員向けのプロトタイプとして透明ケースを持つ10台のMacintosh SEを制作した。 非常に稀なものであり、コレクター間で高価に取引されている[6]

Macintosh SE FDHD

当初、SEは片面倍密度(SSDD)(400KB)と両面倍密度(DSDD)(800KB)のフロッピーディスクしか使用できなかった。 1989年8月、Appleは、1.4MBの高密度(HD)フロッピーディスクを処理できるフロッピーディスクドライブであるSuperDriveを搭載したMacintosh SE FDHDを発表した。[7] 元々FDHD(フロッピーディスク高密度)モデルとして販売されていたが、後にいくつかのMacintosh SE FDHDにMacintosh SE Superdriveというラベルが付けられ、新しいドライブに関するAppleのマーケティング変更に対応した。それ以来、HDフロッピーはMacintoshとPCの両方のコンピュータで事実上の標準となった。アップグレードキットが、新しいROMチップと新しいディスクコントローラチップを含むオリジナルのMacintosh SE用に販売され、オリジナルを置き換えた。

Macintosh SE FDHDは1990年10月に販売終了とされ、Macintosh Classicが後継種となった。

仕様

  • プロセッサー: MC68000, 8MHz
  • システムバス速度: 8MHz
  • ROMサイズ: 256kB
  • データパス: 16ビットレベル1
  • RAMのタイプ: 150ns 30-pin SIMM
  • VRAMタイプ: 内蔵
  • 標準RAM: 1MB
  • 最大RAM: 4MB
  • RAMスロット数: 4(ペア)
  • 標準ハードドライブ: 20MB
  • ハードドライブタイプ: SCSI
  • 標準ディスク: 3.5インチ 、800kB, 800kB x2(自動)
  • Exp. スロット数: SE PDS
  • 電池タイプ: 3.0 Vリチウム
  • ディスプレイ: 512 x 342ドット 9インチ (23 cm) 1ビット白黒
  • ビデオメモリ: 512 x 384 x1
  • 対応OS: System 3.3–7.5.1, 7.5.3–7.5.5, 漢字Talk 2.0 - 7.5.5
  • 重量:7.7kg

余談

Macintosh SEをモデルにした「Smack-a-Mac」と呼ばれる高さ20センチほどのアップル公認のぬいぐるみが存在しており、Macintoshの使用中にエラーが発生した際に生じたストレスを、本物のMacの代わりにぶつけられるよう意図している[8]

Compact Macintoshの変遷

Power MacintoshMacintosh LC 520#LC 520PowerBookMacintosh LCMacintosh PortableMacintosh IIApple IIeMacintosh Color ClassicMacintosh Classic IIMacintosh Color ClassicMacintosh SE/30Macintosh ClassicMacintosh PlusMacintosh SE FDHDMacintosh PlusMacintosh XLMacintosh SEMacintosh 512KeApple LisaMacintosh 512KMacintosh 128K

参考文献

  1. ^ Joel West (2 March 1987). "Macintosh II and Macintosh SE announced". Newsgroupcomp.sys.mac. Usenet: 2790@sdcsvax.UCSD.EDU. 2014年1月26日閲覧
  2. ^ Archived - Macintosh SE: Technical Specifications”. Apple Knowledge Base (2012年4月19日). 2014年1月26日閲覧。
  3. ^ Apple, Inc., frogdesign, Sunnydale, CA Macintosh SE Home Computer 1984”. 2024年1月26日閲覧。
  4. ^ Macintosh Plus Easter Egg - Image of Designers in ROM” (1999年9月12日). 2014年1月26日閲覧。
  5. ^ Trammell Hudson (2012年8月21日). “Ghosts in the ROM”. NYC Resistor. 2014年1月26日閲覧。
  6. ^ Transparent Macintosh SE”. Low End Mac. February 8, 2007閲覧。
  7. ^ Archived - Macintosh SE FDHD: Technical Specifications”. Apple Knowledge Base (2012年4月19日). 2014年1月26日閲覧。
  8. ^ 中原晃司、梶浦正規著『マッキントッシュ礼賛』株式会社カットシステム、1997年6月1日、68頁。 ISBN 4-906391-45-1 

関連項目

外部リンク


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Macintosh SE (1987年-1990年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 21:52 UTC 版)

Macintoshの機種一覧」の記事における「Macintosh SE (1987年-1990年)」の解説

フロッグデザインによりスノーホワイトデザイン言語リファインされた一体型筐体CPU68000で、この機種からADB用いられている。排気ファン内蔵している。ダイレクトスロットを持ち拡張性を持つ。内部増設SCSIコネクタ持ちFDDを2基、もしくはHDDFDDそれぞれ1基搭載可能(サードパーティーより、2基のFDD共存できるHDD取り付けキットもあった)。後期型内蔵FDD2HD対応のSuperDriveになった本体前面SEの下にSuperDriveまたはFDHDの表記がある〔表記時期により異なる〕)。FDDが800KBの機種は、この機種前期型および後述IIまで。起動HDD指定できるようになったPlusFDDポート接続HDDSCSI ID6→0のHDDの順)。[要出典] マザーボード上のメモリースロットMacintosh Plusと同じ30ピンSIMM最大4MBであるが、ダイレクトスロットにサードパーティー製CPUボード68030 (-33MHz) を差しメモリ容量16MB、演算コプロセッサ68882搭載も可能であった

※この「Macintosh SE (1987年-1990年)」の解説は、「Macintoshの機種一覧」の解説の一部です。
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