JRE POINT(ジェイアールイーポイント)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が運営しているポイントプログラム。
概要
2016年2月23日から開始したJR東日本グループの共通ポイントプログラム。「Suicaポイント」・「えきねっとポイント」・ビューカード利用で貯まる「ビューサンクスポイント」・JRE BANK利用で貯まるポイントなど、JR東日本グループの駅ビル・サービス毎に提供されていたポイント制度を共通化することを目的に作られた。
駅ビルごとまたはエリア別に背景の異なるオリジナルのJRE POINTカードを発行し、それを駅ビルなどで提示することで利用できるほか、ビューカード(TypeⅡ対象外)にJRE POINTカードの機能を付与している(うち『JRE CARD』はJRE POINTの加算総額を最大の意図とし、JRE CARDのクレジットカード版として発行されている)[1]。また、JRE POINTアプリまたはLINEに連携しているバーコードの提示でも利用が可能[2]。サイトでの利用は番号を連携して利用する。
JRE POINTカード提示で貯まる店(旧・アトレポイント等の駅ビルポイント)
ポイントカードは下記店舗のサービスカウンターで申込受付を行っているほか、2018年8月以降はType IIカードや法人カード、一部提携カードを除くビューカードにポイントカード機能が付いたものが発行されている。既存のカードについても更新カードの発行の際にポイントカード機能が付与されたカードが発行されるが、再発行(有償)による切替も可能。
また、スマートフォンのJRE POINTアプリに表示されるバーコードを提示することも可能(ルミネ、NEWoMan及びルミネウィングについては、ビューカードあるいはアプリのバーコードの提示のみとなっているため、ポイントカードの提示による付与及び利用は不可)。
登録したSuicaの利用でポイントが貯まる店(旧・Suicaポイント)
-
エキナカ
- コンビニ・売店・飲料自動販売機
- 駅ビル・駅構内店舗
- エキュート
- Edy's Bread
- tekuteながまち
- 黒塀横丁
- Kitchen Street
- 北町ダイニング
- グランスタ
- グランスタ 丸の内
- グランルーフ
- グランルーフ フロント
- BOOK EXPRESS
- ペリエ
- mAAch -KANDA MANSEIBASHI-
- 飲食店・お弁当・お土産
- いろり庵きらく
- 駅そば
- 親父の製麺所
- そばいち
- 蕎香
- HONEY'S BAR
- Becker's
- BECK'S
- 駅弁屋
- 銘品館
- Daily Table KINOKUNIYA
- KINOKUNIYA BAKERY
- KINOKUNIYA entrée
- その他
- 新幹線・特急列車の車内販売
- JR東日本ホテルメッツ
- Jexer
- TRAINIART
- 東京ステーションギャラリー
- STATION WORK
- 一部のコインロッカー
-
街ナカ
JRE POINTが貯められるのはJR東日本のエリア内にある店舗(一部を除く)に限られる。
- スーパー・ショッピングセンター
- 飲食店
- 書店
- ファッション
- ホテル
- 飛行機(国内線機内販売)
- その他
ビューカードの利用で貯める(旧・ビューサンクスポイント)
- ビューカードを利用してえきねっとによる乗車券購入(予約時決済のみ)、モバイルSuicaによるSuicaグリーン券、定期券の購入やオートチャージの利用で1.5~8%(ゴールドカードの場合)または1.5~3%(ゴールドカード以外のカードの場合)のポイントが付与される。
- 2021年6月30日利用分まではSuicaへのチャージやJR東日本のみどりの窓口・指定席券売機などにおける乗車券等の購入、モバイルSuicaの利用の場合は一律で1000円につき15ポイント (1.5%) が貯まっていた。2021年7月1日からはJR東日本のみどりの窓口や指定席券売機などにおける乗車券等の購入やカード式Suicaへのチャージは下記の還元率に変更された。
- 上記以外の加盟店ではビューカードの利用額1000円につき5ポイント (0.5%) が貯まる。
鉄道の利用で貯める
