KAO=S (カオス)は、日本の音楽ユニット 。
プログレッシブ・ロック ・ポップ・ロック などの幅広い音楽性、オープンコードのギターサウンドとツインボーカル、リードボーカリスト川渕かおり の剣舞を含む独特なパフォーマンスを特徴とする。
和楽器奏者を擁した初期から徐々に音楽性を広げ、2018年からは二人でのデュオや多数の奏者を迎えてのバンド編成など、様々な形態で世界各地でショウを行っている[ 1] 。和風のエンターテイメントショウを行う目的で、KAO=Sが音楽を担当し和楽器奏者や剣舞パフォーマーを加えた形の和風エンターテインメント集団「LADY SAMURAI'S CHAOS」としての活動も行う。スペインのアリカンテ、ドイツのフランクフルト、サウジアラビアのリヤドのステージに立ち、好評を博した。
概要
2010年夏、シンガーソングライターとして活動していた山切修二 と、剣舞師・女優・モーションアクター等多方面で活動していた川渕かおり が出会い、川渕のパフォーマンスをフィーチャーしたインスト大作「桜の鬼」を山切が作曲。同年12月、東京のライヴハウスで二人で初披露。
2011年4月に、山切・川渕に津軽三味線奏者のJack(寂空)が加わり、四谷天窓 で「桜の鬼」等を演奏。以降、バンド名をKAO=Sとして活動を開始。
2012年3月、テキサス州オースティン で開催されたSXSW に出演。続いてシカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ラスベガスを周るアメリカツアーを行う[ 2] 。ロサンゼルス・ラスベガス公演には尺八奏者神永大輔 が参加(Jackはラスベガス公演は不参加)。
2013年3月に、二年連続でSXSWに出演。同年夏よりドイツ・イギリス・フランスのヨーロッパ公演を行う。フランクフルトでは、日本文化フェス「ニッポンコネクション 」に出演し、川渕による殺陣 、神永による尺八のワークショップも開催された[ 3] 。パリでは、Japan Expo に出演。10月、永田純プロデュースで1stアルバム「ものがたり」を発売。これを機にバンド名の表記は『KAO=S 』(すべて大文字)へと変更された。
2014年、和楽器バンド のメジャー・デビュー決定を機に、神永が外れる。同年秋にはメンバーでセルフマネジメントD・I・Oエンターテインメント合同会社を設立。10月、東京国際ミュージックマーケット に出展しショウケース演奏。多くの国のバイヤーと商談を行い成立させる。11月にはアメリカCNN 局の番組Art of the Movementで紹介される [ 4] [ 5] 。
2015年9月に中国・大連 およびブラジル・サンパウロ で公演。11月に2ndアルバム「Dawn of the Planet Chaos」をリリース。
2016年10月にパラグアイ・アスンシオン で一万五千人の前で演奏した。
2017年4月にスペイン・アリカンテ で開催されたイベントに出演[ 6] 。山切ボーカルによる古典カバー「荒城の月」をバルセロナ でレコーディングした。同年6月からロサンゼルスよりKenji Nakai をプロデューサーに迎え3rdアルバムのレコーディングを開始。制作はクラウドファンディング による資金調達で行われた。一度レコーディング終了後にJackが脱退を表明した為、作風と収録予定曲を変更。秋よりほぼ最初からレコーディングをやり直す事となった。完成の目処が立った同年末に、Jack脱退発表と共に翌年春の発売予定がアナウンスされた。
2018年2月、舞台で川渕が左膝前十字靭帯断裂の事故に遭うも、一週間後に開催されたニュージーランドのSPLORE FESTIVALに出演。松葉杖でステージを遂げた川渕の姿は喝采を浴び、その写真は同年の国際女性デーに、同フェスSNSのトップを飾った。「AMRITA」アルバム発売後、川渕の手術とリハビリを経て、12月に渋谷マウントレーニアホール (現・SHIBUYA ENTERTAINMENT THEATER PLEASURE PLEASURE )にて単独公演を成功させる。
2019年、ドイツ、マレーシアで演奏、中国内モンゴル自治区で開催の巨大フェス「CHINA DREAM」に出演。
2020年1月にはドイツ、フランクフルトで初のホール単独公演を成功させた。
