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MVT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 02:29 UTC 版)

IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の記事における「MVT」の解説

MVTはMFTよりもはるかに巨大かつ複雑であり、そのためSystem/360ハイエンド機で用いられた。OS全ての未使用メモリ単一プールとして扱い、そこから連続した領域並列動作するアプリケーションの数に応じて必要なだけ無制限に割り当てることができた。この方式はMFTよりもはるかに柔軟で、仕組み的にメモリ効率よく利用できたが、断片化しやすい問題があった。この問題顕在化すると、全体としてプログラム実行するのに十分な空き容量があるにもかからず、各領域分断されてしまい必要なサイズ連続した空き領域がないという状態に陥った1971年にMVTで使えるタイムシェアリングオプション(TSO)機能追加された。バッチジョブ実行機能ジョブ完了通知機能レポート印刷されるのを待たなくても結果閲覧できる機能などを持つエディタ含まれていたほか、System/360使われる一部プログラミング言語使用できるデバッガ含まれていたことから、 TSOプログラム開発広く使われるようになったTSOTCAM (Telecommunications Access Method)で端末通信でき、これまで使われていたQTAM (Queued Telecommunications Access Method)と置き換わった。IBMデータ通信スタンダードになることを見越してTCAM名付けたが、結局TCAMはほぼTSO上でしか使われず、1970年代後半VTAMにほぼ置き換えられた。

※この「MVT」の解説は、「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の解説の一部です。
「MVT」を含む「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の記事については、「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の概要を参照ください。

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