JR東日本が発行したSuica、モバイルSuica、地域連携ICカードで利用した場合のみポイントが付与される。モノレールSuicaとりんかいSuicaで利用した場合はポイント付与の対象外となる。
-
Suicaの残高での鉄道利用
-
モバイルSuica利用の場合:50円ごとに1ポイント(50円未満でも1ポイント)
-
カード式Suica利用の場合:200円ごとに1ポイント(200円未満でも1ポイント)
-
Suicaグリーン券の購入
-
モバイルSuica利用の場合:50円ごとに1ポイント
-
カード式Suica利用の場合:200円ごとに1ポイント
-
モバイルSuica定期券の購入
-
50円ごとに1ポイント
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「タッチでGo!新幹線」等による新幹線利用
-
モバイルSuica利用の場合:50円ごとに1ポイント
-
カード式Suica利用の場合:200円ごとに1ポイント
-
Suicaの入金残高で繰り返し鉄道利用(リピートポイントサービス)
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ひと月に同じ運賃[注釈 1]を10回以上支払うと還元の対象。10回乗車するとIC運賃1回分のポイントが還元され、11回以降は乗車の都度IC運賃の10%相当(端数切捨て)のポイントが還元される[注釈 2]。
-
オフピークポイントサービス
- 平日にJR東日本在来線首都圏エリアでJR東日本の指定するピーク時間帯(90分間)の前後60分に自動改札機から入場するとポイントが付与されるサービス。
- 対象の駅毎にピーク時間帯が異なり、駅に対象の時間帯が掲示されている。
- Suicaの通勤定期券で定期券区間を利用した場合のみ対象。
- 対象となるのは入場・出場ともに対象エリア内に含まれている場合のみで、入出場のどちらかが対象エリア外(他社線含む)の場合は対象外。
- 他社管理の改札口[注釈 3]から入場した場合は対象外。
- 当初は2021年3月15日から2022年3月31日までの予定であったが1年延長となり、2023年4月1日からは適用条件を変更の上で(後述)2026年3月31日まで実施されることになった。
- JR東日本では2023年3月18日より首都圏の電車特定区間を相互発着する区間に対してピーク時間帯以外のみ有効となる「オフピーク定期券」の発売を開始したことに伴い、2023年4月1日からは電車特定区間内相互を発着する定期券については対象外となり、オフピーク定期券発売対象外の定期券利用者が電車特定区間外から利用する場合のみ対象となった。さらに2026年3月14日からはオフピーク定期券の発売範囲が拡大されることに伴い、2026年3月31日をもってオフピークポイントサービスを終了する予定。
- 2022年4月1日から2026年3月31日まで
- 1ヵ月の利用回数が1~4回:5ポイント
- 1ヵ月の利用回数が5回以上:25ポイント
- ポイント還元は月に20回まで(月最大420ポイント)
- 2021年3月15日から2022年3月31日まで
- ピーク時間帯の前60分(早起き時間帯)に駅に入場:15ポイント
- ピーク時間帯の後60分(ゆったり時間帯)に駅に入場:20ポイント
JRE MALL利用で貯める・使う
- JRE MALLとJRE POINTを連携させることで、商品価格100円(税抜)につき1ポイント(ビューカードで決済した金額については3ポイント)が付与。
- JRE MALLとJRE POINTを連携させることで、1ポイント1円として利用可能。
えきねっとの利用で貯める・使う
貯める
- JRの指定席券、トクだ値、特別企画乗車券、新幹線eチケットの指定席商品を購入し、指定席券売機[注釈 4]で受け取る:発売額の0.5%
- JRの新幹線eチケットの指定席商品を購入し、チケットレス乗車で乗車をする:発売額の2%
- JRのチケットレス特急券を購入:発売額の5%
- JRツアーを予約した場合:500円(税込)につき1ポイント
- 駅レンタカーを予約した場合:200円(税込)につき1ポイント
使う
- JR東日本管内の新幹線eチケット普通車指定席の金額でグリーン車・グランクラスへのアップグレードが可能となる。
