MSNメッセンジャーとは、Microsoftが提供しているインスタントメッセージング(IM)サービス「Windows Live メッセンジャー」の前身となる、IMの名称である。
MSNメッセンジャーでは、インターネットを通じたインスタントメッセージングが行える。登録メンバーとの間でテキストのメッセージをやりとりできる他、複数のユーザー間でメッセージを交わしたり、ファイルを共有したりといった機能も利用できる。また、MSNメッセンジャーとHotmailとの間でアドレス帳のデータを共有したり、メッセージをHotmailを通じて電子メールとして送信するといった機能連携も可能となっている。
MSNメッセンジャーは、デスクトップアプリケーションとして無償で提供されているが、Webアプリケーション版のMSN Web Messengerも提供されており、PCにMSNメッセンジャーをインストールしていなくてもWebブラウザを通じて同様の機能が利用できる。
MSNメッセンジャーは、Windows 95に対応するバージョン1.0から始まり、2007年までバージョンアップが重ねられた。2008年には、Windows Liveの登場と共にWindows Live メッセンジャーにサービスが引き継がれた。Windows Live メッセンジャーでは、あらたに音声通話、テレビ電話などの機能も利用可能となっている。
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(MSN_Messenger から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 18:08 UTC 版)
| 開発元 | Microsoft |
|---|---|
| 最新版 | |
| 対応OS | Microsoft Windows |
| 種別 | インスタントメッセンジャー |
| ライセンス | Microsoft EULA |
| 公式サイト | messenger.live.jp |
MSN メッセンジャーはインスタントメッセンジャーのひとつで、WindowsおよびMac上で作動するソフトウェアである。MSN メッセンジャーを使用できない環境を想定して、Internet Explorerなどのウェブブラウザ上で動作するMSN Web Messengerもあった。中国を除く全世界では2013年3月31日に、中国では2014年10月31日にSkypeに統合されるかたちでサービスを終了している。
文字チャットだけでなく、音声・映像チャットやマインスイーパ フラグ(対戦型マインスイーパ)等のゲームもできる。
Windows版では、バージョン 8.0 からは Windows Live メッセンジャー として提供されていた。MSN メッセンジャー の 7.5 からバージョン番号を引き継いでおり互換性もあるため、実質的には同じソフトの後継バージョンである。また、Mac版ではMicrosoft Messenger for Macが提供されていた。
一般のインスタントメッセンジャーと同じく、テキストボックスに文字を入力し、エンターキーを押すか送信ボタンを押すことによって文字を送信することができる。シフトキー押しながらエンターキーを押すことによってメッセージに改行を含めることもできる。なお、送信最大文字数は400文字。
会話へメンバーを「招待」することにより、多人数で会話を行うことができる。
「スマイル」「爆笑」などの表情や、ハートマークなどを画像として文字中に含めて送信することができる。絵文字は標準で入っているものの他に、ユーザオリジナルの絵文字を登録することもできる。
マウスやタブレットで描いた絵を送信することができる。手書きメッセージはベクトルデータとして送信されるため、相当量描いても送受信に時間はほとんどかからない。そのかわり、画像を使用したり複雑な描画処理を行うことは出来ない。元々はタブレットPC用の機能だったが、現在は通常のPCでも使用することができる。
会話ウィンドウの右側に、縦横96ピクセルの画像を表示する機能。標準では「サッカーボール」「ゴム製のアヒル」「犬」などから選択できるが、絵文字と同じくユーザオリジナルの画像を表示させることもできる。
アニメーションを、会話中のメンバー全員のディスプレイに表示するもの。アニメーションにあわせて音も鳴る。
受信したメンバーの会話ウィンドウを最前面にして揺らすもの。標準設定では通常のメッセージ受信音より目立つので、相手の注意を引くことができる。シェイクは通常連続して送信することができないが、巷では連続送信の規制を解除するパッチが存在する。
様々なファイルを送信及び受信することができる。通常は1ウィンドウに3ファイルまでの制限がある。「.exe」や「.pif」等のファイルの送信は、危険であるとみなされブロックされてしまう。なお、画像ファイルを送信しようとすると承諾確認メッセージに画像の縮小プレビューを表示することができる。
マイク・カメラを接続することによって、音声及び映像で会話ができる。 Macでのマイク、又はカメラチャットは不可能。
メンバーとインターネットを通じて、様々なゲームを行うことができる。
登録したメンバーをリスト表示することができる。相手によってグループに分けたり、オンライン/オフラインのメンバーをまとめたりすることもできる。
通常は「オンライン」で、他に「取り込み中」「一時退席中」「退席中」「電話中」「昼休み」がある。「オンライン」以外ではメンバリスト上での表示が変わり、現在会話可能かそうでないかを視覚的に見分けることができる。「オフライン」にすると相手から見えなくなり、会話を行うことができない。
メンバー名の左に、チャット中に表示されるアイコンが縮小して表示される。但し、会話ウィンドウを一度も開いていない人のアイコンはデフォルトのアイコンが表示される。何らかの理由でMSN メッセンジャーが強制終了すると、アイコンのキャッシュが削除されるので、全てのメンバーのアイコンがデフォルトのアイコンに初期化されてしまう。
詳細なステータスを相手に伝えるのに使う。名前が会話にも表示されるのに対し、表示メッセージは会話に表示されない(ただし、画面上部の宛先欄には表示される)。例えば「abcde」と言う名前に「仕事中」と言ったメッセージを追加することを考えてみた場合、これによってメンバリストを見るだけで相手がどういった状態であるのかがすぐにわかる。これまで表示メッセージ機能が無かった場合では、名前自体を「abcde@仕事中」のように設定していた、この場合では会話中でも「abcde@仕事中 の発言:」と表示されてしまい、長いメッセージを組み合わせた場合に会話が見づらくなるという欠点があった。しかし、表示メッセージを「仕事中」と設定すると、「仕事中」と言ったメッセージはメンバリスト及び会話ウィンドウのタイトルのみに表示され、会話が「abcde の発言:」のようにすっきり表示できる。ただ、欠点を挙げるとすれば、次項で述べる音楽表示と併用できない、対応していないクローンが非常に多いことである。このため、現在でも表示メッセージと併用しつつ、従来のような「abcde@仕事中」といった表記をするユーザーも存在する。
Windows Media PlayerやiTunesで現在聞いている音楽を自動で表示メッセージにすることによって、メンバーに公開することができる。Winamp等でもプラグインを導入すれば同様に表示メッセージに設定することができる。
Hotmailにメールが届くと、受信した旨のメッセージを受信元と共に表示することができる。また、メンバリストウィンドウで受信トレイの未読メッセージ数を確認できる。
ニュース・天気・路線情報や占いなどの最新情報をポップアップで表示することができる。
サインイン時にMSNのサイトを表示する機能。なお、設定でオフにも出来る。
最近になり、MSN メッセンジャーは様々な拡張が行われ、完全な互換クライアントの開発は非常に難しいとされる。