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Kon! Kon!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/13 14:59 UTC 版)

「Kon! Kon!」
BABYMETALシングル
初出アルバム『METAL FORTH
リリース
規格 デジタル・ダウンロードストリーミング
ジャンル J-POPヘヴィメタル
時間
レーベル Capitol Records
作詞・作曲 Jayant Bhadula、Karan Katiyar、MK-METAL、Raoul Kerr、RYU-METAL
プロデュース KOBAMETAL
チャート最高順位
BABYMETAL シングル 年表
Song 3
(2025年)
Kon! Kon!(feat. Bloodywood)
(2025年)
テンプレートを表示

Kon! Kon! (feat. Bloodywood)」(コン!コン! (フィーチャリング ブラッディウッド))は、BABYMETAL(以下BM)の配信シングル。2025年7月11日キャピトル・レコードから配信された[2]

概要、音楽性

当楽曲は、2025年8月8日に発売される4thアルバム『METAL FORTH』の先行配信楽曲として、2025年7月11日に各種音楽配信サイトで配信された[2]

本作には、フィーチャリング・アーティストとして、インドメタルコア・バンドブラッディウッド英語版(以下Bw)が参加しており、狐の妖怪"妖狐"をテーマにした歌詞と、"和"の要素を感じさせるようなボーカル・メロディ、インドの民族音楽をベースにしたグルーヴと民族楽器を取り入れたアレンジや、それぞれのバンドのルーツでもある"和"と"印"の要素を融合する試みがなされ、グルーヴのあるリズムながらも、ノスタルジックな感覚を呼び覚ますサウンドの楽曲に仕上がっている[2]

なお、BMとBwは、2024年12月6日にリリースされた「Bekhauf (feat. BABYMETAL)」という楽曲で既にコラボレーションしており[3]、2025年3月21日にリリースされたBwの2ndアルバム『ニュー・デルヒ英語版』に収録されている[4]

背景、制作

映像外部リンク
Bloodywood ft. @BABYMETAL - Bekhauf (Official Music Video) - YouTubeのBloodywood公式チャンネルへのリンク。

Bwのメンバーである、プロデューサー/ギタリストのカラン・カティアール(以下カラン)と、スクリーマーのジャヤント・バドゥラ(以下ジャヤント)によれば、「Kon! Kon! (feat. Bloodywood)」は、両バンドの2度目のコラボレーションとして制作されており、きっかけはBwの2rdアルバム『ニュー・デルヒ』収録曲「Bekhauf (feat. BABYMETAL)」の制作中に遡る[5]

元々、BwのメンバーがBMのファンだったこともあり、カランが「この曲にBABYMETALのボーカルが入ったらもっと良くなる」と提案したところ、偶然にも数日以内にBM側(KOBAMETAL)からコラボレーションの打診メッセージが届いたという「引き寄せの法則」的な経緯があった[5]

「Bekhauf」ではBM側が全面的にクリエイティブの自由を任せる形で、Bw側が主導したが、制作スケジュールの都合上、アルバム完成後に「次はBABYMETALの新曲で改めてコラボレーションしよう」という約束が交わされた。その結果生まれたのが「Kon! Kon!」であり、今回は逆にBM側が主導し、全体の方向性・プロデュースをコントロールした形になったという[5]

KOBAMETALからの企画の打診があった後、カランが最初に2曲のインストゥルメンタルを送っており、その中から1曲ずつ、それぞれがメインの楽曲として選ばれたトラックを基に、相互のクリエイティブが融合していったとされる[5]

ジャヤントはこのプロセスを「思い描いたことが現実になる力」と表現し、両バンドのスタイルへの相互リスペクトが「Bekhauf」と「Kon! Kon!」で逆の色合いを生んだと振り返っており、カランも「前者はBABYMETAL色が強く、後者はブラッディウッド色が強く反映された」と語っている。このように、偶然と計画が交錯した自然な流れの中で制作が行われ、完成に至ったとしている[5]