- JR東日本管内の新幹線eチケットの特典チケット(普通車指定席のみ)、在来線特急チケットレス特急券への交換。
JRE BANKの利用で貯める・使う
JRE BANKの口座とJRE POINTのユーザーIDを紐付けて連携させることで様々なサービスが受けられるJRE BANKプラスを開始しており、ポイントも付与される。
貯める
- 以下の口座利用に応じてポイントが付与される。付与倍率はその月の口座残高または取引件数に応じて判定されるステージに応じて変わる。
- ビューアルッテでの現金引き出し、他行との間での振り込み、給与・賞与・年金の受け取り
- 口座振替(ビューカードの利用額の引き落としとそれ以外とで付与ポイント数は異なる)、Pay-easyやコンビニ支払いサービスの利用
- 公営競技のインターネット投票への入金、宝くじの購入
- 即時入金サービスの利用
- デビットカード機能付キャッシュカード「JRE BANKデビット」でデビット決済すると20歳以上は500円ごと、20歳未満は200円ごとに1ポイント付与。
その他
- スマートフォンのJRE POINTアプリで午前10時 - 午後10時の間に上記のカードの提示で貯まる店付近でチェックインを行うと、0 - 100ポイントの期間限定ポイントを取得出来る。複数駅でチェックイン可能だが、チェックイン回数は最大1日10駅までに制限されている。
JRE POINT ステージ
JRE POINTの加算・利用数に応じてステータスを付与するもの[3]。
2023年10月1日より、ステージの適用を開始した[4]。
鉄道会社のポイントサービスではあるが、ステージアップのためには、登録されているSuicaおよびVIEWカードによる鉄道関連利用(鉄道カテゴリ)に加え、各駅ビル・駅ナカやJRE MALLでの利用(お買いものカテゴリ)でも同等のポイント数を獲得する必要があるのが特徴[5][注釈 5]。また、期間限定ポイントなど、ステージ判定対象外のポイントもある。
ステージ判定期間
年2回判定更新される。
- 3月から8月までの利用内容を集計して、10月に反映。
- 9月から翌年2月までの利用内容を集計して、4月に反映。
メールマガジンに登録していると、集計期間中1ヶ月毎にポイント使用状況を中間集計し、次回適用条件を満たしている最高ステージが通知されるサービスがあったが、サイト上に随時次回ステージを通知する機能が2025年2月に追加されたことにより、2025年6月に廃止予定。
ステージ条件と内容
条件及び特典は基本的に上位ステージでも共通
- プレミアム:総額10,000ポイントを獲得する(ただし、その内訳が鉄道とお買いものカテゴリでそれぞれ1,000ポイント以上あること)。また、3,000ポイント以上を利用する。
- 2期以上プレミアムを維持している場合の追加特典
-
TRAIN SUITE 四季島優先申込権1回(全般メルマガを受信できる状態にしておく必要がある)
-
どこかにビューーン!を1名分ポイントで2名分買える割引クーポン1枚
-
一部ホテルのレストランでのランチペアクーポン券1枚
- プレミアム基本特典
-
普通列車Suicaグリーン券が交換額400ポイントに割引無制限
-
どこかにビューーン!2000ポイント割引クーポン6枚
-
期間限定ポイント3倍キャンペーン
-
など
- ステージ3:Suica及びVIEWカードを両方JRE POINTのサイト上で連携する。総額3,000ポイントを獲得する(ただし、その内訳が鉄道とお買いものカテゴリでそれぞれ300ポイント以上あること)。また、1,000ポイント以上を利用する。
- ステージ3特典
-
普通列車Suicaグリーン券が交換額500ポイントに割引無制限(通常は600ポイント)
-
JR東日本びゅうダイナミックレールパスの旅行代金8%引きクーポン無制限
-
期間限定ポイント2倍キャンペーン
-
など
- ステージ2:総額300ポイントを獲得する。
- ステージ1:JRE POINTサイトへの会員登録を行うこと。
歴史
- 2015年(平成27年)7月14日:サービスの概要が発表される[6]。
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 2月16日:仙台駅(リビット仙台駅エキナカ)[9]、エスパル全店[10]、エクセル、VAL古河、フェザン、あおもり旬味館でサービスが開始される[8]。
