出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 14:04 UTC 版)
LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT(ルナ・ドリーム・カプセル・プロジェクト)は、かつて大塚製薬、アストロスケール、アメリカのアストロボティック社によって構成されるLUNAR DREAM実行委員会の主導で進行していた民間による月面着陸計画である[1]。38万kmの彼方の月へポカリスエット型のタイムカプセルを送る予定で、カプセルに同封するメッセージを募集していた[2]。
月面にポカリスエット型のカプセルを送ることを目標としており、プロジェクトは2014年5月15日に開始された[2]。 応募者からのメッセージを刻んだプレートと、ポカリスエットの粉末が封入されたLUNAR DREAM CAPSULEとよばれるポカリスエット型のカプセルを送り込むとしている。当初は、民間による最初の月面着陸を目指すGoogle Lunar X PrizeのAstrobotic Technologyのグリフィン着陸船に相乗りする形で月面到達を予定していた。
技術面では東京大学、九州大学、九州工業大学、由紀精密、海内工業、電化皮膜工業が参画した[2]。
当初は打ち上げは2015年10月に予定していたが、後に着陸船の新技術搭載のためという理由で2016年夏に延期された[3]。しかし、Google Lunar X Prize自体が2018年3月に期限切れで終了したため、グリフィン着陸船の製造は中止され、打ち上げは行われなかった。
その後も、アストロボティック社は独自に月着陸船の開発を継続しており、より小型のペレグリン着陸船を用いて行うPeregrine Mission Oneにて、他のペイロードとともにカプセルを月面に到達させる予定となった[4]。打ち上げは2023年第1四半期に、ヴァルカン・セントールロケットで行われる予定であったが[5]、最終的には2024年1月8日に打ち上げられた。
ロケットは打ち上げには成功したもののその後燃料漏れが発生[6]、燃料減少により月への着陸を断念し、米国時間の1月19日午後4時頃に大気圏に突入した[7][8]。これにより、2014年から約10年続いたルナ・ドリーム・カプセルプロジェクトは、失敗という形で幕を閉じた[9][10]。
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「ポカリスエット」の記事における「LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT」の解説
ポカリスエットのカプセルを2016年夏に月面に送り届ける「LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT」が進行中である。 公式サイトでは月へ送るメッセージを募集中である。実現すれば科学的な意義はともかく、民間団体による初の月面着陸になる予定である。
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