出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/24 15:58 UTC 版)
| 一般 | |
|---|---|
| 設計者 | [1] |
| 初版発行日 | 2007年[2] |
| 認証 | CRYPTREC[3] |
| 暗号詳細 | |
| 鍵長 | 128 bits[2] |
| 状態長 | 640 bits[2] |
KCipher-2(ケーサイファー・ツー)は、2007年に九州大学とKDDI研究所により共同開発されたストリーム暗号である[1][2]。開発当時の名称は、九州大学とKDDI研究所の頭文字である2つのKを取ってK2であった[4]。またK2は、カラコルム山脈に属する世界第二位の高峰にちなむ[4]。その後、商標登録の際に英語で暗号の意を指すサイファーを加えた、KCipher-2という名称が採用された[4]。鍵長および初期ベクトル長はそれぞれ128ビットである[2]。
高速かつ軽量であることを特徴としており、開発者は同じハードウェアを使用した場合、AESと比べて7から10倍程度の速度で暗号化処理が可能であると主張している[1][5]。2007年のアルゴリズム発表以降、複数の学会や研究機関によって評価されてきたが、2013年8月時点では脆弱性は見つかっておらず、暗号の強度に関しても十分な安全性が確認されている[5][2]。
ISO/IEC 18033の標準暗号として採用されている[2]。2013年にCRYPTRECが改訂した「電子政府推奨暗号リスト」にも採用され、RFC 7008としても標準化された[2]。