- 2月27日:東京駅(北町ダイニング、黒塀横丁、キッチンストリート、グランアージュ、グランルーフ、グランルーフ フロント)でサービスが開始される[9]。
- 7月7日:ビーンズ新杉田でサービスが開始される[11]。
- 7月25日:ビーンズ阿佐ヶ谷がオープンし、サービスが開始される[12]。
- 10月1日:イーサイト高崎でサービスが開始される[11]。
- 10月4日:アズ熊谷、イーサイト上尾、イーサイト籠原でサービスが開始される[11]。
- 11月1日:tekuteながまちでサービスが開始される。
- 12月5日:SuicaポイントがJRE POINTに共通化[13]。
- 2018年(平成30年)
- 2月1日:nonowa(武蔵境、武蔵小金井、国立)でサービスが開始される[14]。
- 3月20日:シャポーロコ平井(新規オープン)とCIAL桜木町でサービスが開始される[15][16]。
- 3月26日:JRE MALLがオープン[17]。
- 4月1日:Dila西船橋がペリエ西船橋にブランド変更。それと同時にJREポイントサービスが開始される[18]。
- 4月25日:VAL小山でサービスが開始される。
- 6月28日:ビューサンクスポイントがJREポイントに共通化[19]。
- 9月13日:nonowa西国分寺でサービスが開始される[20]。
- 10月1日:郡山ピボット、郡山駅・新白河駅のエキナカ(リビット)でサービスが開始される[21]。
- 11月1日:CoCoLo全店、会津若松ピボット、会津若松駅エキナカ(リビット)でサービスが開始される[22][21]。
- 11月16日:プレイアトレでサービスが開始される[23]。
- 12月1日:仙台原ノ町ピボット、長町駅エキナカ(リビット)でサービスが開始される[21]。
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 2月1日:古川ピボット、古川駅・くりこま高原駅エキナカ(リビット)でサービスが開始される[21]。
- 3月1日:Ekito.Tagajo、多賀城駅エキナカ(リビット)でサービスが開始される[21]。
- 10月1日:Suicaの鉄道利用でポイントの付与が開始される[24]。また、キャッシュレス・消費者還元事業による還元とは別に、駅ナカ店舗におけるSuica決済で2%、駅ビル店舗におけるJRE CARDの決済で5.5%還元される『キャッシュレスでJRE POINT還元キャンペーン』を開始。
- 11月12日:セレオ全店でサービスが開始される[25]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2024年(令和6年)
脚注
注釈
- ^ 同一運賃であれば利用区間は問わない。
- ^ 月の途中で運賃改定が行われる場合(実例として2023年3月18日と2026年3月14日の運賃改定が挙げられる)はその月に限り条件達成となる乗車回数及び還元率が変更される。
- ^ 八丁畷駅・綾瀬駅・羽沢横浜国大駅など他社管理の駅や、新宿駅・品川駅・高田馬場駅などに設置されている他社管理の乗換改札口。適用外の改札口について詳細はJRE POINTのホームページに記載がある。
- ^ みどりの窓口で受け取った場合はポイント付与対象外。また乗車券と指定席券を同時に予約した場合はトクだ値の場合と新幹線eチケットの場合は購入金額の全額に対してポイントが付与されるが、それ以外の場合は指定席券の購入金額に対してのみにポイントが付与される。
- ^ グループ外施設、JR東日本以外の鉄道会社等での利用により一般クレジットカードとしてVIEWカードを利用して獲得できるポイントやJRE BANK利用で獲得できるポイントは「その他」カテゴリとして集計される。
出典
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記号の凡例 ◇:カード発行事業者 ◆:カード発売事業者 *:地域連携ICカードは一部支店のみ発売 **「iGUCA」はカード発行事業者、「ハチカ」はカード発売事業者 ***:Suicaグリーン券使用不可▲:一部事業者は交通系ICカード全国相互利用サービス未対応 △:電子マネー除く ※:仙台エリア限定の相互利用 ▽:決済済証明のみ、SFではない。>:重複した場合の優先順位 |