出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/27 01:48 UTC 版)
| カルロ・アルマートM14/41 | |
|---|---|
|
ボービントン戦車博物館のM14/41
|
|
| 種類 | 中戦車 |
| 原開発国 | |
| 運用史 | |
| 配備先 | |
| 関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
| 開発史 | |
| 製造業者 | フィアット、アンサルド |
| 製造期間 | 1941年から1942年 |
| 製造数 | 800両 |
| 諸元 | |
| 重量 | 14.5 t |
| 全長 | 4.915 m[1] |
| 全幅 | 2.280 m[2] |
| 全高 | 2.370 m[2] |
| 要員数 | 4名(車長、通信手、砲手、操縦手) |
|
|
|
| 装甲 | |
| 主兵装 | 47mm cannone da 47/32戦車砲×1(弾薬87発携行[3]) |
| 副兵装 | ブレダM38車載機関銃×4(同軸に1挺、対空用に1挺、車体に2挺) 弾薬2,664発携行[3] |
| エンジン | フィアットSPA 15T M41 4ストロークV型8気筒液冷ディーゼル 11,140cc |
| 懸架・駆動 | リーフスプリングサスペンション |
| 地上高 | 41 cm[1] |
| 行動距離 | 200 km |
| 速度 | 路上33km/h[4] |
M14/41(Carro Armato Medio da 14 tonnellate Modello 1941)は、1941年に就役したイタリア軍の中戦車である。この4人乗り戦車のイタリア軍の制式名称はカルロ・アルマートM14/41だった。この戦車は北アフリカ戦線で初めて投入され、そこで欠点が速やかに明らかとなった。
M14/41は、M13/40にわずかな改修が施されたバージョンで、より強力なディーゼルエンジンが搭載されている。配備された時点ですでに旧式であると見なされていたため、量産は少数にとどまった。M14/41はM13/40と同じシャシーを用いたが、より良い装甲を備えるよう再設計された車体を使っている。
M14/41は1941年から1942年にかけて生産された。生産終了までにおよそ800両程度が作られている。
本車は北アフリカ戦線に初投入されて速やかに欠点が明らかとなった。この車輌は信頼性に乏しく、窮屈で、砲弾が命中した際には容易に炎上した。
北アフリカからのイタリア軍の撤退後、M14/41と遭遇することは稀になったものの、1941年当時のイギリス軍やオーストラリア軍では戦車が深刻に不足しており、これを満たすためには多数の捕獲車輌の使用を余儀なくされた。こうした車輌が長く連合軍の部隊に残ることはなかった。
派生型として、M14/41のシャシーは、より成功した兵器であるセモヴェンテ da 90/53駆逐戦車のベースに用いられた。