2022年から、和風のエンターテイメントショウを行う目的で、KAO=Sが音楽を担当し、和楽器奏者や剣舞パフォーマーを加えた形の和風エンターテインメント集団「LADY SAMURAI'S CHAOS」としての活動も開始。スペインのアリカンテ、ドイツのフランクフルト、サウジアラビアのリヤドのステージに立ち、好評を博した。
現在のメンバー
山切修二 - ギター /ボーカル
山口県宇部市出身。高校在学中からギター/ボーカルを始め、以降バンドやソロ・シンガーソングライターとして活動。[ 7] KAO=Sではアコースティック・ギターを様々なオープンチューニングで演奏するスタイルをとる。シンガーとしては幅広い声域と声色を持つ。D・I・Oエンターテインメント合同会社代表。
川渕かおり - ボーカル /剣舞
旧メンバー
Jack - 津軽三味線
2011年、第30回津軽三味線全国大会においてB級準チャンピオンを受賞。
2014年、第32回同大会でも唄付け銀賞を受賞。
2018年1月に脱退。
神永大輔 - 尺八
2012年秋に加入。2014年3月にレギュラーメンバーから離れた。
ディスコグラフィー
さくら(2013年) - ミニアルバム
※CD販売終了。現在は「桜の鬼」「世界樹」のみ、「ものがたり」アルバムのデジタルリリース盤に収録。
ものがたり(2013年) - 1stアルバム
※永田純プロデユース。当時のメンバーの担当楽器パートのみで録音された。
Dawn of the Planet Chaos(2015年) - 2ndアルバム CDは生産終了
※山切修二プロデュース。
AMRITA(2018年) - 3rdアルバム
※Kenji Nakaiプロデュース。
結う(2018年) - 配信リリースのみ
※フランクフルトで開催された日独友好フェス「マイン祭」のテーマソング。
3バージョン収録EP。
荒城の月(2018年) - 配信リリースのみ
※2017年4月にスペイン・バルセロナでレコーディングされた。
SESSION 2020(2020年) - 配信リリースのみ
※2020年の無観客収録ライブ音源と、そのリミックス。3曲収録EP。
桜香る(2021年) - 配信リリースのみ
※代表曲「桜香る」を 5バージョン収録のEP。
アメノヌボコ(2021年) - 配信リリースのみ
※宝珠悉皆師・那須勲による詩に曲をつけ完成させた「アメノヌボコ」を中心としたEP。
ZANGEKI LIGHTNING(2022年) - 配信リリースのみ
※津軽三味線奏者・匹田大智をフィーチャリングしたインスト曲。シングル。
BORN FROM JAPANESE CHAOS(2022年)
※和楽器アレンジを施した楽曲を中心としたベスト盤。
MORE THAN BLUE(2023年) - 配信リリースのみ
日本のバンドquaff のカバー。シングル
主な公演歴
2012年
2013年
2014年
2015年
大連、中国
HANABI MATSURI(サンパウロ、ブラジル)
2016年
日本パラグアイ移住80周年記念式典イベント(アスンシオン、パラグアイ)
2017年
Salón del Manga de Alicante(アリカンテ、スペイン)
2018年
2019年
MAIN MATSURI FESTIVAL(フランクフルト、ドイツ)
CHINA DREAM FESTIVAL(通遼市 、中華人民共和国内モンゴル自治区 )
ASIAN COMIC CON (クアラルンプール、マレーシア)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE (単独公演・東京)
2020年
Brotfabrick (単独公演・フランクフルト、ドイツ)<
2021年
MAIN MATSURI FESTIVAL(フランクフルト、ドイツ)
2022年
Salón del Manga de Alicante(アリカンテ、スペイン)
MAIN MATSURI FESTIVAL(フランクフルト、ドイツ)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE (単独公演・東京)
2023年
JAPAN ANIME TOWN RIYADH SEASON(リヤド、サウジアラビア)
※LADY SAMURAI'S CHAOSとして出演
メディア出演
脚注
出典
関連項目
魔界 - ファイティング・ミュージカル、2016年8月より参加
外部リンク