批評

  • 音楽ライターの阿刀大志は、音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX』で「「Shanti Shanti Shanti」(3rdアルバム『METAL GALAXY』収録)でもインド風の楽曲にはトライしていたが、この曲ではさらにそれを推し進めた。懐かしさを感じさせるメロディと民族音楽独特のグルーヴとサウンドが合わさることで、メタル界初となる「和」と「印」の本格的な融合が成功。(中略)日本語詞は狐の妖怪をテーマにしている一方、ブラッディウッドが担当するヒンディー語のラップパートは、その勇壮さに痺れる。」と評している[6]
  • 音楽ライターのグレゴリー・アダムスは、米HR/HM専門誌『リボルバー英語版』で「カワイイ・ポップなボーカルハーモニーと、ブラッディウッドのラウル・カーによる誇示的なラップ、スクリーマーのジャヤント・バドゥラによる荒々しい唸り声、そしてハードに打ち鳴らされるドル英語版ドラムのリズムを融合させている。当然ながら、ヘヴィなジェンティングギターメロディも随所に散りばめられている。」と語っている[7]
  • 音楽ライターのヘッシャー・キーナンは、米メタル専門ニュースサイト『メタルサックス英語版』で「純粋主義者は彼女らを嫌うかもしれないが、メタルの行く末に注目している者なら、そうしたアーティストにも十分な居場所があることがわかるはずだ。だからこそ、この二つのバンドが協力して素晴らしいコラボ作品を生み出したのは本当に素晴らしい。この曲を聴いて少しでも体が動かないなら、多分、もう少しリラックスする必要があるだけだ。」と述べている[8]
称賛/栄誉
  • 英メタル専門誌『メタル・ハマー英語版』の「2025年を象徴する11のメタル楽曲」(順不同)と特集した記事で選ばれた[9]

ミュージック・ビデオ

当楽曲のミュージック・ビデオ(以下MV)は、2025年7月11日の配信と同時にBMの公式Youtubeチャンネルで公開された[2]

Bwをスペシャルゲストに迎えた北米ツアーの中から、ニューヨークでのシアター・マディソン・スクエア・ガーデン英語版公演のライブ映像を使用しており、BMにBwのボーカル2名(ジャヤント・バドゥラとラウル・カー)が加わってパフォーマンスを行っている[2]。なお、プロダクション(会社)は、MixOne Cinemaが担当している(MVの概要欄より)。

ライブ・パフォーマンス

ライブでは2025年5月30日に開催された、イギリスロンドンO2アリーナ公演などで披露されている[10]ほか、同年6月24日に開催された[11]、前述のシアター・マディソン・スクエア・ガーデン公演などでBwと共演しており、ダンスには、インド映画の“ボリウッド・ダンス“の要素も取り入れている[2]

脚注

  1. ^ デイリー デジタルシングル(単曲)ランキング 2025年07月11日付#20”. オリコン ニュース. 2025年7月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f BABYMETAL、ニュー・アルバム『METAL FORTH』からゲストにBLOODYWOOD迎えた先行シングル 「Kon! Kon! feat. Bloodywood」 配信スタート&MV公開!”. 激ロック (2025年7月11日). 2026年1月30日閲覧。
  3. ^ インド民族音楽とヘヴィ・メタルを融合させたBLOODYWOOD、BABYMETALをフィーチャーした新曲 「Bekhauf」 リリース!アニメMVが本日12/6 23時公開!”. 激ロック (2024年12月6日). 2025年7月15日閲覧。
  4. ^ Bloodywoodが日本で語る──BABYMETALとの共鳴、インドを背負うメタルバンドの覚悟”. RollingStoneJapan (2025年5月19日). 2025年7月16日閲覧。
  5. ^ a b c d e エマ・ウィルクス (2025年8月19日). “Bloodywood on the importance of BABYMETAL: “Even if you…” (英語). ケラング!. 株式会社ウェイステッド・タレント. 2026年1月30日閲覧。
  6. ^ 阿刀大志 (2025年8月8日). “音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX』連動企画(第225回)BABYMETAL新時代の扉を開く記念碑『METAL FORTH』がいよいよ全世界発売。『PMC Vol.36』掲載中の全曲紹介を特別公開!”. ぴあ音楽. ぴあ株式会社. 2026年1月30日閲覧。
  7. ^ グレゴリー・アダムス (2025年7月11日). “Hear BABYMETAL and BLOODYWOOD's exuberant new collab "Kon! Kon!"” (英語). リボルバー英語版. プロジェクトMグループ合同会社. 2026年1月30日閲覧。
  8. ^ ヘッシャー・キーナン (2025年7月11日). “Babymetal and Bloodywood Join Forces on the Latest Single "Kon! Kon!"” (英語). メタルサックス英語版. 2026年1月30日閲覧。
  9. ^ マーリン・オルダースレイド (2025年12月11日). “From Ozzy Osbourne and Sleep Token to Stranger Things and Alien: Earth needle drops: the metal songs that defined 2025” (英語). メタル・ハマー英語版. 株式会社フューチャー. 2026年1月30日閲覧。
  10. ^ “【ライブレポート】BABYMETAL、ロンドン・O2アリーナ単独公演完遂。L.A.でのINTUIT DOME単独公演も発表”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2025年6月2日). https://barks.jp/news/992134/ 2026年1月30日閲覧。 
  11. ^ “BABYMETAL、2025年に行う北米ツアーの詳細を発表”. NME JAPAN (株式会社キョードー東京). (2025年3月19日). https://nme-jp.com/news/153649/ 2026年1月30日閲覧。 

外部リンク






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