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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/15 15:18 UTC 版)
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| 物質名 | |
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別名
N-メチル-N-(1-ナフチル)-モノフルオロアセトアミド |
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| 識別情報 | |
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CompTox Dashboard (EPA)
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| 性質 | |
| C13H12FNO | |
| モル質量 | 217.24 g·mol−1 |
| 外観 | 無色の固体 |
| 匂い | 無臭 |
| 融点 | 86~88℃ |
| 337mg/L (25℃) | |
| 危険性 | |
| 致死量または濃度 (LD, LC) | |
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半数致死量 LD50
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67mg/kg(ラット、経口) |
| 関連する物質 | |
| 関連物質 | モノフルオロ酢酸アミド ナフタレン |
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特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ニッソールは、かつて使われた有機フッ素系殺虫剤の一種である。有効成分はN-メチル-N-(1-ナフチル)-モノフルオール酢酸アミド。日本の毒物及び劇物取締法では劇物に該当する[1]。
日本曹達が開発した農薬で、1965年2月27日に農薬登録を受けた。果樹のハダニ、アブラムシ、カイガラムシに適用され、登録期間中の累計生産量は乳剤で1768キロリットル、年間生産量はピーク時の1968農薬年度に307キロリットルであった。1975年9月17日に登録失効した[2]。
1967年7月14日。和歌山県海草郡下津町のミカン農園で5時間にわたりニッソールを散布していた17歳の高校生が、痙攣を起こし意識不明になった。解毒剤の投与などの治療が行われたが、16日に死亡。高校生の両親は、メーカーと製品を認可した国を相手取り、和歌山地方裁判所に民事訴訟を起こした。1985年6月、メーカーが賠償金を支払うことで和解が成立した。農薬メーカーが公式に賠償金を支払うのは、日本では初めてのことであったが、国の責任は問われなかった[3]。