Mac OS X Leopardとは、Macintosh向けのオペレーティングシステム(OS)であるMac OS Xのバージョンのうち、2007年10月にリリースされたバージョン(v10.5)のことである。
Mac OS X Leopardの特徴として、32ビット命令にも対応しているが完全な64ビットOSとなっており、マルチコアプロセッサとの組み合わせによって高度なパフォーマンスが実現できるようになっている。また、POSIX準拠の完全UNIX互換OSとなったことで、開発プラットフォームとしても適切な環境を実現している。
Mac OS X Leopardには、一世代前のバージョンとなるMac OS X Tigerの機能に加えて新たに300以上の機能が追加されている。代表的な追加機能としては、デスクトップ上のファイルを一時的にまとめて収納できる「Stacks」や、アプリケーションソフトを起動せずにファイル管理システムの「Finder」上で内容を閲覧することができる「Quick Look」、アプリケーションをグループ化してそれぞれの仮想的空間に切り分けて配置する「Spaces」などがある。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/22 00:06 UTC 版)
| Mac OS X v10.5 Leopard | |
|---|---|
| macOS ファミリー | |
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| 開発者 | |
| Apple | |
| ウェブサイト | http://www.apple.com/jp/support/leopard/ |
| リリース情報 | |
| リリース日 | 2007年10月26日 [info] |
| 最新の安定版 | 10.5.8 (9L31a) - 2009年8月13日 [info] |
| ソースモデル | クローズドソース(基盤となるDarwinはオープンソース) |
| ライセンス | APSL、Apple EULA |
| カーネル型 | ハイブリッドカーネル (XNU) |
| 先行品 | Mac OS X v10.4(Tiger) |
| 後続品 | Mac OS X v10.6(Snow Leopard) |
| サポート状態 | |
| 終了 | |
Mac OS X v10.5 Leopard(マック オーエス テン バージョンじってんご レパード)は、Appleが開発・販売したMac OS Xの6番目のバージョンである。バージョンナンバーは10.5。愛称は、コードネームでもある“Leopard”(レパード)。Mac OS X v10.4の後継である。
後継バージョンMac OS X v10.6以降はIntel Mac専用であり、当バージョンはPowerPCで動作する最後のMac OS Xとなった。OS本体の最終セキュリティアップデートは、2011年6月23日にリリースされた セキュリティアップデート 2011-004[1]である(Javaは2011年6月28日[2]、Safariは2011年7月20日[3]、QuickTimeは2011年8月3日[4]、古いFlash Playerを無効にするためのLeopard セキュリティアップデート 2012-003[5]まで提供)。
開発は、2005年のWWDCで発表された。2006年のWWDCでは一部の機能の紹介が行われた。 Appleは、当初2007年初頭のリリースを予定していたが、春に延期され、さらにiPhone開発の優先を理由に2007年10月リリースへと延期している[6]。2007年10月26日18:00(現地時間)に世界各国で発売が開始され[7]、最初の週末で200万本以上を販売された[8]。
ベータ以前の段階ながら、デベロッパープレビュー版のプレビューもWWDCなどADC (Apple Developer Connection) メンバー向け非公開セッションでいくらか行われている。2007年のWWDCでもデベロッパープレビュー版が開発者に配布された。
Leopardには300以上にも及ぶ新機能が搭載された。レガシーなものとの決別も特徴であり、NeXTから引き継いで使われていたディレクトリ・サービスのNetInfoがDSlocalへ置き換えられ、Mac OS 9.2.2を動かすためのClassic環境が排除された。
CocoaおよびJava仮想マシンを含むOS全体が64ビットに対応する(ただしCarbonのUI部分は64ビットに対応しておらず、Carbonアプリケーションを64ビット対応させるにはCocoaでのラッピングが必須となる)。64ビット環境に対応するプロセッサならば、Intel・PowerPCの別を問わず自動的に64ビットに対応し、一つのシステム上で、32ビットアプリケーションと64ビットアプリケーション、32ビットドライバと64ビットドライバが同時に動作可能[9]。これを実現するためにカーネルを32ビットモードにしており、OS全体としては64ビットではない[10]。
画面デザインでは、ウインドウのタイトルバーが白からグレーに変更された。デフォルトで搭載されるアプリケーションのアイコンやツールバーが立体感や透明感の少ないソリッドなものになった。
UNIX認定を受けたOpen Brand UNIX 03登録製品である。本製品はサン・マイクロシステムズのSolaris 10から移植された機能も多い。以下に挙げる。
開発言語がObjective-C 2.0になり、ガベージコレクションが導入された。Python・RubyとCocoaとのスクリプティングブリッジがバンドルされるようになり、Rubyでの開発が可能に。
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「Finder」の記事における「Mac OS X v10.5 Leopard」の解説
サイドバーの強化 iTunes 7のソースリストを、Finderに導入。全ての項目が同一に並んでいたサイドバーを、「デバイス」「共有」といったカテゴリで整理。 ファイル共有機能の強化 サイドバーに、共有されたアイテムを一覧表示。ネットワークに繋がったコンピュータにアクセスできる。 Spotlightのネットワーク統合 ネットワークの先にあるファイルも、Spotlightで検索できるようになった。 どこでもMy Mac 外出先から、自宅のMacのファイルにアクセスする機能。自宅のMacから.MacにIPアドレスを送信し、外出先からはそのIPアドレスを参照する事で、いつでも自宅のMacに接続できる。 Quick Look Finderから直接中身を表示する機能。JPEGなどの画像ファイル、AAC、MP3などの音声ファイル、QuickTimeムービーやPDF、Word、Excelなどメジャーなファイル形式をサポートするばかりか、プラグインの追加でその他の形式にも対応できる。画面サイズにあわせて拡大表示したり、全画面表示をすることができる。PDFのページをめくって先のページを参照する事もできる。 Cover Flow iTunes 7のCover Flowを、Finderに導入したもの。大量のファイルをめくって検索・プレビューできる。プレビュー可能なファイルは、Quick Lookで表示できるものと同じである。 内容を表示できるアイコン ファイルの種類だけでなく、画像やPDF、Excel、その他様々なファイルのアイコンの中に、中身のサムネイルを表示できる。 Leopardに搭載されるFinderの詳細は、http://www.apple.com/jp/macosx/features/finder.html で見ることができる。
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